森を抜ける風
テレビの画面は淡い光を呼吸のように繰り返し、部屋の空気へ静かに染み込んでいった。リビングの薄い影の中で、外の夕方の気配がわずかに揺れ、壁に映る光の反射がゆっくり広がったり縮んだりしている。静けさが積もっていくように感じられ、六畳の空間は、いつもの場所なのにどこか別の世界へ近づいていく雰囲気を帯びていた。
画面の中心には深い青白さが宿り、奥へ吸い込まれていくようなゆらぎがあった。その色に近づくだけで、部屋の温度がわずかに沈む気配があり、胸の奥がひとつゆったりと動いた。目を凝らすと、画面の奥には水底にも似た静けさが漂い、世界が重なっているようだった。
ナオキは呼吸を整え、指先をそっと画面へ伸ばした。指が光へ触れた瞬間、薄い水面のような波紋が広がり、部屋の空気が細く震えた。波紋は静かに広がり、光の揺らぎはすこしだけ強くなった。
「……行こうか」
声は落ち着いていて、押し出す強さはない。側に立ち、同じ景色を見ている人の声だった。
「ナオキと一緒なら……だいじょうぶ」
リヴの声は少し緊張を含みながらも、息の奥には確かな落ち着きがあった。
ふたりはほとんど同時に光の中へ足を踏み入れた。画面の輪郭が後ろに遠ざかり、世界がひっくり返るような感覚が一瞬だけ走る。息が浅くなり、胸の奥がふわりと浮いた。光が閉じる直前、部屋の温度が一瞬消え、次の瞬間には別の匂いが鼻先へ届いた。
湿った土の香り。焚き火の残り香。風に揺れる葉の気配。
リヴは胸の奥がほっと緩むように息を吸い込んだ。
ここはウロの拠点。馴染んだ森の匂いがふたりを迎えていた。
リヴは耳を澄ませ、小さな音の重なりを拾う。枝が擦れる音、遠くを走る動物の足音。森が息をしている気配。森に身を置いた時間が長いほど、同じ音でも伝わる意味が変わる。彼女の肩が自然と落ち着いていくのがわかった。
「今日は……静かだよ。魔物の気配、ぜんぶ遠い」
「森のこと、本当にわかってるんだね。毎日歩いたんだなって思うよ」
「うん……ひとりで歩くのは怖い日もあったけど、森の音を聞いてると、だんだん平気になったよ」
リヴの指先が草の上をそっとなぞる。その仕草には、この場所で積み重ねた日々が静かに宿っていた。
「じゃあ、森の奥まで歩こうか。今日は少し進めそうだよ」
ナオキはリュックの紐を整えた。とはいえ、ほとんどの荷物はリヴのアイテムボックスに収めてあるため、肩にかかる重さは少しだけだった。
「ナオキの荷物、ぜんぜん重くないね」
「おかげで歩きやすいよ。助かってる」
リヴは少し嬉しそうに胸元へ手を添えた。
二人は森の奥へ歩き出した。
踏み込むたび、森の匂いが濃くなり、土の湿り気が足元に伝わった。前にここを通った時は、ひとつの音だけで身体が強張り、見えない気配を追い続けていた。それが嘘のように、今日は風が穏やかで、木々が静かに揺れている。
途中でリヴが一度立ち止まり、目を細めた。
「このあたり……少しだけ気配が濃いよ。でも、危ないのじゃない」
「濃い?」
「大きい動物が通った跡かも。木の皮の匂いがいつもと違うの」
ナオキは周囲を見回した。木の幹にうっすらと削れた跡があり、草が押し倒された場所が続いている。
「熊みたいなやつ?」
「ううん。森鹿だと思う。体は大きいけど、おとなしいよ」
「じゃあ、ちょっと安心だね」
リヴは軽く息を吐き、歩き出した。
足元の草が朝露を残しており、踏むたびに静かに音を返した。
