すべては キ
キつけてくれよ
キがもとざぞ
キから生れるのざぞ
心くばれと申してあろが
心のもとはキざぞ
総てのもとはキであるぞ
キは(よろこび)ざぞ
臣民みなにそれぞれの
キうへつけてあるのざぞ
うれしキは
うれしキことうむぞ
かなしキは
かなしキことうむぞ
おそれはおそれうむぞ
喜べば喜ぶことあると
申してあろがな
天災でも人災でも 臣民の心の中に
うごくキのままになるのざぞ
この道理わかるであろがな
ものはキから生れるのざ
キがもとぞ
くどくキづけておくぞ
上にたつ程 働かねばならん
働いても力はへらん
働くにはキ頂かねばならん
キから力生れるのであるぞ
働くと申して動くばかりでないぞ
動かんのも働き
動くのも働き
よく心得よ
よせては返し よせては返し
生きてゐるのであるぞ
始の始と始が違ふぞ
後になるほどよくなるぞ
終りの中に始めあるぞ
祈り 考へ 働きの三つ揃はねばならん
後書きが長くなり過ぎ(ᐢ ᵕ ᐢ)ましたので、次頁(次話)にいたします。
よろしければ、『足場』『存在意義』『喜びに生きよ!』もご覧下さい(リンクは [ 感想を書く ]の下にあります)。
上で挙げた順→本作と読むと、より深く内容が理解できると思います。
感想もぜひお読み下さい。それぞれの作品が誕生するきっかけが解るものもあります (ᐢ ᵕ ᐢ)。