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.3

 

異世界で兎としての自覚をもった私。


一般であれば、

元の世界に帰りたいとか。

自分が死んだことに絶望したりとか。

開き直って異世界を楽しんだりだとか。

しなくてはならないのだろう。


だが、少なくとも私は狂喜した。

意味も無く跳ね回り、走り回り、転げ回った。

食事も忘れただただ喜んだ。

声にならない雄叫びをあげたりした。


本当に。

本当に、嬉しかった。

解放されたのだ。

やっと。

あの、忌まわしい人生から。

あの、忌まわしい世界から。

あの、忌まわしい奴等から。



私、は。

自由だ。




落ち着こう。落ち着こう。

そうだ、父兎に教えてもらったステータスボードを見てみよう。


〰️〰️〰️〰️〰️


種族名

 脱兎


Lv.

 1


スキル

 脱兎 念話 五感強化 鑑定 亜空間

 植物之指揮者プラントアクター


称号

 転生者

 森之賢者


〰️〰️〰️〰️〰️


おお・・・。

親兎が言っていた通りだな!


『我ら脱兎の使命はこのナパトテ大森林の管理。

 植物を増やし過ぎないように枯らしたり、

 減りすぎないよう栄養をやったりするために、

 この天国に存在することが許されている。』


その為の、植物之指揮者。

なるほどなるほど!


ああああ!!

駄目だ。

余計興奮する。

落ち着け、落ち着け。

ふー。ふー。ふー。ふー。

はあ。

寝よう。


◼️◼️◼️◼️


ナパトテ大森林には3種類の生き物がいる。

1つ、鳥。

2つ、虫。

3つ、兎。

つまり、外敵がいない。


何故か?


兎を死なせない為だ。


彼等脱兎は非常に珍しい種族。

それこそ、神ですら滅多に御目にかかれないほど。

だから守護された。

世界の中心(ナパトテ)に。

大森林の管理者として。


元は世界樹(ダイステシィラ)の剪定師として創造された、臆病者で逃げ足の速い兎は、その賢さから自らを破滅に追い込んだとされる。


ただ、繁殖能力が弱かっただけかもしれない。


父兎がナパトテ大森林を天国と称したのも、無理はない。

外敵は居らず、飢えることもなく、己の棲みかを手入れするができる。


敢えて欠点を挙げるとすれば、たまに来客があることか。

ナパトテ(世界の中心にある)ダイステシィラ(世界樹の)キルテシイラ(兎に捧ぐ愛)を求めて。


世界中で脱兎の生息地にのみ存在する伝説の薬草。

その正体は、世界樹のみぞ知る。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


喜びのシーンをもっと詳しく書きたいです。

語彙力の問題です。


兎さんは愛されてますwww

種族的にwwwwww

植物wwwwwwwww


神の守護はある意味監禁です。

兎さんはまだ気づきません。

外敵いないと天国。


ナパトテ・ダイステシィラ・キルテシイラは

適当に名前つけました。造語です。


ステータス見辛いかもしれません。


ブクマしてくれた人、ありがとうございます。


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