第十八話:永遠の女王と運命の安息(アズリエル・エンディング)
ヴィオラは、アズリエルの隣で、魔界と人間界を統治する永遠の女王となった。彼女の理性は、アズリエルの強大な魔力と結びつき、世界を最も安定した形で支配し続けた。
数百年後。 魔王城、永遠の支配の間。
玉座の間には、永遠の若さを保ったヴィオラとアズリエルが並んで座っている。彼女は、使命という重荷を、「永遠の女王としての義務」へと昇華させたことで、自己評価の低さを完全に克服していた。
「ヴィオラ。人間界の愚かな王は、貴様の五年間の計画通りに、余の支配下に落ちた。貴様の知性は、永遠の美と共に、余の孤独を終わらせる唯一の光だ」
アズリエルは、ヴィオラの手を取り、その指先に永遠の魔力を込めた指輪を贈る。
「ありがとう、アズリエル。あなたの愛は、私に永遠の責任と、最高の優越を与えてくれたわ。そして何より、前世から続く、運命的な愛の結末を」
ヴィオラは、彼の冷たい頬に手を添え、優しく微笑んだ。
永遠の責任という名の使命を、運命的な愛によって受け入れたヴィオラは、最高の支配者の隣で、誰にも脅かされない、絶対的で合理的な幸福を、永遠に享受し続けるのだった。