森の奥へ進むと、昨日リヴがつけた印がいくつも見つかった。木の皮をほんの少し削った跡、小枝を折った跡、石の位置をずらした跡。それぞれがリヴの足跡のように残っていた。
「ひとりで歩く時、迷わないように……たくさん印つけたの」
「丁寧だなあ。ちゃんと道になってるよ」
「ふふ……見てほしかったから」
リヴの声は照れを含んでいた。
昼が近づくころ、小さな川に出た。水面が光を揺らし、足元の石が透明に見えた。森の奥にしては珍しいほど空が抜け、光が十分に届いている。
「ここ、今日は安心できるよ。風がやさしい」
「じゃあ、今日はここで休もうか」
リヴは土に触れ、地面の湿り気を確かめる。次の瞬間、土がふわりと動き、石が自然に横へ滑った。草の根がほどけ、地面が平らになった。
「……やっぱりすごいよ。こんなふうに整えるなんて」
「ナオキが転ばないように、ちょっとだけ整えてるだけだよ」
リヴは照れながらも、指先は真剣だった。
彼女が土の流れに触れると、丸く低い壁が形を作り、小さな庇のような影が生まれた。森の中とは思えないほど安心できる小屋のようになった。
アイテムボックスからLEDランタンを取り出すと、白い光が土壁を照らし、森の夜を和らげた。
寝袋を敷き、折りたたみマットを置くと、そこだけ室内のような静かさが生まれた。
「そろそろ夕飯にしようか」
「うん。ナオキのごはん、森で食べるともっとおいしい」
「どうかな……あんまり料理は得意じゃないんだけど」
「そんなことないよ。わたし、ナオキの作る匂い、好きだよ」
ナオキは少し照れながらスープのフタを開けた。
温かな湯気が立ち上がり、草と土の匂いの中にやさしい香りを加えた。
二人は並んで腰を下ろし、ゆっくり味わった。
温かさが喉から胸に落ちていき、身体の強張りがほどけていった。
食べ終わるころ、夜鳥の声が短く響いた。
森はまた静けさへ戻った。
「こういう夜、好きだよ」
「俺もだよ。森の中なのに、なんだか落ち着く」
ランタンの光が二人の影を淡く揺らし、夜はゆっくり深まっていった。
翌朝、森は白い霧に包まれていた。霧は薄く、触れると消えそうなほど軽いのに、森全体をひっそりと包み込んでいた。木々の輪郭がやわらかくぼやけ、足元の草には夜の名残の露がたっぷり残っている。昼と夜の境がまだ完全にはほどけておらず、森が眠りながら目を開けていくような時間帯だった。
リヴは小さく伸びをし、吸い込んだ息に霧の冷たさを感じて目を細めた。
「……静か。今日も大丈夫だよ」
「霧の朝、いいね。歩くと気持ちいい」
「うん。足音が吸い込まれるみたいで、森がやわらかい」
二人は支度を整え、ゆっくり歩き出した。
霧が光を抱え込んだまま漂い、草を踏むたび、細かな水の粒がふわりと跳ねた。
この五日間、旅は驚くほど順調だった。
とはいえ、森は静かだといっても生き物たちが眠っているわけではない。朝のうちは小さな魔物たちが活動しやすく、時折視界の端を素早く駆け抜けていく影があった。
霧の中で、小さな音がひとつ跳ねた。
「ん?」
ナオキが立ち止まるより早く、リヴは軽く手を伸ばした。
草むらの方へ意識を向けると、小さな気配が細く震えている。
「ナオキ、これ……たぶん大丈夫なやつだよ」
「大丈夫なやつ?」
「うん、森鼠。ぴょこぴょこしてるけど、人を襲わないの」
草の隙間から、丸い耳と黒い目が覗いたかと思うと、柔らかい毛並みの小さな生き物が跳ねた。体は手のひらに収まるくらい。しっぽがふわふわと揺れ、霧の中に小さな影が溶け込んだ。
