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好き  作者: 浜中千陽
2/2

好き ~ドSな君への恋~

大好きな聖琉くんに失恋しちゃった瑠郁。

そんな瑠郁に出会った男の子はドS!?

そんなドSな彼の優しい一面も見えてドキドキする瑠郁。

今度の恋は実るのか!?

私、河田瑠郁。

この話は第一部から3ヶ月後です!

私の好きな人は私の友達と付き合いました。

「ハァァ...やっぱ辛いなぁ...。」

今は、お昼の時間。

聖琉くんは私の好きな人で、璃莉華ちゃんは私の友達。

聖琉くんが璃莉華ちゃんと2人っきりになりたいっていうのが多くて、ぼっち弁当が最近多い...。

辛いなぁ...。

私も、リア充になりたいなぁ...。

まぁ、その前に聖琉くんのこと吹っ切らなきゃな...。

「スカッ」

「えっ...ちょっ!!!」

待って!!

か、階段から落ちるよおおおお!!!

誰かあああああああああ!!!!

「ハッ!」

てか、あの人...ぶつかるううう!!!

「よ、避けてえええええええ!!!!」

私は叫んだ。

今は、コミュ障とか言ってる場合じゃない!!

「あぁ?」

ひゃあああああああああああ!!!

怖そううううう!!!!

「ボォォォォン!!!!」

私は、下にいた人とぶつかった。

「タラァ...」

あっ...い、いちごミルクが...!!

こぼれて...。

さ、最悪うううう!!!!

「クイッ」

私は顎クイされた。

「おいっ!!お前...いつまで、俺の上にいる気だっ!!」

「あぁあ...ご、ごめ...なさ...」

この人...確か、ヤンキーも怖くて手が出せないと有名の黒瀬唯くん!!

どうしよ...。

私の高校生活オワタ\(^o^)/

「俺の髪...制服にお前のいちごミルクついた。どうしてくれるんだよ?」

ひぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!

「ご、ご、ご、ごめなさ...」

「ごめんで済む話じゃねぇよ。制服代とかカット代...お前出せんのか?」

うぎゃあああああああ!!!!

「む、む、むむ、無理で...す。」

殺されるよおおお!!

「チュッ」

え...?

今...何が起こって...。

「バッ」

黒瀬くんは立ち上がった。

「今日から、お前は俺の下僕(イヌ)だ。俺の言いなりになれ。それでチャラにしてやるよ。」

う、嘘...嘘って言ってえええええ!!!

黒瀬くんは、もう何処かに行ってた。

てか、私のファーストキスが...。

こんな簡単に奪われるなんて...。

これが、私と黒瀬くんの出会いでした。


放課後になった。

い、今のところ何も無い。

よ、よかったぁ...。

「ガラッ」

えっ...!!

黒瀬くんが私の教室に来た。

てか、わ、私の方に...来てる!?

「ひ、聖琉くんっ...か、隠れさせてっ...!!」

「え?うん。」

私は聖琉くんの背中に隠れた。

こ、これでバレなきゃいい...!!

「おいっ!!それで隠れてるつもりか?」

ば、バレたぁぁぁぁぁぁ!!!

オワタ\(^o^)/

「そんな馬鹿な行動やめて、さっさと帰るぞ。」

「グイッ」

私は黒瀬くんに手を引っ張られた。

聖琉くんが見てるのに...やめてっ!!

「ねぇ、キミ。瑠郁、嫌がってんじゃん。離してあげなよ。」

「ドキドキドキドキドキドキ」

聖琉くん…///

気づいてくれた…///

「あぁ?お前には関係ねぇよ。」

ひ、酷いっ...!!

私のファーストキス奪って、聖琉くんにその口調...やっぱ最低っ!!

「関係なくないよ。瑠郁は俺の大切な人だから...。」

「ドキドキドキドキドキドキ」

何気ない言葉って分かってるけど、嬉しいなぁ…///

「じゃ、俺も言わせてもらうけど、コイツは俺のモノだ。俺のモノだからお前に口出しされる権利はねぇ。」

「グイッ」

私は黒瀬くんに手をまた、引っ張られた。

いちごミルクは悪いと本当に思ってるけど。

ここまでする必要ないよ!!

