オープニング
『はるか昔のこと、この世にはまだ神様がいたの、神様はまずお盆みたいな大地を創ったの』
『そして海を作り、大地の端から流れ落ちる海水を循環させるようにドラブラスという生物を創ったの』
『森を、山を、光を、動物を、ありとあらゆる物を創り、祝福を与え豊かにしていったの』
『最初に造られてから、ひたすら海水の循環をしていたドラブラスは長い刻の中で、地上は豊かになっていくのに嫉妬してしまったの』
『地中はいつ祝福が与えられるのか?ドラブラスは神様に聞きに行ったの』
『でも、その頃の神様は創るのに力を使いはたして、見守りながら力をためる休養状態だったの』
『怒ったドラブラスは神様を殺してしまったの、そして神様の創った物を壊しはじめたの』
『まだ若い神様達がドラブラスを止めようとしたんだけど、最初に造られたからかドラブラスの力は強大だったの』
『戦神様達が次々とドラブラスにやられていくなか、神様達はドラブラスに対抗するための手段を見つけたの』
『獣や人と協力することにしたの、身体を借りることによって奇跡の技は使えなくなるけどドラブラスと戦えるようになったの』
『激しい戦いの末になんとかドラブラスを倒すことに成功したの、海水とともに端から流れ落ちる祝福をなんとかしようと神様達は平べったい大地を丸くしようとしたの』
『なんとか大地を丸くは出来たんだけど神様達は力尽きてしまったの』
『獣の体に入ったままだった龍の神様は大地を丸くすることには参加できなかったから命は落とさなかったの』
『でも大地が元に戻らないように、中心を護っていると言われてるの』
『龍の神様の名をとって、この世界はドローサニアと呼ばれてるの』