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色を司りし者  作者: 彩 豊
第4色 黄の国 第一章 蒲公英色な角犬の卵
267/546

4-1-12(第266話) 角犬の卵捜索開始~その2~

 景色は少し変わり、

「ニャン?ニャーンニャニャン?」

「こっちだよ。だってモミジお姉ちゃんがこっちにあるって言ったんだもの」

 リーフ、ルリ、クロミル、角犬は、角犬の卵が生存しているかもしれない場所を目指し、走り抜けていた。

「…ごめん。ルリちゃん、今この角犬、なんて言ったの?」

「えっとね、『ねぇ?ほんとーにこっちなの?』だって」

「なるほど。それでルリ様はさきほど、あのような回答をなされたのですね」

「うん!だってモミジお姉ちゃんがこっちって言ったんだもん!」

 ルリはそう認識していた。ルリにとって、モミジのあの発言は信頼するに値する事だと、疑う事すらしなかった。クロミル、リーフも確信とまではいかないものの、疑うことは一切しなかった。

「ニャン!ニャンニャニャニャン!」

 角犬は何かを見つけたのか、走る速度を上げる。

「え!?それは本当なの、角犬ちゃん」

「ニャン!」

 …この会話の内容は、角犬とルリ、二人にしか分からなかった。近くで走りながら聞いているリーフとクロミルには、何がどうなっているのか理解不能である。

「えっと…ルリちゃん?何話していたの?」

「うんとね、なんか僅かだけど、卵の匂いがするって言っていたの!」

「てことは…、」

「私達はその角犬達の卵に近づいている、ということになります」

 その二人の会話に、

「ほらー!やっぱりモミジお姉ちゃんの言う通りだったんだ♪」

 今も走っているというのに、息を切らずに普通に走っている。この持久力は、持久走選手も目を皿にする所業であろう。

「にゃ、ニャン…」

「『た、確かに…』だって。ようやく角犬ちゃんもモミジお姉ちゃんの凄さが分かったんだね。ルリは嬉しいよー♪」

 ルリはウキウキ気分で走っていく。

(モミジちゃんってもしかしたら、植物と対話できる以上の何かを秘めているのかも)

(さすがはモミジ様です)

 リーフ、クロミルもモミジの仕事ぶりに感心する。

「それで角犬ちゃん。ここからその…匂い?までどれくらいかかる?」

「にゃー…。ニャニャンニャンニャニャ」

「『そうだな…。まだ少しかかるな』だって」

「そうですか。ルリ様、聞いていただきありがとうございます」

「えへへ♪」

 クロミルの感謝の言葉に、ルリは照れる。その一方で、

「・・・」

 リーフは何か考え込んでいた。それはまるで、何かを思い出そうとしているかのような。

「?どうかなさいましたか、リーフ様?」

「ん?いや、何か忘れているような気がして…」

 リーフはそう自分で言いながら再び考え込む。

「そうですか」

 クロミルは何も言わず、ただリーフの言葉を待つ。

「それじゃあリーフお姉ちゃん、クロミルお姉ちゃん!あの卵を見つけよう!」

 ルリの無邪気な声掛けに、

「ええ」

「承知しました」

 二人は返事をする。

「ニャン、ニャニャンニャニャ!?」

「『もちろん、私の事も忘れていないでしょうね!?』だって。もちろん、忘れていないよ」

「ニャニャンニャン」

「『それならいい』だって」

 ルリは角犬を撫でながら笑顔になる。心なしか、角犬の表情が柔らかくなったようだ。

(角犬、ですか…)

 クロミルもルリの姿に微笑ましく思っているころ、リーフだけは浮かない顔をしていた。何かを思い出そうと、走りながらも考え始める。


 一方、角犬達の見張りをしている彩人達は、

「なぁ?お前ら、なんでそんな鳴き声なの?」

「ニャン!ニャニャンニャン!」

「・・・どうしよう?返事の内容が分かんねぇ」

 角犬達の拘束状態を維持したまま、質問をしていた。

「…アヤト。そんな質問をしても無意味だと思う」

「それじゃあどんな質問をすれば…?」

 俺は言いながら気づく。具体的な返答が望めないなら、俺が具体的な質問をすればいいのでは?返答は簡素なものになるようにすればいいのか。だから、はいかいいえで答えられるような質問にしよう。質問、か。