聖琉くんのためにも、私が言いなりになっちゃダメだ...。

私が頑張らなきゃ...。


朝、聖琉くんからメールが来た。

う、嬉しいぃ…///

「ドキドキドキドキドキドキ」

ドキドキしながらメールを見た。

『瑠郁。大丈夫?

俺が瑠郁を守るから。』

「ドキドキドキドキドキドキ」

嬉しい…///

こうゆうところが本当に好きなだなぁ…///

「でも、聖琉くん。大丈夫だよ。」

私は、防犯グッズ買ったから...!!

「ガチャ」

お母さんが入ってきた。

「瑠郁!!!イケメンな彼氏いたなんて...ママ聞いてないわよ!!!」

「え...?」

何のこと?私...彼氏いないけど。

「ハッ!」

お母さんの後ろには黒瀬くんがいた。

「じゃ、ママは出て行くわね。」

そう言ってお母さんは私の部屋から出て行った。

う、嘘...黒瀬くんと2人っきり...。

だ、大丈夫...ここは私の家だし...。

「おいっ!!お前、まだパジャマかよ。やること遅ぇな。」

「う、うるさいっ!!く、黒瀬くんにはか、関係な、ない...」

大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫。

ここは私の家。

で、でも、めちゃくちゃ、怖いんだけどおおおおおお!!!

「クイッ」

私は黒瀬くんに顎クイされた。

「お前...忘れたの?お前は俺の下僕(イヌ)ってこと。そんな強気でいたら、またキスすんぞ。」

「カァァァァァァ」

ひ、酷い...!!

「は、離して...あ、あと、着替えたいから...部屋から...出て///」

「離してください。着替えたいので、部屋から出てください。黒瀬『様』は?」

え、えええええええ!!!!

そ、そんなの嫌だよぉぉぉ!!

昨日、言いなりにならないって決めたのに...。

「あーあ。早く言わないと遅刻しちゃうかもな。遅刻したら、恥ずかしい命令出しちゃうかもな。」

酷い...。

黒瀬くんなんか大っ嫌い。

でも、今は...命令に従うしかない...。

「は、離してください...。着替えたいので...部屋から出てくだ...さい。く、く、黒瀬...様…///」

もぉ、嫌だ...。

「いいよ。その代わり、10秒で着替えろ!!」

「えええええええ!!!!」

「あぁ?また、キスされてぇのか?」

「い、いえ、10秒で着替えます...。」

「聞き分けのいい下僕(イヌ)じゃん。」

そう言って黒瀬くんは部屋から出た。

「ハァァ...」

朝から、最悪。


お昼の時間になった。

私は聖琉くんと璃莉華ちゃんと一緒に食べることになった。

「聖琉くん!璃莉華ちゃん!本当にごめんなさいっ!!」

「いいよ!いいよ!」

2人はそう許してくれるけど、悪いなぁ...。

「「アハハ!」」

「ズキズキ」

てゆーか、辛いなぁ...。

ああ~。泣きそう...。

「ヒョイッ」

私は誰かに持ち上げられた。

「おい。俺以外の奴にしっぽふるんじゃねぇよ。」

く、黒瀬くん...!!

「タッ」

黒瀬くんは私を持ち上げたまま歩いた。

「ドキドキドキドキドキドキ」

み、皆に見られてる…///

恥ずかしいよぉ…///

「く、黒瀬くん...お、下ろして///」

「フッ...無理だ。お前が嫌がることしなきゃ意味がないだろ?」

酷い...。聖琉くんと全然違う。

「ドスッ」

黒瀬くんは私を下ろした。

「痛ぁ~...。」

もっと丁寧に下ろしてよぉ...。

こんなふうに下ろされたら普通に痛い。

「クイッ」

私は黒瀬くんに顎クイされた。

「何処が痛い?今すぐに言え。」

「ドキドキドキドキドキドキ」

心配してる...?

「え...えっと、こ、腰…///」

てか、何で私、黒瀬くんにドキドキしてるの!?

