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五大都市
2050年ある1人の科学者の開発で日本は飛躍的に発展した。それは人間の潜在能力を引き出す薬。能力者になる薬だった。能力と言っても色々ある。簡潔に説明すると漫画やゲームのような能力なのだ。
だが全ての人間が能力を得るとは行かなかった。
まず25歳以上の人は投与しても、100%変化がない。
だが以下の人が投与したら、99%の確率で覚醒し能力者となる。つまり人間の発達時のみ覚醒するのだ。
能力の強さは人それぞれであり、低能力者もいれば超能力者が生まれる。
だが稀に能力を授からない人間もいる。
そう言う人物を皆、『魔人』と言い、悪魔の子として嫌われている。
政府はこの存在を日本の進化と受け取り翌日に能力者向上のため、国内5カ所の北海道、宮城、大阪、福岡、東京に大都市を作り上げた。名目上、能力開発育成のため全国の若者達は13歳で親元を離れ、大都市内にある学校に通うのだ。