敵から友達に
「ここが俺の家」
そこにあったのはすごく大きなマンションでした
「これの何号室?」「全部だよ!」
「…あんたどんな悪いことしたの?」
「貰ったんだって!」
「貰ったって誰からこんな大きなマンション貰った
の?」
「友達の社長から要らないから貰った」
「あんた凄いわね」
「何もすごくないだろたまたまだ」
「さあ入って入って」
「罠とかじゃないわよね」
警戒心があるな罠なんてないんだけど
「そんな事あるわけないじゃないか」
エレベーターに乗り6階を押してドアを閉じる
「ここは組織バレてないの?」「当然バレてない」
ピンポン!
「さあここが俺が住んでる601号室」
ガチャ
「案外普通な感じね」「まぁね」
「とりあえずなんかお菓子でも食べるか」
お菓子ボックスを漁る
「ここにあったじゃじゃじゃーんー肉ウマくん」
「これ凄い美味しいから食べてくれ」「ホント?」
「ホントもホント先食べるぞ、あむ…うまい!」
警戒心をまずは解く必要があるだから、まずは先に
食べる事が大事これで毒はないと伝われ
「じゃあ私もあむ…確かにおいしいわね」
「まだまだあるぞなんせ箱買いしてるからなカロリ
ーも少ないから安心。これで腹ごしらえだ」
まずは腹ごしらえして渡す部屋は501号室が空いてるからそこにしようまずは警戒心解いたし仲良くな
るこれがコミュニケーション
「あむ、あむおいしい飽きない味ね」
「だろ?一回食べると美味すぎて3日間これだけ食
べるとこだったよ」
「なんか変なもの入ってる?やっぱり食べないほう
がよかったかしら」
「何も入ってないよ〜」
そうして30分後
「いや〜ごちそうさまー」「ごちそうさま…」
「なんか元気無いな」「あんたが次から次に持って
きてお腹いっぱいなのよ」
「すまん。とりあえず椎名には、501号室の鍵を渡すこの階の一個下この6階は俺の私物でまるまる埋
まっているからな」
「わかったわ」
「そういえば下の名前聞いても良いか?」
「不実生よふみきと読むわ」
「よろしく不実生!」
3話完