リルーム
22日目-ログインしました
シロからもらった装備の確認だけしてすぐログアウトした現実の方で用事があったのと、護衛依頼無くなったから急ぐ必用も無くなったしね
現実の方の用事を済ませて時間作った時は、学園に備えて寝るぐらい遅かった、、、学園で第2エリアに行けるようになったと話したら、今度一緒にすることになった
ログインしてたまたま見つけたミラにサイレイクを離れる挨拶してネモフィラにいき、ネルさんにも挨拶しつつ店で買い物して準備完了だよ
『おまたせ、それほど遠くないからね』
シロが馬車を持って来た、御者台に乗り込むと荷台に乗るように合図する
「お邪魔するよ」
荷台には腕輪やら樽などいっぱい荷物が積まれてる、、、一応座るスペースはある、俺が乗り込むのを確認するとシロは馬車を進めた
「予想より揺れないな」
『衝撃は土魔術で吸収してるから、震動来ないわよ』
御者台にいたシロが来た、アレ?こっち来て良いのかな
『最初に魔力流すと移動、二回目で帰還するレンタル馬車なのよ、、、魔力流した後は目的地に自動でつくから、することないのよね』
表情に出てたのか疑問に答えてくれた、魔力流すとオート操縦になるようだ、一回行ってポータル有効化すれば使わないだろうけど、レンタル馬車なんて商売もあるんだね
『これから行くリルームは第2エリアの商業国家エリシクールの都市ね』
「商業国家?」
『ドローサニアは広範囲の土地が手付かずなのね、手付かずの土地にプレイヤーが作った国なの』
プレイヤーが国を作れるって聞いたことあったな
『だいぶ前の運営のイベントのランキング報酬が国だったのよ、、、建国イベントって何回か開催されてて、リルームもイベントの報酬よ』
各適性の第1エリアから制限無くなって出てきたプレイヤーがたくさんいるらく、活気があるそうだ
外を見てみたらかなりのスピードで走ってるようで景色が流れていく、、、突然嘶きが聞こえ馬車が止まった、ついたのかな
「着いた?」
シロの方を見ながら聞くけど、表情見るに違うみたい
『何かあったみたいね、見てくるわ』
「一緒に行こうか?」
『盗賊かもしれないから、積荷をお願い』
シロが御者台へと向かう、気配察知を使うと馬車の少し前に反応があった、他にはない
「フー、お願い」
『キュウ』
一緒に警戒してもらおうとフーを呼び出した
『ただいま』
「どうだった?」
『行きだおれ見たいね、側まで移動するから運んでくれる?』
「良いよ」
反応があった位置まで馬車が移動する、馬車から降りるとローブ姿の人が倒れていた
ステータス的にはシロでも運べたんじゃないかな、攻撃力とは別なんだろうか、、、そんなことを考えながら抱えた人はとても軽かった
その間に荷台を整理したのスペースが出来ていたので寝かせる
『ありがとう、リューイもこっちね』
御者台に乗りこむと、リルームに向けて移動再開した、その後は問題なくリルームに着いた