「なぁ?お前ら角犬の卵のサイズってこれくらいか?」

 と、俺は先日見た卵のサイズを手で空中に描きながら示す。

「ニャン!」

 なんと答えたかは分からないが、首を縦に振ってくれた。となると、角犬の卵のサイズは先日見た卵と同サイズ、ということか。

「そうか。卵の色って、お前らの毛の色と同じ色でいいのか?」

 卵のサイズを聞けたので、次は卵の色について聞いた。確か、肌色に近い色をしていた覚えがある。この目の前にいる角犬達の毛の色と同色である。目で見た限りは同色な気がするが、一応話題のネタとして質問を振ってみた。

「ニャン!」

 さっきと同じような返答をしてきた。どうやら、俺が先日見た卵は角犬の卵である線が濃厚なようだ。

「あ、あの!私からもいいですか!?」

 どうやらクリムも何か、角犬達に質問してみたいらしい。何を質問するのか少し楽しみではあるな。

「ニャン」

 相変わらず何を言っているのか分からないが、クリムの質問にOK、という感じなのかね。

「あの!角犬達は、拳で語り合って気持ちを伝えあうことはしますよね?」

「「「・・・」」」

 クリム。それを角犬達に質問しちゃうのかね。うわ~。角犬達も動揺しているよ。

「…クリム」

「ん?何ですか、イブ?今私は角犬達に質問しているんですよ?」

「…もう少し、具体的に説明した方がいい。見て」

 イブは未だ困っている角犬達を指差す。

「…角犬達、今の質問内容が分からず、困惑している」

 確かに、あの質問には色々困惑するよな。内容とか返事の仕方とか。

「そうですね。それじゃあもっと詳細に説明しますね」

 と、クリムは角犬達の困惑状態を気にせず、意気揚々と話し続ける。

「気持ちを伝えたい時、本心を知りたい時は、今の私とアヤトみたいに拳を重ね合わせることで、相手の気持ちを察する事、よくしますよね?」

 俺は途中、ひっそりと、「私の拳に、拳を合わせてもらえませんか?」と言われて言われたとおりにしたのだが、失敗だった。角犬達、俺をクリムと同類なのか?という視線を俺に向けてきている気がする。気のせい、だと信じたい。

 それに、さっきより詳細な説明をされたのに、まったく意味が分からない。

 このクリムの質問に、ほとんどの角犬は呆気にとられ、仲間同士を見つめ合う。少しの時間があり、

「ニャニャン」

 ほとんどの角犬が首を横に振った。だが、俺は見逃さなかった。

「!!??」

 ある一匹の角犬だけ、首を縦に振ろうとしていたこと。慌てて首を横に振り直したが、時すでに遅し。

「あ!?あなたはやはり、私と同じですよね!?」

 クリムはその一匹を見つけてしまったらしく、目を輝かせている。やはり、集団の中には一匹はいるんだな。ああいう変わったやつ。俺の場合、俺が変過ぎて、イブ達が普通に見えるんだよね。俺が俺自身のことをボッチという異質に思えているからだな。…本当に俺は異世界に来てから変わらないな。何が楽しくて俺はずっと自虐しているのだろうか。

「!!??」

 一方で、クリムに目を付けられたある角犬は必死に首を横に振る。だが、他の角犬達は心当たりでもあったのか、若干、呆れや納得の表情が窺える。

「ほら、私と拳を重ねましょう?」

 と、クリムは拳を重ねようと、角犬に拳を近づける。ちなみにその

角犬は拘束されていて、声を発することも体を動かすことも出来ない。そういうことをしないと襲われる可能性があるからな。

「は!?そういえば拘束されてましたよね。それでは失敬して」

 クリムはさらにその角犬に近づき、角犬の前足とクリムの右手をくっつける。

「「・・・」」

 俺には、いや。俺達には拳を合わせている風にしか見えないが、何かしらの意志を送信、受信しているのだろう。どういった内容を送りあっているのかは分からないが。

「あ、あれは一体何をしているのですか?」

「さぁ?イブ、分かるか?」

「…多分、あの脳筋とあの角犬にしか分からないと思う」

「同感」

 俺達が呆れて見守っていると、

「・・・そうだったんですね。みなさん、卵のことが本当に心配で心配で…」

 クリムはどうやら角犬達の事情を把握したのか、涙を流し始める。

「・・・」

 どうやら拳を合わせた角犬も、何も喋らないものの、クリムが何かに共感してくれたことに思わず涙を流し始めた。クリムと角犬の間で一体何が…?

「大丈夫ですよ。ルリちゃん達が必ずなんとかしてみせますからね」

「・・・」

 ま、ルリがなんとかしてくれることは確かにそうだな。それにリーフ、クロミルがいるんだ。もしもの事があっても何とかなるだろう。もしもの事があっても困るのだが。

「…出来ました」

 ここでモミジは何かを作っていたらしく、他の角犬達はモミジの料理に注目している。

「何が出来たんだ?」

 俺がそう聞くと、モミジは笑顔で答えた。

「はい!これです!」

 と、モミジはあるものを見せてきた。これって・・・?

