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色を司りし者  作者: 彩 豊
第三章 桃色脳であるエン公爵との決闘
71/530

1-3-21(第71話) 酒池肉林?

今週も小説の続きを載せます。

是非、読んで感想をくれると嬉しいです。

 俺、ルリ、イブ、そして、牛人の4人は宿屋に着き、部屋を3人部屋と1人部屋に変更してもらった。そのとき、

「4人部屋じゃなくていいのかい?」

 と聞かれた。

 俺は、

「何言っているのです?」

 と、返事をする。

「そうだよお兄ちゃん!ルリと一緒に寝ようよ!」

 と、ルリが言い、

「…アヤト、私はいつでも…」

 と、イブが言い、

「………」

 牛人は何も言わなかった。

 1つ言わせてもらいたい。

 俺は宿屋で夜の営みをするほど、見境がないわけじゃないからな!

 ほら、俺は年頃の男の子だし~。少しは邪なことを考えてしまうこともあるけど…。

 と、とにかく!

 俺は宿屋で酒池肉林したいわけじゃないからな!

 ほんとだからな!

 …ほんとですよ?

 宿屋で飲食していた男どもから睨まれることもあったが、俺達は部屋に入る。


「さて、これからのことだが…」

「お兄ちゃんは旅をするんだよね!」

「ああ」

「どこ行くの?」

「えっと…確か…」

「…「ミナハダ」?」

「そう!そこに行こうと思う」

「なんで?」

「何でも魚や貝等の水産物が採れるらしいんだ。それで俺の料理の幅が広がるってもんだ」

「!?行こう」

「うん!」

「それでだ。お前には馬車を引っ張ってもらおうと思うのだが、いいか?」

「分かりました」


 牛人は俺にお辞儀をしながら返事をした。

 その様子は主に仕えるメイドのごとし。

 だが、


「…お前も楽にしておいた方がいいぞ?」

「自分は立ったままで結構です」

「はぁ…」


 やんわりと断られてしまった…。まぁ牛人本人いいならそれでいいか。


「とりあえず、他に気になることは無いか?」

「ルリは無いよ!」

「私も特には…」

「…クリムとリーフはどうするの?」

「え?…どうなんだろ?付いてくるのだろうか?」


 俺としては付いてくるのは別にいいのだが、2人には別の予定があっていけないのかもしれない。現に今、一緒にいないし。


「まぁ、本人に会って、直接話を聞くまで保留だな」

「…分かった」

「ルリも問題ないよ!」

「…?すみません。その、クリム様とリーフ様とは一体…?」


 ああ。そういえば、牛人はまだ知らないのか。


「ま、出会ったら教えるよ」

「分かりました」


 そう言うと、また牛人はまたお辞儀をした。

 そう何度もお辞儀されても困るのだが…。


「取り敢えず、明日出発ってことでいいか?」

「「「はい!!!」」」

「じゃ、お休み~」

「あ!待っておにいちゃ…」


 ばたん。

 なんかルリが言っていた気がしたけど、気にせず扉を閉め、自分の部屋に入り、就寝した。

この第71話、丁度1000字なんです。

自分でもちょっと驚きです。

…まぁ、それ以外はいつも通りです。

感想と牛人の名前、待っています。

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