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Underworld Ruler  作者: 蒼華
第零章
6/6

とある事件と番外席次

ローズ救出の件から三年たった。

ローズは当たり前のようにポンポン拾ってくるから、今やローズ含め十二人の少女がいる。


十二人も治せば自然と治療方法が確立されるわけで、それに加えてメカニズムもだいたいわかってしまうわけで…

ぶっちゃけるとそのメカニズム通りにやったら僕もアレが発現した。

皆がめっちゃ慌てふためきまくったのを覚えている。


そんで、僕の痣は手の甲にできて、花は青薔薇(ブルーローズ)だった。

青い薔薇って存在しなかったはず・・・・不思議なこともあるもんだね。

あれかな?人工でやったから人工的に可能な花になったってことかな?

まあ、いいや


衣装を作るための素材を色々探した回った結果、素晴らしいもの見つけた・・というかつくった。

それは魔生糸。魔力によく馴染み、対魔法としての性能も完備。何よりも動きやすい。

着替え?召喚術式を創り上げているからいつでもどこでも誰でも着替えることが可能となる。

見た目が某アニメの変身シーンであることは突っ込まないでほしい。

そういえば、そういうキャラクターが好きな友達がいたな・・・・女友達だけど・・・その子が言うには「変身シーンがおざなりなアニメはクソアニメ」ってほざいてたな。その影響か、僕の変身もなかなか凝ったものになった


話はめちゃくちゃ変わるのだが、この前、ちょうどローズが十二人目を拾ってきたとき、衝撃的なことが起きた。

僕が生まれた家には年子・・・つまり同い年の妹がいるのだが、その妹が衝撃的なことを言い始めた。


「お兄ちゃん・・・いや、兄さん。僕のことを覚えてる?」


最初は何を言っているのかわからなかった。

妹は続けた。


「兄さんの前世の名前は○○〇〇。僕は兄さんの弟、○○○○だよ」


いや、本当にびっくりした。

確かに僕の前世には弟がいた。その弟が僕と同じ異世界転生しただなんて・・・

死んだ理由は急病らしい。南無三。


もっとびっくりしたのはその後の発言。


「それで、兄さん。僕も混ぜてくれない?その『魔女の宴(ヴァルプルギス)』に」


そういって、弟は首筋を見せてきた。そこには桜の痣があった。それにもびっくりした。

弟は昔から器用だった。僕がメカニズムを教えなくてもできてしまうのだろう。

そして、このメカニズムを知っているということは・・・・なるほど裏から僕の行動を見ていたということだ。

それはつまり、僕の活動を知っているし、みんなのことも知っている。僕の目標も・・・・

バレた理由は・・・前世での僕の活動だろう。前世でもあれほど言ってきたのだからあたりをつけたというところだろう。でもやるとは思わないじゃん?


「う~ん。でも幹部がいすぎるのも困るんだけど・・・」

「なら、僕を『使徒』番外席にするってのはどう?読み方はゴーストナンバーって感じで」

「あり!!」


そんなこんなで、元弟が『魔女の宴』の幹部になった。幹部といっても最高幹部しか知らない超重要機密扱いの幹部だ。なんかいい設定な気がする。

みんなに紹介したら、ローズに至っては「さすがあなたの血筋ね」なんて言ってた。どういう意味だろうか?


そうそう、ついでに弟には術式を教えた。結果、一日でマスターした。さすがというかなんというか。ローズですら一か月かかったというのに・・・見ていたローズの口がふさがらなかった顔は正直めちゃくちゃ面白かった。そんで、みんなよりも強くなってしまった。


妹は「使徒」番外席次:サクラとなった。

作者が結構に詰めまくったプロットをぶち破り、作者がぶち込んだ前世弟、もとい現妹。やろう、ぶっころす。

陰茎がなくなって(女っぽく・・・・女になって)主君に仕える幹部になるとか、ソレなんていう宦官?


作者の悪戯:現在(主人公13歳)の戦闘力ランキング

主人公>>>>>>妹>>>ナデシコ(武器あり)>>ローズ>>ナデシコ(武器なし)=ガーベラ=サルビア=モモ(特定状態)≧アヴェリア(暴走状態)>モモ(通常)>アヴェリア(通常)=コスモス=カエデ=チェリー=アヤメ=カトレア≧リリー(????)

結論:妹最強(主人公が十三歳)


は~はっはっはっはーーー!フィクサーーーー!!

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