黒瀬くんは酷い人なのに...。

「あっそ。勝手に痛がってろ。」

やっぱ、最低っ!!!

「ナデナデ」

黒瀬くんは私の腰を撫でた。

黒瀬くん...?

「ドキドキドキドキドキドキ」

言葉はキツイけど、本当は心配してくれてる...?

「ニコッ」

私は笑った。

「黒瀬くん!心配してくれてありがとう!!」

案外、黒瀬くんも悪い人じゃないかもしれない...。


「おいっ!!今日は寄り道して帰るぞ。」

さっきは、いい人って思ったけど...。

やっぱ、怖いよおおおおおお!!!

「あのさぁ...瑠郁の友達だからハッキリ言わせてもらうけど、前から瑠郁がキミの事で困ってるんだけど。これからは、やめてくれない?」

「ドキン!!」

聖琉くん…///

私のこと助けようとしてくれて…///

好きだなぁ…///

「あぁ?コイツはコイツで俺にいじめてもらって嬉しいんだよ。部外者が口出しすんじゃねぇよ。」

嬉しくないよ!?

私...ドMじゃないよ!?

てか、聖琉くんが誤解しないかな?

「いじめてもらって嬉しいやつなんていないよ。何、勝手なこと言ってるんだよ!?」

「ドキン!!」

聖琉くん…///

私、悪い子だ...。

聖琉くんに守ってもらって嬉しいとか思ってる…///

「聖琉!大丈夫??」

「ズキン!!!」

璃莉華ちゃん...。

「聖琉は無理しないで...。聖琉が傷ついたら私も傷つくから...。」

「璃莉華...。」

「ギュッ」

聖琉くんは璃莉華ちゃんを抱きしめた。

「ズキズキ」

あっ...ヤバい泣きそう。

「私、大丈夫だからもう帰るね!」

「え...本当?」

璃莉華ちゃんはそう聞いた。

「うん!2人の邪魔もしたくないしっ!」

「「バイバイ!」」

「うん!バイバイ!!」

「ダッ」

私は走った。

「ウゥッ...ヒック...ウグゥ......」

私も...好きなのに...。

なのに...何でなの...?

私がもっと可愛いかったら...。

もっと可愛いかったら...好きになってもらえたのに...。

「グイッ」

後ろから誰かに手を引っ張られた。

手を引っ張った人は黒瀬くんだった。

「あ...あの...」

何て言ったらいいんだろ。

言い訳が思いつかない...。

「チュッ」

最初にしたキスと違う...。

優しいキス...。

「ギュッ」

黒瀬くんは私を抱きしめた。

「ドキドキドキドキドキドキ」

あ、あれ...?

何で、ドキドキしてるの...?

「思う存分、泣けよ。そんなブッサイクな顔、誰も見ねぇから。」

黒瀬くん...。

私...今まで馬鹿だなぁ。

噂ばっか聞いて、怖がって...。

本当は凄く優しい人なのに...。

「黒瀬くん...。私、泣くよりゲーセンに行きたいっ!!」

「は?」

黒瀬くんは驚いた。

「今日は、黒瀬くんと遊びたいっ...!!」

「ニコッ」

私は笑った。

「いいよ...。遊んでやるよ。下僕(イヌ)。その代わり、無理して笑うなよ。そんな無様な姿、見たくないからな。ブス。」

黒瀬くん...。

素直になれないだけで、優しいなぁ。

本当、今日は黒瀬くんに救われたよ。


「おいっ!!」

ん...?何か声がする...。

お母さんと違う声...。

お父さん...?

でも、ちょっと違うよね...。

「起きろっ!!馬鹿下僕(イヌ)。」

イヌ...?

私、イヌじゃないし...。

てか、もうちょっと寝たい...。

「あと、5分~…。」

私は眠たそうな声でそう言った。

「クイッ」

私は顎クイされた。

その拍子に目がパッチり開いた。

「5分?誰に向かって言ってんだ。この俺が何でお前のために5分待たなきゃいけないんだよっ!!」

「黒瀬くん!?何で...ここに?」

「わざわざ、下僕(イヌ)を迎えに来てやったんだよっ!!」

一緒に学校に行こうってことだよね?

