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俺は異世界でも平和に暮らしていたい  作者: 夜乃
変わり始めた日常
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プロローグ

新作です。

楽しんでいただけたら嬉しいです。

 「ウォーリアル共和国」ここは西の大陸「ウエスティア」の中の唯一の国であり、多種族の文化が混じっている国だ。

 「ウォーリアル共和国」は他の大陸の首都などではよくある国王制を導入せず、様々な種族の代表がそれぞれのエリアを統治し、需要な決め事のときはそれぞれの種族の数名の代表者が話し合い、方針を決め、代表者は選挙で選ばれる民主制のような制度を導入しており、魔物が出現することを抜かせばどの大陸の国よりも治安がよい国だ。

 この国はエリアごとに呼び名が変わり、エルフが数多く住む(エルフォレスト)、ドワーフの住む(グローネ)、獣人の住む(アニマー)、翼霊種の住む(シンファ)、人間の住む(ヒューマ)、そして首都ミローネの6つのエリアに分かれている。

 そのエリアの中でもさらに、エリアの代表であり最大の権力を持つ、《マスター》そして、そのサポートを行う《サポーター》そして、あまり権力を持たない一般市民に分類されている。


 そんな「ウォーリアル共和国」の《ヒューマ》に住む人なら誰もが知っているとある万能ギルド(何でも屋)がある。

 それは《サポーター》を持たない一人の変わった代表者(マスター)の青年が行っている変わったギルドだ。

 そのギルドに来る依頼は、魔物の討伐といった殺伐としたものから子供のお守りなどのほのぼのとしたものまである。

 そのギルドの名は《ヘルパー》。

 

 これはそのギルドの軌跡を追った物語である。



「・・・・なんだよこれ・・・」

 万能ギルド《ヘルパー》の店舗である4階建ての一軒家の中の一室で週刊誌のようなものを読んでいた青年はとあるページを読み言葉を発した。

「おい、誰だよこんなふざけた記事を書こうとしている奴・・・。ハァ~」

青年は溜息をつきながら、あまり手入れがされていない黒髪を掻いた。


この黒髪の青年こそが人間たちの住むエリア《ヒューマ》の《マスター》に最年少で選ばれ、ギルド《ヘルパー》の店主、ウミト・シノザキこと篠崎 海斗(しのざき かいと)19歳だ。

 彼は17の歳で《ヒューマ》の《マスター》に実力だけで選ばれた人物であり、15の歳にこの世界に飛ばされてきた異世界人だ。

そして、この世界は彼が前の世界でやっていたVRMMORPG(Free Life Online)と呼ばれるゲームの世界によく似ている。いや、そのゲームの世界そのままだった。

そして、彼は自分が使用していたキャラクターと同じステータス、そしてそのキャラクターが使っている最高ランクの装備品を所持している。

 


 海斗は週刊誌のページを閉じ、机の上に置くとその隣に置いてあった書類の山に目を移した。

「ハァ~。今日はギルドの仕事は無いが、マスターとしての仕事が多すぎだろ。まずは・・・・」

 海斗は軽い愚痴をこぼしながらも黙々と書類に目を通していった。

それから数時間が経ち、時刻は昼を少し過ぎた頃、海斗は全ての書類に目を通し終わり座っていた椅子の背もたれに寄りかかり大きく体を伸ばした。

「さて、これで今日の仕事は終わりっと」

海斗はそう言うと、椅子から立ち上がり部屋を後にした。


その後、海斗は自分自身の運命にかかわる出会いを果たすのだった・・・・・。

 この小説は予定では3日に一本のスピードで更新していく予定です。

余裕が持てればもう少しだけ更新スピードが上がります。

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