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拝啓 魔王様  作者: 白猫
一部
7/19

7



「届いてるよ‼︎

 勇者に届いておるよ‼︎


 なぜ!?

 何故だ??

 そもそも書いた記憶が我にない!!


 いや、途中までは覚えているが、あーだこーだ悩みながら完成はさせていなかった筈だ。

 それがどうして!??」


 「おまけに、少しご立腹にさせちゃってますねー。」


「言うな!

 そもそもその辺りは書かないことに決めていた筈だ!

 貴様も一緒にいたから覚えているだろう‼︎」


 「そうですねー。

  確かに、変な嫌がらせはしないって方向に決めていましたもんねー。」


「そうだ。

 それが何故?何故だ??


 というかだ、何故森の中にいるであろう奴に手紙が届いているんだ!?

 意味が分からぬ‼︎」


 「惹かれ合う存在ですからねー。」


「納得がいくかー!!」



ここは魔王城。

魔のものと呼ばれる全て、その頂点に君臨する王の居城。

それは気高く

それは格式高く


畏怖と尊敬を一身に集め、讃えられるその名こそかの者の名。


悠然と知れ渡るその者は、今日も孤高に吠え叫ぶ。

全ての怨嗟をそこに込め。





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