本当、黒瀬くんは素直になれないんだなぁ。

「フフッ」

「おいっ!!何、笑ってんだよ?」

「え!?私、笑ってた!?」

「ああ。ブッサイクな顔で笑ってた。」

「グサァ」

理解してるけどさ...。

理解してるけど、やっぱ、胸に突き刺さるよおおおお!!!

「あと、笑ってることを理解出来ねぇようなら、1回精神科行ってこい。」

「グサァ」

ひ、酷いよぉ...。

でも、何でだろ?

黒瀬くんのこと憎めないなぁ...。

「着替えたいから、黒瀬くん出て!」

「そうだな...。」

あれ?素直...?

何か、怖いなぁ...。

「クイッ」

私は黒瀬くんに顎クイされた。

「俺のこと『好き』って言ったら出て行ってやってもいいけど?」

い、嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

私が好きなのは聖琉くんで、黒瀬くんじゃないのに...す、好きって言えないよ...。

「ヤバい...。その涙目、本当、ゾクゾクする。」

「ゾクゥー」

ひ、ひぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!

でも、昨日は私のことブスとか馬鹿とかいっぱい言ってたけど、結局は最後まで一緒に居てくれた。

だから...どんな酷いこと言われても、私は昨日の黒瀬くんを信じる。

「黒瀬くんは本当は優しい人だって、私は知ってるよ。」

「は?何言ってんだよ。馬鹿下僕(イヌ)。」

「本当はそんな事思ってないよね?本当は嬉しいんじゃないの?」

「ハッ...何?お前...俺のこと好きになったの?」

「ドキドキドキドキドキドキ」

「そ、そんなんじゃない!!…///」

好きじゃない...。

「じゃ、外に出てやるよ。感謝しろよ?俺に惚れた下僕(イヌ)。」

「ドキドキドキドキドキドキ」

「ほ、惚れてないよっ!!…///」

黒瀬くんは無視した。

黒瀬くん...。

揺れ出す恋心。


私と黒瀬くんは朝、メアドを交換しましたっ!(電話番号も)

『フン!お前、ガラケーかよ。マジ、ダセェな。』

とか言われたけど、交換してくれたんだよね~。

てか、何で交換したんだろ?

「ピロリン!」

璃莉華ちゃん...?

そう思って見たら、黒瀬くんだった。

内容は...。

『カフェオレ買ってこい。中庭で待ってる。10秒で買え。』

はぁぁ!?!

10秒で買えるわけないじゃん!!

そう、私が固まってたら電話がかかってきた。

「プルルルルル」

私は電話に出た。

「おいっ!!遅いぞ!!俺をどんだけ待たせる気だっ!!」

く、黒瀬くん...!!

「じゅ、10秒でカフェオレ買えるわけないよ!!だいたい、黒瀬くんは自分のことどんなに偉いと思ってるの...?」

「はぁ?俺はご主人様。お前は下僕(イヌ)。立場を理解しろ。馬鹿。」

んんんん...。

ちょっとでも、黒瀬くんがいい人だって思った自分が馬鹿だったかも。

こんなふうに、人を下僕(イヌ)扱いする奴...!!

「カフェオレが欲しいなら、自分で買えばどう?私が買う必要ないしっ...!!」

「あっそ。」

「プツン!」

電話は切れた。

絶対、何か企んでる...!!

とりあえず、聖琉くんに相談...って聖琉くんいないしっ!!

とゆーことは、璃莉華ちゃんの教室にいるのかな?

私は璃莉華ちゃんの教室に行こうとした。

「おいっ!!俺のこと大好きな下僕(イヌ)。」

く、黒瀬くん!?

てか、何でそんな事、言うの!!

「ドキドキドキドキドキドキ」

「わ、私...黒瀬くんのこと好きじゃないっ!!」

「ヒョイッ」

黒瀬くんは私をお姫様抱っこした。

「ドキドキドキドキドキドキ」

「お、下ろして…///」

「無理。絶対下ろさねぇ。」

み、皆に見られてるよぉ…///

本当...恥ずかしい!!!!!…///

「皆に...誤解されても...いいの?///」

皆に私たちが付き合ってるって誤解されたら、黒瀬くんも嫌なはずっ!!

