蜂蜜クッキー
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レストランを出た後市場調査を兼ねてショッピング再開した、サイレイクでも思ったけど甘味処少ないからお菓子販売の屋台なら稼げるのではと考えた
利益を出すためにシンプルな蜂蜜クッキーにしようと思う、アインさんのところに行きオーブンがあるのを確認、シロがオーブンの魔道具があると言うので貸してもらった、、、人手が欲しいからサイレイクに転移してミラに声をかけたところでいい時間になりログアウトしてアーシェさん、ミラに今日集まってもらった
『リューイ、来たよ』
『よろしくお願いします』
屋台に魔道オーブンを取りつけて、説明に入る
「蜂蜜クッキーを作るよ、使うのは蜂蜜30グラム、薄力粉50グラム、サラダ油15グラム、これが1セットの量でだいたい20枚だからね」
蜂蜜2キロ6,000デル、薄力粉1キロ300デルを3つ、サラダ油16キロの缶がアーシェさんの店にあったからタダ、、、1200枚分の材料を7,000デルで用意したから1枚200デルで売ればミラのバイト代出しつつ治療費も稼げる計算
「汚れるからね、ビニール袋に薄力粉とサラダ油をいれて混ぜてから蜂蜜入れてね」
袋に入れて少し揉んでから蜂蜜入れてさらに揉む
「ある程度やったらめん棒で伸ばすよ、、、厚さはだいたい5ミリくらいね」
袋の上からめん棒で伸ばしてから20枚分にわける
「クッキーだから魔道オーブンの予熱は180度、12分焼くよ」
アーシェさんもミラも手際いいね
あたりにクッキーが焼けるいいにおいがしてきた、人もにおいに釣られて集まってきた
『もう少しで焼き上がるので順番に並んで下さい、蜂蜜クッキー1枚銅貨2枚です、6枚で銀貨1枚のセットもあります』
アーシェさんが客の整理にまわり、俺とミラで作りつつ出来たのを客に渡していく
みんな甘味に餓えてたのか列が途切れないまま全部売りきることが出来た、途中でミラに材料を買いに走ってもらい交代で休憩や売り子など上手くまわして夕方の屋台終了の時間まで売りまくった
12時間売り続けて3600枚の蜂蜜クッキーがで70万デルの売り上げに変わり治療費を抜いた50万デルの3割が報酬として支払われることになってるので15万デルの稼ぎ、ミラにバイト代の3割とシロのオーブンレンタル代を1台銀貨1枚を渡しても金貨1枚の収入になったよ
アーシェさんと別れてミラと共にプリムラへときた、オーブン返しに来たんだけど、ちょっと作りたい物があったから台所を借りる
インベントリにあった蜂のドロップアイテムの蜂蜜をクッキーにしよう、昼間のように利益出すためじゃないからバター、牛乳、卵も使う
「お待たせ」
焼き上がったクッキーをシロ達のところに持っていく
『お疲れ様、リューイも紅茶でいい?』
首肯く、お茶会になってたんだ
「ミラもありがとう、おまけでクッキー焼いたからどうぞ」
『疲れたけど楽しかったよ、バイト代も良かったし、、、!!』
クッキーを置くとさっそく手を伸ばしてきた、一口食べるとミラが固まる
『どうしたの?』
『昼間のと全然違うよ』
「これは利益ねらいじゃないから、他にもいろいろ使ってるよ」
ドロップアイテムの蜂蜜でもバフつくのね
『サクっとしてて、コクがあって、、、こんなにおいしいんじゃとまらないよ』
よほど気にいったのかミラがすごいペースで手を伸ばす、俺とシロは普通に食べてる、、、バフはつかないけど現実でも食べれる味だし
この世界の人達は甘味に弱いことがわかった




