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やっぱこの世界おかしい。  作者: ノブ
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3/3

桜ののように

翌日、寝床をバーリンに貸してもらい仕事に入る樹。

「初めての経験ばかりだで調子狂うなー」

「さっさと仕事はじめろ」

「なんの仕事をすればいいですか?」

(てか、そもそもここ何のファストフードの店だよ?)

「なにってまだお客さん来てないから、皿洗い、下準備あさのミーティングだ。ミーティングっても2人だけだけど」

「わかりました。」

そして開店の時が来た。その瞬間樹は見てしまった。学校にあった桜のように輝かしい少女を。

「いらっしゃいませ」

お冷やを出した。

(そういえばメニュー見てねえな。えーとメニューは•••いや、普通のお食事処かーい)

「メニューです。お決まりになったらお呼びください。」

(やべースゲー感動した!異世界に入ってついに俺のメインヒロイン登場だー!)

「すいませーん。海鮮ゴルゴンゾーラ1つと烏龍茶で」

「かしこまりました」

(普通に烏龍茶ってあるんだ)

バーリンにメニューを頼んだ後、少女の前に運ぼうとすると目を輝かせこちらを見てくる。

「お待たせしました」

彼女は素早くフォークを持ち食べだした。見ているだけで幸せになれる食いっぷりだ。しかし、もう別れの時間だ。お会計に来てしまった。

「お会計、1180?これなんて読むんですか?」

「1180ロットですよ」

(よっしゃー!初めて会話したわ!)

「1180ロットお預かりします。ありがとうございました。」

こうして彼女に会えるひとときはあっさり終了した。

そうこうしているうちにまた違うお客さんがつかえてしまった。

「おい樹!なにしてんだ早く仕事に戻れ」

こうして異世界生活2日目午前が終わり、午後、この世界で言う冷日に入ろうとしたところであった。

ありがとうございます

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