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マイナス同士は惹かれ合う  作者: 斑目紫音
第2章 梅の季節に咲く楓は儚く散る
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第6話 負の暴走

『マイナス同士は惹かれ合う』第2章秋野楓編、スタートです。

雪子編が終了して束の間もなく、楓編です。

こちらは1話というか0話と考えてもらえるとより、読みやすいと思います。


「か、楓…?どうしたんだ!?」


楓の顔を見ると酷く青ざめている。

「頭が、割れそう…だ…よ…。な、に…これ…」


「大丈夫か!?楓!今救急車呼ぶからな!!」


慌てて電話をかけて、救急車を要請する。


い、一体何があったんだ…楓…。とりあえず、何か出来ることは…。


『……これは、(マイナス)の暴走だな…』


…アキノの声が聞こえてくる。


(なぁ、アキノ!詳しく教えてくれ!何が原因で楓はこうなった!?)


『落ち着け、椛。これは一時的なパニックみたいなもんだ。多分お前かそこにいる雪子?だかがこいつの感情を刺激したんだろ』


(か、楓の命には問題あるのか!?)


『いや、特には大丈夫だ。だが負の暴走はややこしくてだな…』


思考が追いつかない。負の暴走?なんだそれ…!?


不安で変な汗が止まらない。



遠くからサイレンの音がする。


(……とりあえず楓を病院まで連れていってから、後のことは考えよう……!…無事でいてくれよ。楓!!)


救急車には僕と雪子先輩が付き添い人として乗車した。






その日の雨は止むどころか、さらに酷くなっていった……。




第2章一番最初、いかがでしたでしょうか。

書きたいことは山ほどあるのですが、ネタバレになるのでNGで……。

実は1章の最後の方でアキノは椛と夢の世界じゃなくても会話が可能になっているんですよね。

だから、「は?なんでアキノ普通にしゃべってんの?」と思ったかもしれません。

その点は僕の説明不足です。申し訳ありません。

では、また。

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