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Underworld Ruler  作者: 蒼華
第零章
1/6

異世界転生

夢を見ていた。

僕の理想が叶う夢を。


僕は、この世を裏から支配する存在にあこがれていた。

フリーメイソン、イルミナティ、300人委員会。

そんな、この世を支配せんとする組織に入り、世界を支配している者になりたかった。

僕は全国各地で同志を集め、いつかその夢を果たさんとした。


だが、現実は甘くなかった。

僕の友達はなぜか捕まり、友達は僕のことをバカにした。

結局、僕は肩身が狭い思いをすることになった。


そんな失意の大海に僕は落ち、夜道をフラフラフラフラと歩いていた。

学校にもほとんど行っていない。あそこは政府の言いなりを創り上げる組織だ。税金という訳の分からないものを搾取されるところだ。

政治もそうだ。結局のところ、この国の選挙の九割票が与党に投票されるようにできている。

革新だとかは起こらない。個性を没し、ただただ、資産家のいいように政治が回る。国を守る力もないくせに、やれ、核反対だとか、武力保持反対だとか、この国の国民たちは愚民にもほどがある。

いざ戦争になったとき、誰がこの国を守るのだろうか? 超大国?超大国は自国の利益しか優先しない。技術保持と予算の中抜きしか能がない軍弱島国なんて、すぐに放棄するか、自国の領土に組み込もうとするのは必然だろうに。自衛隊はあくまで防御用の組織でしかなく攻撃のための組織ではない。

本当にこのく・・・・プップー!!!

キキキキキ!!!!!!

グシャ!!



享年17歳




ん?

なんか変だ。手が思うように動かない。


「生まれました。元気な男の子です」


ん?誰かがなにか言っている気がする。どこから?

眼もよく見えないし、耳もよく聞こえない。

それになんか変だ。オーラというかなんというか、これなんだ?よくわからない物が浮いている。

というかここどこだ?

とりあえず、手を見てみよう。

え?えええええええええええ!?

手がちっちゃい!!赤子みたい!!


「オンギャァ!!」








とりあえず状況を整理しよう。

僕はおそらく転生?した。

つまり、文字通り第二の人生というわけだ。

よし!!この人生で僕の夢をかなえるぞぉ!!

「あら、笑ったわ!!」

「よく笑う子になるかもな!!」

自分からは小規模程度にしか動かないけど、心意気は大きい。彼は、そんなタイプです。

ちなみに彼がああなったのはアニメが元凶、小学校の時にフリーメイソン系の本を読み、中学生の時に思想が凝り固まり、高校生で小規模活動の実行犯になって、友達は少年院、彼は警察のお世話になる。

とりあえず、ここからは勘違い系にしたい。

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