「わ……かわいい」
リヴの目がぱっと明るくなり、小さく膝を折ってしゃがんだ。
「こんにちは……」
優しい声で呼びかけると、森鼠が鼻をひくつかせ、もう一度跳ねてから、安心したようにぴたりと動きを止めた。
「懐いた?」
「ううん、森の子は警戒心つよいよ。……でも今日は、こわくない日なんだって」
リヴの言い方には、森の空気に触れて理解したという落ち着きがあった。
森鼠は二人をひと目見たあと、また草むらの奥へ跳ねて消えた。小さな音だけを残し、霧に吸い込まれるように姿を消す。
「こういうの、前は気づかなかったな」
「わたしも最初はぜんぜん気づけなかったよ。でもね……森って、だんだん声が聞こえるようになるの」
「声……みたいなもの?」
「うん。足音とか、風の向きとか、小さな匂いとか……それが全部つながってるの」
リヴは胸にそっと手を当てた。
「ナオキと森を一緒に歩く日は、その声がもっとやさしくなる気がするんだ」
ナオキは返す言葉を迷った。
けれど無理に言葉にしようとせず、小さく笑って軽く頷いた。
「……ありがと。そう言ってくれてうれしいよ」
霧が薄れていくと、木々の隙間から太陽の光が差し込み、森の色がゆっくり戻ってきた。
昼前、少し広い場所に出た。木がまばらで光が落ちやすく、草の背が低い。野営には申し分ないが、今日はまだ先へ進む予定だった。
その時、小さな鳴き声が聞こえた。
「キュ……」
「ん? また動物?」
「ちがう……これ、小さい魔物の声」
リヴは慎重に近づき、草をそっとかき分けた。
そこには、薄い羽根を持つ小さな魔物がうずくまっていた。光の反射で羽が淡い色を帯び、まだ幼いのか体が震えている。
「これ……森蛍の子どもだね。弱ってる」
「珍しいの?」
「うん。森蛍って、夜しか動かないし、人の前には滅多に出ないよ」
リヴは手を伸ばしかけて、ぴたりと動きを止めた。
「触ると、びっくりするかも。魔力の気配に敏感なの」
「どうしようか」
「森の魔力が薄いところに置くと……たぶん落ち着くよ」
リヴは周囲に意識を巡らせ、風が通りやすい場所を見つけた。そこへ静かに移し、近くの葉を重ねて小さな影を作ってやる。
「……うん、大丈夫。今日は風がやさしいから」
森蛍の子はわずかに羽根を震わせ、息を整えるように動いた。
ナオキはその光景を見て、胸の奥にしんと温かいものを感じた。
「リヴは……優しいね」
「え? そ、そうかな……」
「うん。すごく優しいよ」
リヴは照れたように指先をくるりと丸め、視線を落とした。
「……ナオキがいると、そうなっちゃうのかも」
その呟きはほとんど聞き取れないほど小さかった。
昼を過ぎ、陽が高くなると森の温度が上がり、虫の声が交じった。遠くで木が揺れる音がしたが、リヴの耳はすぐにその正体を拾った。
「ナオキ、ちょっと止まって」
「何かいる?」
「ううん。木登り獣。人の食べ物、好きなんだって」
その言葉にナオキはリュックを抱えた。
「食べられるのは困るなあ……」
「大丈夫。気づかれないうちに通ろう」
リヴは風の流れを読み、静かにルートを変えた。
少し遠回りになったが、木登り獣に遭遇することなく進むことができた。
「前より……すごく頼もしいね」
「え……?」
「森の中で、リヴに守られてる気がするよ」
リヴは耳の先まで赤くなり、そっぽを向いた。
「そんな……わたし、ナオキほど強くないのに」
「強いよ。俺には見えるよ」
言われた瞬間、リヴの肩がわずかに揺れ、胸元へ視線を落とす。