「美味しいけど…」

「…美味しいものは正義」

 それは、食べられる木だった。モミジが焼いたのか、周辺には香ばしい香りが経ちこみ始めている。始めているが、

(ま、いいか)

 イブの言う通り、美味しいものは正義なのだ。不味いものは邪悪。それで充分だな。俺はそう思い、

「それじゃあいただいていいか?」

「もちろんです!」

 と、モミジは焼いた木を俺にくれた。・・・慣れているとはいえ、未だに少し抵抗感が残るんだよなぁ。茸と同じようなもんだ、と暗示して食ってはいるものの、どうしても身構えてしまう。

 それに対し、

「…私も食べていい?」

「どうぞ。みなさんの分もお作りしましたので」

「…美味美味♪」

 イブは一切の躊躇なく食していた。食に関するイブって結構チャレンジャーだよな。それとも最初からこの木が美味しいと確信していたのだろうか。そんなことを考えながら焼いた木を何度も噛み、にじみ出てくる味を堪能する。

「あ。みなさんの分も用意していますので、みなさんも召し上がりますか?」

 クロミルは本当に優しいな。本来敵であるはずの角犬達にも食べ物の差し入れをしようとするなんて…。もしかしたらモミジは聖女の生まれ変わりなのかもしれない。

「「「・・・」」」

 角犬達は、「え?何あれ?もしかして、木じゃね?」なんて眼差しを向けてくる。見た目は木の幹の一部だもんな。それに焼きをいれただけだし。だけど、

(モミジの好意を無下にさせる訳にはいかねぇな)

 身内びいきだが、モミジの思いやりを無駄にさせるわけにはいかないので、

(食わなかったら許さんぞ・・・!)

 俺は無言で威圧する。そもそも、食べ物を粗末にするようなやつは個人的には許さん。出されたものが不味いならともかく、これは美味しいからな。吐いて捨てたら、そいつはぶん殴ってやろう。そんな意思を持って睨みつけていると、

「「「・・・」」」

 角犬達と目が合った。何故俺に困った視線をぶつけているのだろうか?

「アヤト。多分ですが角犬達は拘束されているので、その木が食べられない。そう訴えたいのだと思いますよ?」

「…なるほど」

 クリムの指摘により、俺は気が付く。確かに、角犬達はしっかりと拘束しているからな。

「分かった。それじゃあなんとかしよう」

 俺は角犬達の拘束を口だけ解き、

「次は、と」

 次に俺は、魔力で腕を何本も形成し、その腕には焼いた木を持たせる。

「…アヤト。私も手伝う」

「そうか?ありがとう。それじゃあ半分右半分をお願いするよ」

「…ん」

 俺は焼いた木の半分をイブに渡す。渡した後、イブも魔力で腕を形成し始め、複数の腕が完成する。

「ほいっと」

 俺はいっぺんに角犬達の口に、焼いた木を放り込む。

「食べずに吐いたらどうなるかは、言わなくても分かるよな?」

 この言葉を添えて。

「「「!!!???」」」

 角犬達が驚いていたが、その驚きで口から焼いた木が落ちなければいいのだが。堕としたら…その時に考えよう。

「えっと、どうぞ?」

 モミジが声をかけたことで、角犬達は口に放り込まれた物を咀嚼し始める。

「「「!!!???」」」

 角犬達は一噛みした瞬間、二噛み、三噛み、噛む間がだんだん短くなっていく。ふ。どうやらこの木の美味しさに気付いたようだな。俺も噛み噛みして、この木の美味しさを再認識するとしよう。

(現代人には欠かせないかもな)

 現代の人達は、こういう噛み応えのある食べ物をあまり食べない傾向がある、と俺は思っている。ハンバーグとかスパゲッティとか、柔らかい食べ物を好む。だからたまには、こういう食べ応えのある食べ物を食べることで、自身の顎を少しでも鍛えるべきだろう。無論、これはあくまで持論なので、世間がどう思っているのかなんて知らないが。さらに言えば、世間を知る情報源がネットしかないので、同年代の生な情報は一切得られなかったし。え?何故かって?同年代の人と直接話す機会がなかったからですが何か?…なんか、イブ達に慰めてもらいたくなった。自分を惨めに思ってしまった。なんか辛いなぁ。惨めに思っても、この焼いた木は美味い。

