第10話「過去を守る戦い」
メルザの作り出した偽りの街から抜け出したタロウたち。本当の過去が変わらないことを確認するため、タロウの故郷を目指していた。
道中、謎の魔法使いガイアと出会う。ガイアはメルザたちとは違う目的でタロウのもとを訪れたのだった。
「許してほしい。私は過去を守るために来た」
ガイアは自分が教団の一員であることを告白する。そしてメルザの悪事を阻止するため、タロウの力が必要だと訴えかけてきたのだった。
タロウたちはガイアとともに、タロウの故郷の街へと向かう。するとそこでは、メルザたちによる魔物の暴れまわりが始まっていた。
「くっくっ、俺の故郷が!」
タロウの憤怒が爆発する。仲間たちと力を合わせ、メルザたちの魔物を蹴散らす。
「貴様らが俺の故郷を壊すのは許さない!」
タロウの放った烈火の魔法が、メルザたちを吹き飛ばした。追い詰められたメルザは、逃げるよりなかった。
タロウたちは辛くも街を守り抜いた。ガイアも協力した。
「助かった...ありがとう、みんな!」
タロウは過去を守る決意を新たにしたのだった。
タロウたちはガイアと協力し、メルザの魔物の攻撃から街を守り抜いた。
「これで俺の故郷は安全だ」
タロウはホッとする。仲間たちもほっとした表情だ。
一方、アジトに戻ったメルザは怒り心頭だった。
「クソッ! 計画を台無しにするとは許せない!」
部下の盗賊が「今は街を放置して、別の策を練るべきだ」と助言する。
メルザは「そうだ、それしかないな」と唸り、次の作戦を練り始めた。
そのころ、旅を続けるタロウたち。ガイアが「これからどうするの?」と訊ねる。
タロウは「ゼノンと決着を付けないことには終わらない。向かおう」と決意を新たにする。
アリスとリードも賛同する。ガイアは「私も力になる」と協力を申し出た。
「よし、みんなで力を合わせればゼノンにも勝てる!」
タロウがそう叫ぶと、仲間たちも「おう!」と返事をする。
こうして、四人の運命の戦いが始まった。
タロウと仲間たちは、タロウの故郷の街をメルザから守り抜きました。
ガイアが「これからどうする?」と訊ねると、タロウはこう答えました。
「ゼノンがいる世界に戻ろう。最終決戦で敵を倒す」
「その熱い覚悟、好ましき哉!」アリスが喜びました。
リードも「行こう!僕たちでゼノンをやっつける!」と意気込みます。
ガイアは「私も協力します。みなさんと力を合わせて」と言葉を添えました。
タロウは仲間を見て、胸を張って叫びました。
「よし、行くぞ!ゼノンを倒し、世界を救うために!」
「おー!」と仲間たちが応えると、タロウは力強く歩き出しました。
こうして、運命の舞台となる世界へ向けて、四人の歩みが始まったのです。