アクアルファ遺跡
簡易転移陣を有効にしたあたりでスキルの入れ替えをした、もう暗くなるから暗視をあげるチャンスだね
作り置きがインベントリにあるから料理、やっかいな敵はいないから竜魂を外し、覚えたばかりの合成術、暗視を装備している
『じゃあ、行ってくるわね』
「気を付けて」
遺跡に入るシロを見送った、合図があるまで自由時間だ、周辺の探索でもしてよう
迷子にならないよう、携光玉を目印かわりに設置、拳くらいの大きさの灯りが出現する
遺跡から沸きだしてる水の底にある石を拾って見ると水石だった、水石は浄化作用があるので数揃えようと何個か石を拾う、1/4くらいで水石が手に入る
そのまま川に沿って進むと大きめな湖につながった、湖全体を覆うような薄い膜が見える、これって結界だっけ?フィーネに渡された札で作った結界に似てる気がする
膜に触れようと手を伸ばすと触れずに通過した、膜を通り抜けて中から外を見ると、ところどころ渦を巻くような魔力の流れが見えたからこれは水流結界らしい
とりあえず湖を一周しよう、水に落ちないように歩きだすと、すぐに桟橋があった、桟橋はあるが舟などはないね
湖を一周したけど桟橋以外は何もなかった、遺跡の方に戻ろうとしたところで気配察知に反応があった
反応したのは桟橋の方で、見るといつの間にか舟が泊まってる、誰か降りてこっちに来るようだ、向こうもこっちに気づいているようで真っ直ぐ向かってくる
『リューイさん?』
ん?この声って
「もしかして、フィーネ」
近づいてきたのはフィーネだった、今日も巫女姿だ
『二日振りですね、、、結界内に誰か入ってきたので確認にきたのですがリューイさんでしたか』
思わぬところで再会したな、フィーネはなんで夜の湖にいたんだ?
「遺跡から流れる水に沿って歩いてたらここに着いたんだけど、結界張ってるってことはここは重要な場所なの?」
『アクアルファ遺跡から来たんですか、、、湖の底に水竜神殿があるんですよ』
遺跡の名前はアクアルファね、ここにはリーゼロッテさんがいるのか
「さっきまで舟なかったよね、舟で湖に潜るってこと?」
『水術で水中でも呼吸できるようにしてから潜るんですよ』
「そんな魔術あるんだ、ここにきたの偶然だから、確認させてごめんねすぐ帰るよ」
『いいんですよ、私は神殿に戻りますので、気をつけてお帰りください』
フィーネと別れ遺跡に戻ってきたけどシロからの連絡はまだなし、次は反対の方を探索してみよう
遺跡の外周に沿って反対側に抜けると反対側も森だ、杖の先にもう1つの携光玉を浮かべて転ばないように慎重に進む、気配察知にも反応はないね
正面の木の根元を眺めてたらキノコが見えた、なんかさっきより見やすい気がする、スキル確認したら暗視がすごい勢いであがってた、歩いてるだけで熟練度あがる夜の森っておいしいな
キノコは魔力があるような感じがするので取ってみる、ミワクダケってなってるからマジックマッシュルームのようだ
あまり遺跡から離れないところで引き返し、確認してない方の外周を移動してたら裏口のような正面とは違う入口を見つけた
出て来れないと困るから、遺跡に入らないように入口をスルーして正面まで戻ってきた
『リューイ、今どこにいる?』
シロからのメッセージが届いた
「遺跡に戻ってきたとこ」
『入ってすぐのところに噴水あるから、噴水の中央の台座に向かって魔力注いでもらえる』
「わかった」
噴水までいき魔力を使う、水が止まり台座が上に移動すると隠し口があった、そこからシロが出てきた、出て来るとようは済んだって感じですぐに元に戻り、また水が流れ出した
『ありがとうね、ちゃんと水鋼もとれたから、いい装備作れるわよ、全部位にはたりないんだけどね』
「お疲れ様、後足りない材料は何かな?」
『耐性つけるだけね、ローブにつけるならパラトードとかアクフログとか蛙、腕輪につけるならトパーズかアメジスト』
「何がいいのかわかんないから、お任せするよ」
『わかったわ、じゃあ帰りましょうか?』
「そうだね」
無事に夜の森での冒険も済み、依頼完了した
名前:リューイ
体力:5+3(6)
攻撃:2+1
防御:2+3(1)
魔力:10+3(62)
ギルドランク:C
所持金:小金貨21枚、銀貨9枚、小銀貨2枚、銅貨6枚
装備:初心者の杖、翡翠晶の首飾り、初心者のローブ、初心者のグローブ、初心者の指輪、三点ボーナス:魔力アップ小
スキル装備10/10:杖術14/20、水術3/120、聖術7/20、幸運82/999、魔道164/999、魔力操作52/99、観察眼45/100、気配察知32/100、合成術2/20、暗視30/100
スキル欄:料理8/50、竜魂10/100
称号:水竜の加護、聖龍の加護、幼竜の守護者