 完食に少し時間がかかったものの、全員完食した。味の感想は、

「「「♪♪♪」」」

 聞くまでもなさそうだ。やっぱ、美味いものを食べると笑顔になる。これは地球でも異世界でも変わらないな。

「…あ」

 ここでイブが何を思ったのか、突然声を出す。俺が聞こうとしたが、

「どうしました、イブ?」

 クリムが先に聞いた。

「…私も一つ、聞いていい?」

 イブは角犬達に質問をしていいかの許可を求める。

「「「ニャン♪」」」

 ちょっと機嫌がいいのか、快く返事を返す。食欲に正直な奴らめ。嫌いじゃないけど。

「…好敵手っている?」

 その質問に、

「ニャニャ!?ニャニャンニャニャ!」

「ニャニャニャ!!」

「ニャンニャンニャニャ!!!」

 角犬達は激しく言葉を投げつけ合う。イブがいるかいないかの2択質問をしたのに、どうしてそこまで激昂するのかね。イブの聞き方が悪かった?いや、そんなことはないだろう。となると、質問の内容の方に問題があった?

「イブ、どうしてそんなことを聞いたんだ?」

「…一つ、思い出したことがある」

「「「思い出したこと???」」」

 俺、クリム、モミジは言葉を重ねる。

「…角犬には対照的な魔獣がいて、常にその魔獣と争っている事」

「「「対照的な魔獣???」」」

 対照的な魔獣ってなんだ?

「…その魔獣は、国で角犬同様、多くの国民に飼われている魔獣の一種」

「へぇ。角犬みたいな魔獣が他にもいるんだ」

「私、初めて知りました」

「わ、私もです」

 モミジはともかくクリム、お前は知っておかなきゃだめだと思うぞ?今更声に出さないが。

「…確かその魔獣は、【(つの)(ねこ)】」

「「「【角猫】???」」」

 俺達がその魔獣の名を発言した瞬間、

「「「ニャー!ニャー!!ニャ―――!!!」」」

 角犬達は言葉を荒げる。もしかして…?

「さっき聞こうとした角犬の好敵手って?」

「…ん。角猫の事」

 へぇ。そんな魔獣がいたのか。そういえば、魔の国にも角の生えた何かがいたようないなかったような…?よく覚えてないや。

「それでその…角猫がどうかしたのか?」

「…もしかしたらその角猫が関わっているかもって思った。けど、考え過ぎだと思う」

「そう思った根拠は?」

「…ない。単なる杞憂」

「なるほど」

 確かに杞憂で終わればそれでいいが、警戒はしておいた方がいいかも。

「てことはもしかしたら、角猫の襲撃を受ける可能性がある、と?」

 俺のその一言に対し、

「…可能性だけなら、0とは言えない。けど、限りなく低い」

「そうか」

 それじゃあ、最低限の防衛手段をとるだけにしておくか。

「【結界】」

 俺達と角犬達周辺に【結界】を張り、まだ見ぬ角猫の襲撃に備える。

「いざという時は、【結界】の一部を開けて入ってもらうか」

 そんな考察をしていると、

「「「!!!???」」」

 角犬達の顔が険しくなり、ある一方向を睨みつけていた。

「?どうかしたのか?」

 俺が角犬の視線移動に違和感を覚えていると、

「!?少し遠いですが、何か多数の気配を感じます」

「「「!!!???」」」

 クリムの発言に俺、イブ、モミジは驚く。

「方角は?」

「…あっちです」

 クリムが指差す方向は、角犬達が向いている方向と同じであった。

 まさか、0に近い事象が起きるとは。

「…なんか、私のせいでごめん」

「いや、イブのせいじゃないから気にするな」

 さっきの発言がフラグにでもなったのか?そのことにイブが罪悪感を憶える必要なんてないと思うんだが。

「そうです!イブさんのせいではありません!」

 モミジの決死な救いの言葉と、

「・・・ま、起きてしまったことは仕方がないでしょう」

 クリムの諦めの発言と共に戦闘準備を始めていた。

 確かに、クリムの言う事に賛成だ。

「これで角猫が味方になってくれると嬉しいんだけどな」

 俺は希望を口に出しつつも、角猫との戦闘準備を始めていった。さて、どんな魔獣なのやら。

次回予告

『4-1-13(第267話) 角犬の卵捜索開始~その3~』

 リーフ、クロミル、ルリ、角犬は卵を捜索している最中、角猫の存在を思い出し、角猫の習性から角犬の卵の在処を推測する。


 こんな感じの次回予告となりましたが、どうでしょうか。

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