「お前こそ満載、嫌じゃねぇだろ?」

「カァァァァァァ」

嫌に決まってんじゃん!!

そう思うはず...なのに...。

言い返せない...。

黒瀬くんの意地悪...。

「おい...。あの女、使えそうじゃね?」

「今度こそ、黒瀬に勝てるな...。」

嵐はまた、始まり出す。


お昼になった。

黒瀬くんからメールで『屋上に来い』って言われた。

「ドキドキドキドキドキドキ」

思えば、私...。

黒瀬くんにいっぱい『初めて』のことされたなぁ…///

やっぱり、今は憎みきれないのは、黒瀬くんは本当はいい人って分かってしまったからかなぁ...。

「プルルルルル」

電話だ...。

多分、黒瀬くんかな?

「おいっ!!お前はどんだけ俺を待たせる気だっ!!さっさとしろっ!!馬鹿下僕(イヌ)!!」

「うぅ...。く、黒瀬くんがわざわざ、遠い屋上にするから悪いじゃんっ!中庭とかなら近いけどさ...。」

「はぁ?この俺に文句つけるとはお前...いい度胸してんじゃん。後で、たっ~ぷりお仕置きしてあげようじゃねぇか。」

「ゾクゥー」

ひぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!

こ、怖い...!!

「グイッ」

私は肩を引っ張られた。

私は後ろを振り向いたら、怖そうな人が複数いた。

「おいっ!!黒瀬の彼女...。少し面貸せよ。」

私...黒瀬くんの彼女じゃないしっ!!

てか、どうしよ...。

聖琉くんは傍にいないし...。

「おいっ!!馬鹿下僕(イヌ)!!何かあったのか!?大丈夫か!?」

「ハッ!」

黒瀬くん...。

今は、黒瀬くんに頼ろう!!

「黒瀬くんっ!!助けてっ!!今...怖い人達に...」

「バッ」

私の携帯を怖い人達に取られた。

「プツン!」

怖い人達は電話を切った。

「あ、あ、あの...」

私は震えた。

「フッ...黒瀬を呼ばれたら、いつも通りになっちゃうからな。」

「今は、大人しく俺達の言う事を聞いてくれよ?」

い、嫌だ...。

こ、怖いよ...。

「ハッ!」

そうだ!!黒瀬くんに立ち向かうために防犯グッズを前に買ったんだ!!

今...持ってたら、それで撃退すればっ!

私は自分のポケットをあさった。

だけど、なかった。

どうしよ...。

助けて...黒瀬くんっ!!

「グイッ」

私は後ろから誰かに手を引っ張られた。

「...ハァハァ...馬鹿下僕(イヌ)!!何、電話切ってんだよっ!!!!...ハァハァ...」

「ドキドキドキドキドキドキ」

「黒瀬...くん。」

何で、ここって分かったの?

凄い息切れしてる。

それに汗も...いっぱい流れてる。

私のこと、探してくれたんだ...。

「く、黒瀬っ...!!」

怖い人達はビクビクしてた。

「ギロッ」

黒瀬くんは怖い人達を睨みつけた。

「お前らなぁ...。」

「ゴン!!!!!」

黒瀬くんは壁を殴った。

壁は少し穴空いた...。

「コイツを泣かすのもいじめるのも、いいのは俺だけだ。コイツは俺のモノだ。」

「ドキドキドキドキドキドキ」

ドキドキが...止まらない!!

心臓が...暴れ回ってるみたい...。

「「す、すみません!!」」

そう言って、怖い人達は逃げた。

「ドキドキドキドキドキドキ」

「く、黒瀬く...あ、あり...」

「全く...お前は何やってんだよっ!!!本当に馬鹿だなっ!!!!」

黒瀬くんは、怒鳴った。

「ご、ごめなさ...」

「チュッ」

黒瀬くんは私にキスした。

「ドキドキドキドキドキドキ」

あ、あれ...?

何で、こんなにもドキドキしてるんだろ?

