気配察知
無事に観察眼を覚えることが出来たけど、だいぶ時間かかったのでいったんログアウトして昼飯にした、洗濯や掃除も終わらせログインする
夜になりログアウトしてログインすると朝ってパターンが、出来つつあるな、夜なら暗視スキルとか覚えられるんじゃないかな、今度試して見よう
『ごめん、待たせちゃった?』
「今来たとこだよ」
ありがたいことに、今日もシロがつきあってくれるらしい
『言い忘れてたんだけど、かってに人に観察眼使っちゃダメだからね』
凝視するから使ってるのはわかるし、こっそり使っても対応スキルを持ってるとわかるからと忠告を受けた
「観察眼の対応スキルって気配察知かな?」
『そうだよ、覚える?』
こっそり観察されるのは嫌だから覚えとこう、観察眼の条件は顔が見えることだから、顔を隠せばいいんだけど
『本来なら森や山で動物の気配を探して覚えるんだけど、私がリューイに観察眼使って感覚掴むのでいい?』
「それでいいよ、お願い」
シロになら問題ない
『じゃあ、やるね』
シロの目が一瞬怪しく光った気がした
「!!……今使った?」
確かに使った瞬間を見てればわかる
『今の感覚を覚えといてね、今度は少し離れたとこから使うから目を瞑って』
目を瞑って待っていると、不快というか息苦しいというか何かされてるのを感じる、試しに目を開けると感じない、意識してないとわからないほど小さい感じ
『ちょっと休憩しよっか』
なかなか覚えられないのは本来の覚えかたじゃないからかなと思ったんだけど、シロの観察眼は熟練度がそうとう高いので覚え辛いのではとのことだった
熟練度があがると覚える鑑定眼の方が気配察知を覚えられる可能性が高いかもとのことなんだけど、観察眼よりも細かくみることができるスキルのようだ
休憩中に討伐隊の状況を聞いたら一気になだれこないくらには打撃を与えているんだけど、戦力不足なのでローテーションに穴があきそうで危ういみたい
【クラーケン】が頑張ってくれてるんだけど回復の使い手がいないので回復薬が切れたらおしまい、他の街からの援軍はまだ着かないらしい
気配察知スキル習得のためにシロに鑑定眼を使ってもらうことにした、目を瞑っているとさっきよりもはっきりと感じることが出来た、今は右の方から使われてるな
『凄いね、なるほど……これは!?』
?力の方向をさぐっているとシロの声が聞こえた、何か発見したようだ
気になるなと思ったら待望の音が聞こえた、目を開けると気配察知習得のウィンドウが出てた