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Dragon dive online  作者: 桜桜桜
暴走編
33/143

決着

いきなり現れたシロとオカメさんは全員に集まるように指示を出した、アルゴスさん、ヴェザールさん、ミラ、フィーネ、スフィアさん、シロ、俺


『あまり時間がありませんので、手短に説明いたします、、、』オカメさんの話だと靄のモンスターはファーブニル、今は足にある呪われた腕輪によって邪竜となっている、腕輪をなんとかすれば元に戻る、腕輪から出る靄は邪気なので物理攻撃は効かない、魔術は少しきく、光、聖属性の魔術だと効果大


ここまではさっき観察してたからなんとかわかるけど、呪いの力でブレスはデータ喰われて本当に死んじゃうという、デスゲームでしたはないよね、デスゲームと聞いてもあまり驚かないのは感覚麻痺してるんだろう


『……というわけでして、私とシロさんでなんとかしますのでみなさんは撤退して下さい』


『シロ私もやるよ?前衛必要』

スフィアさんは止めても無駄って目をしている


『スフィア、ファーブニルの本体にダメージ与え過ぎると変身されて強くなるから気をつけて』

さっき羽が生えたのはダメージ入れすぎなのか


「俺もやるよ」


『いいの?』

しっかりとうなずく、チラリと結界の方を見ると光の壁にひびが入っている、そろそろファーブニルが結界から出てきそうだな


『サイレイクに送りますね、ではあなた方は巻き込まれないよう撤退して下さい』

オカメさんが転移陣のような輪っかを作った


『………』

頼んだって目をしているアルゴスさん


『先に戻ってるけど、早く帰ってこいよ』

ヴェザールさん


『死なないでね』

ミラ


『私のなんですから、ちゃんと返してくださいね』

わかってるよフィーネ


みんながサイレイクへと転移で戻っていって輪っかが消えた


『来るわよ』

シロの台詞と結界が壊れるのが同時だった


『ブレスはなるべく封じこみますが、ブレスだけは避けてくださいね』


『飛ばれると、面倒……“ブーストスラスト”』

スフィアさんが剣を構える、おでこあたりに持っていき剣先を少し下げると溜めをつくり、アーツの赤いエフェクトを引きながらすごい速さで突進して腕輪がある足に突きを決めるが腕輪には当たらなかった


スフィアさんに攻撃しようとしたファーブニルにシロが銃で牽制してる、邪気を弾いてるから光の属性だろう


ファーブニルはスフィアさんとシロを相手にしていてこちらを見てない、チャンスだね


槍にするのは大変みたいなのでファーブニルの上方を出現場所にして聖術を使う、聖球が出現して形を維持したまま落下させた


背中に直撃して邪気が弾ける、見えた背中に乗りスフィアさんが羽を切り裂いた、これで飛べないね


『リューイ!!』

『させません』


飛べなくなったと安心して油断した、羽を切り裂かれてバランスを崩しながらもブレスの準備に入っていたようだ、転がりながらこちらを目標にしていたようで口が開いていた、間に合わない


放たれたブレスはオカメさんが作った転移陣にのまれて消えた、どこかに転移させたようだ


「ごめん、助けてくれてありがとう」

『次も上手く行くとは限らないので油断なさいませぬように』


ファーブニルの方を見ると、スフィアさんとシロの二人がかりでも決めてにかけるようで拮抗している


「あの転移ってどこでもつなげられるの」

『?大きくなければ大丈夫ですよ』

ワープ撃ちとか出来そうだな、オカメさんに考えを伝えた



『“イリュージョン”』

シロとスフィアさんが分身する、本物の見分けがつかないな


“小隕石”分身に攻撃しようとしてたファーブニルの上空に穴ができた、穴から大きめな石が出てきて顔にあたってバランスを崩す


『今ね』

シロがファーブニルの後ろ側に土の壁を作る、俺も合わせよう


まずは聖球を作る、覆うように水球を作りオカメさんに合図した、オカメさんの作った転移陣に球を放り込む


放り込んだ球がファーブニルの足元に転移した、ファーブニルが球を踏むと光の柱が勢いよく発生、遅れて水が降ってきた


壁の向こう側を見るとファーブニルが横たわっている、腕輪は足から外れてるね

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