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ハーレム崩壊、十二年後  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
第二章 エルフに嫁いだ弓使い しかし本当に愛する人が戻ってきた以上、抱きしめずにはいられない!

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第二章 登場人物おさらい 後編(ロズリ、ナタリ、ハミィ、アスト編)

第二章 登場人物おさらい 後編(ロズリ、ナタリ、ハミィ、アスト編)


 【ロズリ】 新ハーレムの側室サブヒロイン、剣士(十九歳)長い銀髪


 ラスロ伝説を読んで憧れ騎士団に入った女剣士、

 教えてくれた上司に打倒ヨランで腕を磨いた者がおり、

 それに教わったおかげもあり、ヨランとの決闘に余裕で勝利した。


 魔界封印もしくは新魔王討伐まではヨランと協力するが、

 その後の、平和になってからの正式な結婚ではミオスの提案した、

 旧ハーレムを捨てる『ざまぁ』をラスロがやってくれるはずだと信じている。


 ヨランとの決闘では勝利したものの、対魔物戦ではまだ心許無い部分も多く、

 逆にロズリに助けて貰う場合もあるため、純粋に剣士としては尊敬している部分もある、

 しかし技術的に最新のものを持つロズリは、心の中でヨランを『錆びた剣』と思っているのも確か。


 つい最近まで騎士団員だった事もあり、

 若い騎士団員とのコネも多くそれを利用する場面も。

 現在はラスロの婚約者という立場で、王命で『特命騎士』のような形で働いている。


 新ハーレムの一員として正妻ミオスの実家、

 グレナダ公爵家に寝泊まりしており隔日で泊まるラスロに、

 いつ『夜のお呼出し』がかかるかワクワクドキドキしているのは、ここだけの話。


 【ナタリ】 新ハーレムの側室サブヒロイン、アサシン(二十七歳)


 王城で暗部の工作をするアサシンとして活躍していたが、

 面が割れ身近な所では使用不可能となったため活用法に困っていた所、

 丁度ラスロが戻ってきたため新ハーレムの側室として押し付け、もとい婚約者となった。


 投げ毒針や煙幕、手裏剣など遠距離攻撃を得意とするが、

 いざとなったらカタナという剣で近接戦闘も出来、素早さが売りで、

 ここだけの話、本当に大ピンチになったら犠牲になるのは自分だけと決めている。


 実は現在の王城からのスパイを兼業として新ハーレムに入っており、

 ラスロ達が知った情報を随一報告しているためラスロが他の者と内緒話をしている時も、

 こっそり聞いていたりするが、それはラスロがもしもの時のための警備も兼ねていたりする。


 暗部としての役割をすでに十分こなし終え、

 後は事実上、廃棄されてもおかしくない自分が、

 命令としてでもラスロの嫁と言う最終着陸地点を用意して貰えた事を本気で安堵している部分もある。


 ラスロも最近はナタリにストーキングされている事に気付いており、

 エミリの息子が高熱で倒れた報せを聞いた時もおそらく隠れて聞いているであろうナタリを呼び、

 アリナとミオスを治療に向かわせたあたり、事実上の『ラスロの暗部』『ラスロ専用アサシン』となっている。


 【ハミィ】 新ハーレムの側室サブヒロイン、魔法使い(二十歳)


 元王宮魔法使いで旧ハーレムの魔女ネリィの姪、

 ヤンデレの叔母に対して突っ込んだりドン引きしたりしているものの、

 自身も実はどちらかというとヤンデレの部類に入る事は、叔母が酷過ぎるせいで気付いていない。


 現在は王城の研究所で新ハーレムのアリナ、叔母ネリィ、

 旧ハーレム仲間で正妻のミオスと共に魔界ゲート封印の新結界を製作中で、

 そこに魔物であるアストまで入って来て、未知の魔術や結界の開拓にもなると喜んでいるとか。


 叔母の子供が王都に来た時に母の実家(叔母の実家)へ住まわせるように手配したのは、

 実は彼女であり、ラスロが旧ハーレムを捨て、城を出て新ハーレムと生活するのを選択した場合には、

 もし正妻ミオスのグレナダ公爵家が使えなければ狭いものの自分の実家へ招待するつもりだったのはここだけの話。


 ただ今回、叔母ネリィの子供七人がまとめて王都へやって来たのには、

 さすがにもう面倒見切れないと思っており、どうしようか困っているのだが、

 とんでもない解決法へ導かれて行くのは、第三章でのお楽しみということで!!


