郵便局(二百文字自作自演お題小説)
使ったお題は「郵便局」です。田守優子、復活しました!
田守優子は私の親友。ちょっと独特な感性の子だ。
土曜日も営業している郵便局でばったり優子と会った。
「消費税が増税されたから、年賀はがきを懸賞の応募に使うために切手を買いに来たの」
せっかちな優子は局内で切手を貼り、そのまま投函するつもりらしい。
「あんた、暇なら手伝ってよ」
そう言われて半ば無理矢理付き合わされた。
切手を貼りながらはたと気づいた。
今年、優子から年賀状をもらっていないと。
という事でした。