「次からは、この俺を心配させるなよ?馬鹿下僕(イヌ)。」

「ドキドキドキドキドキドキ」

「は、はい…///」

ど、ドキドキが止まらない…///

何これ…///

私、黒瀬くんのこと...どう思ってるんだろ?

だが、また新しい嵐が来るのだった。


私は教室に戻ったら、皆ヒソヒソしていた。

どうしたんだろ...?

「か、かかか、河田さ...こ、これ...ノート...で...」

「ドキドキドキドキドキドキ」

ひゃああああああああ!!!!!

コミュ障が出るよおおおおおお!!!

「あ、ありがと...ございま...す…///」

ん?もういない?

てゆーか、何かビビられてたよね?

何で!?

「聖琉くん!あの...聞きたいことあるんだけど...」

「なに?」

「清水さんに私、さっきビビられてたし、クラスの人、皆、私のこと見てヒソヒソしてるんだけど...何か知らない?」

※清水さんとはさっき、瑠郁にノート渡した人

「実は...瑠郁につきまとってる男いるじゃん?」

黒瀬くんのことかな?

「コクン」

私は頷いた。

「そいつと瑠郁が付き合ってるって噂があって...もう一つは、瑠郁がつきまとってるって噂が...」

「えええええええええええ!!!!」

私は叫んだ。

「ドキドキドキドキドキドキ」

そ、そんな噂があるなんて…///

は、恥ずかしいぃ…///

てか!!

このこと、黒瀬くんは知ってるかな?

一応知らせとこう。

『黒瀬くんっ!!大変なの!!

私と黒瀬くんが付き合ってるって噂があるみたい!!ヾ(・ω・`;)ノ』

私はそう送った。

すぐ、返事が来た。

『そんなの知ってる。お前、まさか知らなかったの?本当...俺のことしか見てない馬鹿下僕(イヌ)だな。』

「ドキドキドキドキドキドキ」

「なっ!!!」

私...別に黒瀬くんばっか見てないし...!!///

人を下僕(イヌ)扱いする人なんか願い下げだし!!

私がそんなふうにしているその頃...黒瀬くんは、告白されていたのだ...。

この噂のせいで、恋が大きく変わる。


私は、野田妃葵。

私は可愛いし、モテていると思う。

そんな私も、片想いしている...。

「あ...黒瀬くんだよ!!」

「うわぁ~怖っ!!」

皆、騒ぎ出した。

「ドキン!!」

黒瀬くん…///

今日も堂々としていてカッコイイ…///

私も最初は黒瀬くんが怖かった。

でも、ある日、私は黒瀬くんに助けてもらって、優しい人だって分かって...堂々とした姿とかが好きになった…///

話し掛けたいけど...どのタイミングで話し掛ければいいのか...。

このヘタレな性格、直したいっ!!

そんなある日。

「お、下ろして…///」

「無理。絶対下ろさねぇ。」

黒瀬くんが女子をお姫様抱っこしてる!?

「アイツ...黒瀬の彼女?」

「うわぁ...彼女も怖いとか?」

皆、騒ぎ出した。

嫌...。

黒瀬くんをとられたくない...。

「ダッ!!」

私は走った。

黒瀬くんの教室に行った。

黒瀬くん...いない。

「おい。どけ。」

この声...この口調!!

私は振り向いた。

やっぱ、黒瀬くんだ...。

「黒瀬くん...好きですっ…///」

「大好きですっ…///」


...


放課後になった。

あれ?黒瀬くん...なかなか来ないな。

私はメールを確認した。

「やっぱりない...。」

どうしたんだろ?

てか、私、何、心配してるんだろ...。

帰る約束とかいつもしてないし、来ない方が嬉しいはずなのに...。

「ガタッ」

私は席から立った。

少しだけ...少しだけ。

黒瀬くんのクラスに行こう。

確か...2組だよね?

「ザワザワ」

ん?2組の前で何か騒いでる?

「妃葵ちゃん...何で黒瀬なんだよっ!!」

「黒瀬、彼女いるじゃん!!」

え...?