「……ナオキの言葉、ずるいよ」
「えっ、そんなつもりじゃ……」
「ううん、いい意味で、ずるい」
リヴは照れながら微笑んだ。
その笑みには、森の光よりもやわらかい色があった。
やがて、小川沿いの平地が近づいてきた。昨日野営した場所と似ていたが、今日はさらに風が心地よく、どこか開けた雰囲気があった。
「ここ……とても好き。風の形がきれい」
「風の形?」
「うん。森の外へ抜ける時、風が静かに流れてくの。道みたいになってるよ」
「じゃあ……この先も進みやすいってことだね」
「うん。今日はずっと、いい日だよ」
二人は川沿いを歩きながら、木漏れ日の中で少し長めの休憩を取った。
リヴは川の水を手ですくい、小さな光をつくる。
水滴が光に反射し、草の上で輝いた。
「きれい……」
「リヴがやると全部きれいに見えるよ」
「な、なにそれ……もう……」
リヴは顔を赤くしながらも、どこか嬉しそうだった。
静かな午後の森。
風が通り、葉が揺れ、小さな虫の音が響く。
ナオキの胸の奥には、この旅が続いてほしいと思う気持ちが静かに広がっていった。
午後になると、森の光は黄色を帯び、木々の影が長く伸び始めた。川沿いの風は相変わらず穏やかで、枝の揺れ方ひとつとっても落ち着いた気配があった。足元の草は陽に乾き、踏むと少しだけ温かさが残る。ふたりは歩くリズムが自然とそろい、森の静けさをそのまま胸に受け止めるように進んだ。
「今日は……森がやわらかいね」
リヴがふと口にした言葉には、感覚の確かさがあった。森の空気を聞き取るように目を閉じ、ゆっくり息を吸い込む。
「危ない気配が本当に少ない。魔物も獣も、ぜんぶ遠いまま」
「リヴがそう言ってくれると安心するよ」
「わたしも安心してるよ。ナオキといっしょだと、森の音が怖くなくなるから」
リヴは微笑んだ。
その笑みに触れると、森の音よりも静かな温かさが胸へ落ちてきた。
森を歩きながら、ふたりは小さな出来事をいくつも重ねた。
苔で滑りやすい場所をリヴが先に確認したり、ナオキが落ちた木の実を拾ってリヴに手渡したり、木の陰に隠れていた野ウサギが驚いて跳ねたり。どれも旅の大きな事件ではないが、胸の奥でじわりと積み重なっていく。
途中、ナオキが枝を避けようとして足元の根に軽くつまずいた。
「っと……」
軽くバランスを崩したナオキの腕を、リヴが反射的に掴んだ。
ぎゅっと握られた指先には驚いた気配が混ざっている。
「だ、大丈夫……?」
「うん。ちょっと危なかったけど、平気だよ」
「もう……気をつけて。森、前より安全だけど……危なくないわけじゃないから」
胸の奥に心配を抱えた声だった。ナオキはゆっくり手を握り返す。
「ありがと。リヴがすぐ掴んでくれたから助かったよ」
リヴは目を逸らし、耳の先が赤くなった。
「そ、そういうの……急に言わないで……」
「え? だめ?」
「だめじゃないけど……心臓が変な感じになるから……」
その言い方があまりにも可愛く、ナオキは少しだけ笑ってしまった。
リヴは恥ずかしそうに唇を結んだが、その目はどこか嬉しさを隠しきれていなかった。
森の奥へ進むにつれ、木々の間の光がまた変わり始めた。
リヴがふと耳を動かし、立ち止まった。
「ナオキ、ちょっと静かにして」
息を潜めて耳を澄ますと、遠くで乾いた音がした。木が倒れるような大きな音ではなく、何かが木を叩いたような、軽い衝撃の音。
「……何かいる?」
「うん。でも、たぶん……あ、これ……」
