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星になりたくて

作者: 蔡架


星になりたくて、星になりたくて…







乾いた風の中

見上げた空を飛ぶ

鳥達が僕を笑うようで

小石蹴り上げた


どうして誰も気付かないの?

自分の事で必死だから

どうして僕は気づいたんだろう?

自分を真っ直ぐ見れないから?


星になりたくて、星になりたくて、

僕は今日も空に手を伸ばした

空をきった手のひらは

何も掴まず落ちていく

星になりたくて、星になりたくて、

僕らは空を目指すけど

今日もヒトとして明日を見上げる


そして僕は気づく

ここまでいったいどのくらいこの手を伸ばし続けただろう

どんなに雲に憧れたって僕は僕なのに


星になりたくて、星になりたくて、

今日から僕は前を向く

今日から僕は変わってく

星になりたくて、星になりたくて、

僕らは空を目指すけど

今日も僕らは人間なんだ




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― 新着の感想 ―
[一言] 星になりたくて変わろうとするのは面白いと思います。けれども人間は結局他人にはなれない。 なりたいのになれないと言った葛藤のようなものを感じました。
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