「ゲっ!!すぐ、傍に黒瀬の彼女いんじゃん!!」

「あ、あのさ...黒瀬のことなら安心して!!俺らが妃葵ちゃんのこと振り向かせるから!!」

そう男子達に言われて、どっか行かれた。

「ドキドキドキドキドキドキ」

か、彼女って私...?///

何で...ドキドキが止まらないの?

「てか、『妃葵ちゃん』って誰?」

私は黒瀬くんのクラスの中が見えた。

女の子と黒瀬くんが2人っきりいいいいいい!?

「おいっ。そろそろ、帰りたいんだけど。」

あっ...。会話が聞こえてくる。

私は隠れて会話を聞いた。

「黒瀬くん...今日、一緒に帰ろ??」

「チッ...嫌。何回言ったら分かるんだよ。聞き分けの悪い『女』だな。」

「ズキッ」

私はいつも下僕(イヌ)って言われてるのに、この子は女って言われてる...。

「ジワァ」

目に涙が溜まった。

「ど...したんだろ...私...。」

涙が溢れ出そう...。

「私...黒瀬くんが帰ってくれるまで帰らないからっ!!」

「チッ...分かったよ。帰るぞ。」

一緒に帰るんだ...。

「私だけじゃないんだ...。」

キスもしたのかな?

あんなふうに、抱きしめたりした?

「お前...来てたのかよ。」

「え...?」

黒瀬くん...。

視界がぼやけて見えない...。

頬に熱い水が...。

「お前...何、泣いてんだよ。」

「な、泣いて...ヒック...な...い...ヒック...」

涙が出る理由が分からない...。

「...ウゥ...ヒック...ウグゥ...」

「泣いてる理由...10秒以内に答えろ。じゃなきゃ、キスすんぞ。」

「嫌っ!!黒瀬くん...私以外にキスしないで!!」

そう...女の子が言った。

「ポロポロ」

もっと涙が溢れ出た。

苦しい...。

「10、9、8、7、6、5...」

黒瀬くんは数え出した。

『分からない』って言えばいいのに...。

なのに...何で何も言わないんだろ...。

「2、1...」

キス...してほしい。

「0!!」

「チュッ」

黒瀬くんは私にキスした。

「黒瀬くんにキスして...許さないっ!!」

女の子は私につっかかろうとした。

「グイッ」

黒瀬くんは女の子を止めた。

「コイツに手を出したら、お前でも許さねぇ...。」

「ドキン!!」

黒瀬くん...。

黒瀬くん...黒瀬くん...。

私...黒瀬くんのこと…///

「俺、この馬鹿下僕(イヌ)と帰る。だから、今日は無理だ。」

「ギュッ」

私は黒瀬くんに恋人繋ぎをされた。

「ドキドキドキドキドキドキ」

ドキドキが...この手から伝わってしまいそう…///


「ガタンッ!」

私はベッドから落ちた。

「もう...朝。早いなぁ~...。」

私は起き上がった。

黒瀬くん...来てない。

「ん?メール?」

私はメールを見た。

「ドキン!!」

「く、黒瀬くん!!…///」

『今日、朝、迎えに行けねぇ。1人でも行けよ。馬鹿下僕(イヌ)。』

黒瀬くん...あの女の子と行くのかな?

「ズキッ」

私が黒瀬くんを好きなのは錯覚かもしれない...私が傷ついていたり、怖い思いしていた時に黒瀬くんがいたから...。

もし、錯覚なら私からは何も出来ない...。

でも、もう、何もやらなくて後悔するのは嫌!!

「ザッ」

私は3秒で着替えた。

「ダダダッ」

階段を駆け下りた。

「行ってきます!!」

「瑠郁~ご飯は?」

そうお母さんは聞いた。

「いらない!!」

黒瀬くんの家に行かなきゃ...。

女の子と黒瀬くんが2人っきりにしたくない...!!

私は黒瀬くんに電話した。

「プッ」

繋がった!!