 【アスト】


 ラスロが魔界で孤軍奮闘していたと言っていた時に、

 味方になってくれていた魔物のお姫様で本人(本魔物)は、

 ラスロの婚約者のつもりでいるがラスロは利用するだけして捨てたつもりでいた。


 魔界でラスロが瀕死の重体となったとき、

 その身体に取り込んで復活(蘇生に近い)させ、

 その対価、更に一緒に魔王を倒していく仲間になるのと引き換えに婚約した。


 魔物の区分としては『アルラウネ』であり人の形をした樹の魔物で、

 治癒能力(治癒魔法)に長けており魔界でのラスロの回復役に徹する他、

 敵に種を飛ばして体内に植え付け、発芽させる事で相手を樹のようにしてしまうえげつない攻撃法も持つ。


 部下にドリアード族が居てラスロの出て行った魔界ゲートを見守らせていたが、

 新しく誕生しようとしている魔物が別の場所に作って(復活させて)しまったため、

 その部下に対処させに行った所でラスロが再会、間接的にラスロの本音を聞いてしまいラスロの居る王都へ。


 その王都でエルフ族が住むためのマザーツリーが病気にかかっているのを知り、

 ラスロに治療をお願いされたために治し、ラスロが自分と結婚する障害が無くなるようにと、

 魔界ゲート封印もしくは新魔王討伐を協力する事となり、王都に木造の城を建てて住み、ラスロとまた組むことになった。


 旧ハーレムの聖女アリナや新ハーレムの賢者ミオスらとは、

 協力して魔物魔法を組み合わせた新封印結界を開発中であり、

 用が済めばラスロを持って帰れると思っているため特に意識はしていない、今のところは。


 その他、軽く。


 【リンダディア】 王宮エルフ隊の副団長


 ラスロともエミリとも十二年前に面識があったエルフ、

 エミリの夫となったハルラが実は勝てない人間であるエミリを、

 エルフ側に取り込もうという理由で求婚したことを教えてくれた。


 【ドリアード族】


 魔界でアルラウネ族に従える衛兵魔族、

 ドリアードが人型の樹ならこちらは顔のついた樹、

 カタコトの言葉を喋り気を使った大工が得意、めっちゃ足が速い。


 種を飛ばしてくっつけた先で発芽すれば、

 相当離れた先の会話も聞く事が出来る能力があり、

 それでラスロの本音を聞き、急いでアストに報告した。


 【アウーラ】


 アルラウネ一族の長でアストの母、

 人間に協力するには建前上、娘と婚約が必要と言ったお方。

 本音を言えば人間は『どうでもいい』が、邪魔な(敵対する)魔王は倒して欲しいと思っている。 


 【ナルガ】


 ラスロがアストと会う前に魔界で組んでいた仲間もとい仲魔、

 魔物であるラミア族で両手に一本ずつ剣を持つうえ尻尾でも攻撃する、

 超攻撃型特化の剣士、と言ってよいのかわからないが、生命力はかなりしぶとい。


 他に魔界ではラスロは【リムリア】と【カミラ】とも組んでいたとかなんとか、

 そのあたりの詳細も第三章でどこまで詳しく語られるのか?! 乞うご期待!!

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 少し早めになってしまいましたが、第二章を終える事が出来ました、

 また作品ブックマークや星、イイネなどの評価もいつもありがとうございます、

 ストーリー展開を早めつつ明日からの第三章、まだなんとか毎日更新で頑張りたいと思います!

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