《十二》
オテンバのイタズラ大好きな
見た目可愛いクソガキがワタシだぁ!
だってパパが超甘々なんだもん
だけどパパってバカヂカラと爆炎スキル以外に取り柄が無いです
お人好しってスキルなの?
だから周りがお山を支えてるんです
逆に考えれば
だから山賊なのにこのお山を包むホンワカな空気
みんなお山にいる時は笑って幸せそぉなんです
そんなホンワカをぶち壊すワタシのイタズラ
百戦錬磨のスキル持ちの山賊が
みんな簡単に引っ掛かるんだもん
3歳になって
ワタシに徹底的に教育が始まりました
スパルタかいっ!
教育ってゆぅより体術?
人を隠密裏に殺す技
身体に仕込んだ武器や毒物や
前の世界だと"くノ一"的な護身と殺人術
パパって見てないよぉで見てたのね
ワタシのイタズラ
そりゃサ
チカラの差ってのはあって最初のうちは失神させられることもあったけど・・・
もぉ負けない!
種明かしは例の数字
見たいと思った対象の人や動物や武器や防具とか
見える数字は対象の能力値だって事がわかったんです
オマケに強みや弱みとか
もちろんスキルとか
次にどぉ動くのかまで解っちゃう
ワタシがそんなスキルを持ってる事は誰も知りません
パパにも言ってません
だからワタシも基本的な体術を一生懸命訓練しました
周り?
みんな頭を傾げてたよぉ
瞬間移動か?とか予知能力か?とか
パパはワタシが練習試合とかに勝つと汚い舐めるよぉなキスをしてくれて褒めてくれるの
それっ!嫌いぢゃないよぉパパ♡
・・・・・・・・・・
そんなワタシのスキル・・・
大勢を相手には使えませんでした
山賊だもんね
お仕事してるトコロ
ワタシには一度も見せてくれなかったよね
よく遊んでくれたおじちゃん
お話し上手なお兄ちゃん
同い歳だけど同い歳ぢゃないお友達
一緒に暮らしたお姉ちゃん達
みんな優しくしてくれた・・・
誰1人として逃げ出さない
全員が10倍近い軍勢に立ち向かって行きました
たくさん矢を受けて左腕の無いパパを見たのが最後でした
「パパとママと里の記憶をお前に全部やる!
早く行けっ!」って
パパの数字
その時に今まで知らなかった1番下のゲージの意味がわかりました
パパのゲージが凄い勢いで減って行ったの
ワタシ
また独りになっちゃう・・・
泣きながら瞬間移動のお姉ちゃんに抱えられてその場から逃げました
ワタシの隠密とお姉ちゃんの瞬間移動で人族のクソオヤジ達の追っ手を躱して
1つ又1つって山を越えて行きました
・・・・・
・・・
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【第3章:絶世の美魔女】




