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ハーレム崩壊、十二年後  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
第四章 脱出聖女の後始末 聖女の愛は全てを乗り越えようとしているのか?

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第172話 旧ハーレムの居ない移動 魔界の生活について、少し触れよう

 エルフの森から脱出、

 移動屋敷に乗っているのは俺と新ハーレム四人、

 更にアストとナルガとリムリア(妖精サイズ)である。


(ちなみにリンダディアさんは、報酬のやり直しを伝えにエルフ王まで戻ったようだ)


 あと担いで走っているのはドリアード達、

 ちなみにリンダディアさんを運んできたヤツは、

 こっちに合流して逆にこっちから別のが、ってそんな話はどうでもいいか。


(で、今は三階のアストルームに全員が集まっている)


 お腹もいっぱいになったことだし、

 魔物と人間でのお喋りタイムである。


「そうですか、ラスロ様のためにそのようなお城を」

「ええ、安心して眠れる家が欲しいって言うからドリアード達に命令して」

「アタシは洞窟でも良かったんだけどさね」「ふふ、私は夢の中へしょっちゅう」「思い出させるな」


 リムリアが妖精のままとはえ、

 さすがに少し窮屈かな? まあいい、

 旧ハーレムが居ない分、ここにこうして全員集まれるってことで。


(いやほんと、アイツらどうするんだろう)


 まあそれは、

 ひとまずは置いといてだな。


「しかしミオス達、本当に大丈夫か、魔界へ半年だぞ」

「私はラスロ様が居れば、それだけで」「ラスロ様とコンビネーションを高めたいです」

「魔界の諜報活動というのも興味ありますね」「叔母がぁ、元の婚約者さん達が来られないと良いですがぁ」


 まだそこを心配しているんだ、

 どれだけ叔母を、ネリィを警戒しているんだ。


「ラスロ、いっそ魔界側から閉じる?」

「それだと俺を道連れにした魔王と一緒じゃないか」

「魔王もアタシたちも、同じ魔物さね」「ふふ、もういっそ、みんなで移住しちゃう?」


 俺は新ハーレムの面々を見る、


「アスト達が本気でそんなことする事は無いと思うが、

 アクシデントや更なる新しい魔王のせいで帰れなくなる可能性もゼロじゃない、

 俺は嫌だがまた十二年、ということも……そうなったらどうする」


 それに対し、

 やはりミオスから正妻側室順に答える。


「ラスロ様のお傍が、私の生きる場所になりましたから」

「一生涯、ラスロ様の剣として生きるのも、悪くはなです」

「もういっそ、前のパーティー以上の時間を過ごせると思えば」「叔母に『ざまぁ』できますねぇ」


 えっハミィそこ?!

 と思わくもないが、

 まあ覚悟は完了しているのだろう。


「ラスロ、私は心が広いから、四人なら人間も許してあげるわ」

「アタシは子作りさえできれば、何でもいいさね、待ち遠しいわさ」

「ふふ、なんならインキュバスに手伝わせましょうか」「おいリムリア」


 夢の中とはいえ、

 新ハーレムまで寝取られるのは勘弁だ、夢魔だけに。


「それでラスロ様は、魔界での生活に不便は」

「ミオス、それなんだが、早く帰りたいという気持ちが強くてだな、

 しかし今になってみると、か……感謝しかないな、アスト達には」


 ここで『快適だった』とか言うと、

 本格的に移住を強いられそうだからな、

 あくまでも俺はここ、人間界に戻るつもりだ。


「十二年間も暮らしたのですからね」

「そうは言ってもロズリ、懐かしいとか、また行きたいとか積極的に思ったりはしていないぞ」

「わかっております、あくまでも我々との強い繋がりを」「ああナタリ、修行と連携と……」「愛ですねぇ」「親睦と言えハミィ」


 ここで愛だの恋だの結婚だの言うと、

 アスト達がなら私たちもって騒ぎ出す気がする、

 そうなったらいよいよ帰して貰えなくなるかもだ。


「じゃあラスロ、この四人で決まりね?」

「ちょっと待ってくれアスト、王城で一旦、整理をしたい」

「ドリアード達ならあと更に四人も歓迎すると思うわ」「アストは」「微妙ね」


 微妙、か。


「あの、質問なのですが」「どうしたロズリ」

「まだ聞いていなかったことが、リムリア様」「ふふ、なあに」

「リムリア様は、ラスロ様とどのように出会って、どのような契約? 取引を」


 ここでそれを(たず)ねるかぁ。


「ふふふ、聞きたい?」「はい、興味があります」

「ラスロ、いいわよね?」「まあアストやナルガも話したことだし」

「いいわ、ふふっ、じゃあ元の姿で」「いや、でかいのは部屋が狭くなる」「ならこっちね」


 巨体ではなく人間体サイズになった、

 妖精体と違ってサキュバスなことを隠さない姿だ、

 もちろんこれでも色々と自重しているのだが、露出とか。


「リムリアが話してくれるか」

「ええいいわ、私とラスロの物語、教えてあ・げ・る、ふふっ」


 子供に聞かせられない話に、

 なり過ぎなきゃ良いが……とりあえず、聞こう。

※改めてお知らせ

新作『VIVA! 地味ハーレム』毎日2~3話更新中です、

是非、読んでいただいて、ついでに評価もしていただけるとトルネードで喜びます!!

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