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黒と白  作者: 山内 琴華
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私は白。


何者にも染まれる色。何者にしかなれぬ色。


完璧でありたい。完璧でなければならない。

そうしてある孤独は虚無。他は穢れだから、今日も私は一人。


漆黒の闇が羨ましい。


一人が好き?

そんなわけないじゃない。


誰か、私を愛して。他の色がずるい。ずるい! ずるい!!


貴方に愛してもらえるのなら、私は何者かになってあげる。




違う。


私は私。何者かになりたいわけじゃない。

私は唯一になりたい。


私を愛してほしいし、私を唯一にしてほしい。


だから私は黒になりたい。


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