「黒瀬くんっ!!あ、あのね...」

「慌ててどうした!?何かあったのか!?」

「キュウウウウウ…///」

胸が締め付けられるみたい…///

「黒瀬くんの...家の場所...教えて…///行きたい...から…///」

声が震える…///

「お前...俺の家に来る気あんの?」

「う、うん…///」

黒瀬くんの声が頭の中で鳴り響く...。

その度に顔も熱くなり、ドキドキも速くなる…///

「フッ...素直じゃん。」

「ドキドキドキドキドキドキ」

私...今、タコみたいになってる…///

こんな顔じゃ...会えないよ…///

「瑠郁っ!おはよう!!こんな所で誰と電話してるの?」

「聖琉くん!おはよう!!黒瀬くんと電話してるの。」

聖琉くんの隣には璃莉華ちゃんがいた。

「おいっ!!今から、お前の家に行くから家の外に居とけ。絶対。」

「ドキドキドキドキドキドキ」

黒瀬くんと今日も朝から会える!!…///

「う、うん!!…///」

「プツン!」

電話は終わった。

「瑠郁...大丈夫なの?嫌なら言ってね?」

「大丈夫だよ!!黒瀬くんは...本当は優しい人なんだよ!!」

「瑠郁...変わったね。」

「え...?」

「昔はずっと『私なんか』とか言ってて、下向いてたのに...今は言わなくなって上向いて...明るくなったね...。」

私...そうだっけ?

下向いてたっけ?

「黒瀬くんには感謝しなきゃね!」

「コクン…///」

私は頷いた。

「グイッ」

私は誰かに手を引っ張られた。

この手の暖かさは...。

「黒瀬くん…///」

いつの間にか...この手が安心できるようになってた。

「ドン!」

私は黒瀬くんに壁ドンされた。

「クイッ」

そして、顎クイされた。

「ドキドキドキドキドキドキ」

「お前は俺の下僕(イヌ)だ。ご主人様以外に愛想振りまくなんて...お仕置きが必要だな。」

私、頑張るんだっ!!

「ドキドキドキドキドキドキ」

「お、お仕置きされても...いいよ…///」

「は?何?俺にキスされてぇの?」

「コクン…///」

う、頷くだけで精一杯だ…///

「ギュムムムム」

私は目を閉じた。

「ドキドキドキドキドキドキ」

あぁ...キスを待つ時間ってこんなにも長く感じるものなの!?

心臓が何個あっても無理だよ~!!

「フン!や、やる気失せた...さ、さっさと学校行くぞ!!…///」

え...!?黒瀬くんが照れてる!?…///

私...少し、自惚れてもいいのかな?

新しい恋の季節が来た。


休み時間になった。

あの女の子、黒瀬くんの教室に行ったのかな...。

「「アハハ!」」

聖琉くんと璃莉華ちゃんの笑い声が聞こえてきた。

もう...夢だけじゃ終わらせちゃいけないっ!!

「ダッ」

私は走った。

黒瀬くんの教室にまで行った。

「ズキッ」

あの...女の子が黒瀬くんに抱きついた。

あの子の方が可愛い...でも、ここで身を引いたら前と同じだ!!

私は黒瀬くん達の所まで歩いた。

「あ、あのっ!黒瀬くん...から、離れて...くだ...さいっ!!///」

「何よ。あなたには関係ないじゃない!!」

「ズキッ」

確かに...私には関係ない。

でも、でも...!!

「ゎ、私も...黒瀬くんが好きなのっ!!…///」

黒瀬くんは驚いた顔をした。

「もう...夢だけじゃ、終わらせたくないのっ!!…///」

「な、何よ!!黒瀬くんは私のものよ!!」

女の子は私を叩こうとした。

「パシッ」

黒瀬くんが女の子の手を掴んだ。

「フッ...悪いな。」

「チュッ」

黒瀬くんは私にキスをした。

「こいつは俺の『オンナ』だ。」

「ドキドキドキドキドキドキ」

初めて...オンナって言った。

「おいっ!!行くぞ!!」

「グイッ」

黒瀬くんは私の手を引っ張った。

私は、きっとこれからも黒瀬くんが好き...。

だって、私がこんなに好きなのも、私のこと、こんなにも好きでいてくれるのは黒瀬くんだけだから...。

ドS男子は初めて書いて、どんな感じか分からなくて「ドSじゃねーよ」って思うかもしれません!

本当にすみません!

これから、ドS男子を研究していきたいと思います!

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