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憲兵の犬  作者: 豆太
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1いきなり森の中にいたけん

初めて投稿します。

拙い文章ですが、楽しんでもらえると嬉しいです。

突然だが、どうやら私は死んだようだ。



目を覚ますと、私は森の中にいた。

足の裏には少し湿気た土の感触がある。


空が白み、耳鳴りが鳴る。辺りは静まり返り、静寂が私の聴覚を満たしていた。

キーンと音が聞こえるほどの静けさ。


ついぞ嗅ぐことのなかった土の香りがする。

この新鮮そうな空気を胸いっぱいに吸い込んで、

私は叫んだ。



”転生!きたーーーーーっ!”



ワッサワッサ


何かの音に周りを見渡し、そして気が付いた。


木が大きい、

いや 私の目線が従来よりもはるかに低い。



こ、これは、、、、!




”若返り転生きたーーーーー!”




ワッサワッサ


喜びのあまり私は叫んだ。


体は子供、頭脳は大人。無双だ!

この大人の精神力と集中力をもってすれば

勉強も、運動も人並以上になれることは間違いなしだ。



高学歴、高収入、言い寄ってくるいい女。

友人との格差を、見つめる事しかできなかった。


今更の努力だと、諦めて何もしようとしなかった。


お前が羨ましいよ、と笑うしかなかった。本当は悔しかった。俺だって好きだった。


そんなしょうもない私に神様がくれたチャンスなのだと、

今からの人生設計に思いをはせる私はきっと冷静ではなかったのだろう。



見知らぬ場所に、ただ一人。

私の声をかき消した謎の大きな音と

背後から聞こえる草を撫でるような音。

向き直って確認しても何もない。

そんな不気味な現状を無かったことにして。


読んでいただきありがとうございます。


まだ更新ペースはわかりませんが、

目標として一週間に一話更新出来たらいいな、と思っています。

引き続きお楽しみ頂けると嬉しいです。


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