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第1話 目覚め

「おーい!おーい!」


誰かが遠くで呼んでいる。誰でも構わない。

少し静かにしてくれ。

オレは今、二度寝をキメようとしている状況で叫ばれるのは非常に不愉快だ。


「朝ごはん出来たから早く降りてきてよ〜!」


ふとスマホの時間を見るとまだ7時過ぎぐらいだ。朝飯食わなくても何とかなる!という身勝手な意見を言う事なく二度寝の続きをした。


ドンドンドドドド...ガチャ!


「いつまで寝てるのお兄ちゃん!今日は入学式あるの分かってるの!?マル姉ちゃん後10分で来るんだよ!!!」


妹だ。今年中3にもなるのに小学生体型の恥ずかしい妹だ。

自分の姿を鏡で見て、中学の最上級生の自覚を持って欲しい(泣) てか、後10分?馬鹿言え。まだ7時ちょい過ぎ。


改めて見るともう時計の針は7時半を過ぎていた。

マルとの約束の時間は7時40分。。。


「んー。ん?フワァ!おと10分しかねぇー!」


オレ、神谷誠15歳。高校初日の朝は。朝ごはん抜きの30分寝坊で開幕するのであった。


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