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Little money  作者: 達吉
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プロローグ

初めて小説を書きました。 アドバイスとうあればお願いします^^

一応残酷な描写ありとは書いていますが、実際そうでもないかもしれません。(笑)

感じ方は人それぞれなので多くの人に読んでいただき感想を寄せてくださいますと幸いです。


 ピロロロ・・・ピロロロ・・・。俺の携帯が早くでろと言わんとばかりに鳴っている。面倒くさいから居留守を使うかと思ったが、とりあえずでてみた。

「お~い、祐介?元気してっか?」

「・・・まぁな。」

 電話の相手は中学の同級生だった。最近ほとんど会ってないからこの場合こいつのことは、友達と称すべきなのかよくわからん。

「お前、警察学校どんな感じよ?」

 はい。来たよ、聞かれたくねえ質問ナンバーワン。

「・・・・・ああ。辞めさせられた。深くは聞かないでくれ。」

 俺の返事にあまりにも生気がないと分かったのか、急にそいつは俺に気を使い出した。

 「・・そ、そうか。マジかよ?あれだけ楽しみにしてた、しかもお前の夢だった警察官をやめさせられたとか・・うわぁ・・・。」

 あんまり気を使わないでくれって言おうとしたが止めた。ここは素直にこいつの心配を受け取っておこう。

 「じゃあ。お前、今フリーター?」

 「まぁ、そうなるわな。」

 「辛いと思うけどがんばれよ! お前のこと応援してるから。」

 なんだよそれ?明らかに他人行儀な言い方だな。もっと違う言葉あるだろう。ってか俺、ずいぶん心荒んでるな。まあ、仕方ないかあんなことあったんだし。そう思いながら、俺は家を出てバイトへと向かった。そして、あのころを思い出していた。




夕食前に、俺たちは臨時で教官に呼び出された。

 「お前ら、今のうちになんか隠してること、言っておきたいことがあったら俺らに言えよ。まだ入ったばっかりだから何とかしてやれること多いからな。」

 ってことは俺の病気を伝えるともしかしたら、公認してくれるのか?だったら願ったり叶ったりだ。俺は、そのときそんな甘いことを考えていた。普通に考えれば分かることだった。こんなこと認められるはずがない。でも、自分の病気とかに縛られるのは嫌だったんだろう。俺は教官に自分のことを話してみることにした。

 「そうか。よく言ってくれたな。でも、分かってるだろ? そんな病気を持ってて、もし仕事中訓練中に倒れたりしたらどうする。お前のせいでみんなに迷惑かかってしまうんだぞ。」

 ごもっともだ。でも、俺は警察官になるために一生懸命努力してきたのは本当だった。だから、自分の中に煮え切らない思いが漂っていたのは確かだった。そして、警察学校を去ることになった。

 それからというもの、俺は自分の感情がなくなったような感覚に陥っていた。何をしても、特に何もって感じだ。次の目標?新しい夢?なんだそれ?って感じだ。今まで、警察一本で頑張ってきたやつが急に新しいものを見つけろなんて無理な話だ。そして、今のようなよく分からなくなった俺が現在に至るのである。



 「あのとき、言ってなかったらどうなってたのかな?」

 気づくと俺はそんなことを呟いてた。だが次の瞬間、子供が渡ってる信号が赤だったのに気づく。俺はとっさにその子を庇った。

 「っ!!!」

 その子が無事だったのかは知らない。俺は意識を失っていた。道路は血で染まっていたらしい。




 

いかがでしたか?

実はこのお話少し実話入ったりしてます。

続きもどんどん投稿していこうと思いますのでよろしくお願いします。

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