リヴは少しだけ緊張を抜いた。
「木叩き鳥だよ。硬いくちばしで木を叩いて、虫を出すの。魔物じゃない」
その説明をしている間にも、乾いた音が続いていた。森のリズムに混ざり込みながら一定の間隔で響く。
「なんだ、安心した」
「うん。木叩き鳥は、森の中で平和な音だよ」
リヴは柔らかく胸へ手を当てた。
「森がざわざわしてる日は、こういう音がまったく聞こえないの。今日は……ずっと良い日」
その“良い日”という言葉には、森と歩く時間すべてを肯定するような温かさがあった。
夕方が近づくころ、森の木の密度が少し薄くなり、風がよく通る場所へ出た。空気が変わり、森の匂いの奥に草原の匂いが混ざっている。
「もうすぐ森を抜けるね」
「ほんとに? 早いな……」
「うん。昨日より風が道を教えてくれてるから」
リヴの言う“風の道”は、方向感覚を超えた感覚のようなものだった。森の魔力の流れと風が重なる位置があって、そこは獣や魔物の通り道と重なることが少ない。
「ねえ、ナオキ……」
「ん?」
「森を出る前に……少しだけ手、つないでていい?」
「もちろん」
リヴは静かに手を重ねた。
指先から伝わる温かさが、胸へやさしく広がった。
「森の中は……良い場所だけど、少しだけ怖い日もあったの。だから……いま、安心したい」
「怖い思い、ひとりでしてたんだね」
「うん。でも、いまは大丈夫。ナオキがいるから」
その言葉を聞くだけで、胸の奥がじんわりと緩んだ。
森を抜けた瞬間、足元の土の感触が変わった。
小さな石が混じる硬い地面。風が森から草原へ流れ出すように吹き抜けた。
そして、その風に混ざって、ガラガラと規則正しい音が聞こえてきた。
「音……近いね」
「うん。馬車の車輪の音だよ」
やがて、褐色の馬が見えた。荷車を引き、その上には丸顔の商人がいた。荷台の端には、膝を抱えて座る小さな子どもがいる。
「おや、旅人さんかい? 街に向かうなら乗っていきな!」
明るい声だった。曇りや警戒が混ざっていない、素朴で人懐っこい響き。
リヴは胸に手を添え、そっと風を読むように目を閉じた。
「ナオキ……この人、やさしいよ。危ない影、ひとつもない」
「じゃあ、乗せてもらおうか」
「はっはっは! なんだか知らんが、信用してもらえたみたいだな!」
商人は豪快に笑いながら馬車を止めた。
荷台に上がると、木の香りがふっと鼻をかすめ、馬の足音が安定したリズムを刻み始めた。森を歩き続けた身体には、この揺れが心地よく馴染む。
「見ない服装だね。どこから来たんだい?」
「交易で……少し。ヴァルター商会の縁で」
その名を聞いた瞬間、商人の顔がぱっと明るくなった。
「おお、若旦那を知ってるのか! そりゃあ信用できる!」
子どもはナオキたちを興味深そうにじっと見ていた。
警戒ではなく、好奇心が多めの視線だった。
「これ、よかったら」
ナオキは飴をふたつ渡した。
子どもは目を大きく開き、商人も息を呑んだ。
「こ、この甘さ……こんな贅沢な飴、久しぶりだ!」
荷台の空気がぱっと明るくなり、リヴはくすっと笑った。
「ナオキ……いい旅だね」
「うん。気持ちがずっと楽だよ」
風の中に花の香りが混ざり、森とは違う街道の匂いが静かに広がった。
そして、視界の向こうに白く高い石壁が浮かび上がった。
「ヴェルンの街……見えてきたよ」
街を囲む大きな壁は陽の光を返しながら、ゆっくりと近づいてきた。
「無事に着いたね」
リヴの声は、帰ってくる場所を見つけたように落ち着いていた。




