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《4》

目の前に人?女?


・・・怠惰っっ!!!

俺が一番嫌いなタイプの人間!


待て待て

人間なのか?


汚れているじゃないか!


髪はボサボサで手入れをした形跡も無い


あまりに丸い顔

あるはずの首は1本のシワでしかない


小さい鼻と口


ただ

眼だけは大きく澄んでいた


髪から左右に尖った何かが出ている


・・・なんだ?ん?

・・・まさかっ!

それはっ!耳かぁぁぁぁっ!


何か言葉らしき音を口から発しているが

全く理解出来ない


慌てて見える限りを尽くして周囲を見回した


木造と思われる室内

小さな不思議な光が室内を照らしている


この風景が当てはまる記憶は

山小屋?


どうやら今は夜

雨の音がしている

ってか雨漏りしてんじゃん!


自身の把握を試みた


何かに包まれていて

自身の体温で保温している状況


しかし露出している顔に外気の冷たさを感じる


包まれている布か毛皮から臭うのはなんだ?


思ったように身体が動かせないなりに

モゾモゾと自分の手を目の前に出して

それを見た


衝撃的に頭をヨギる記憶の断片


これは・・・

これが・・・


まさか・・・これが・・・


"転生"なのかぁぁぁぁっ!

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