2-3-7(第132話) ”埋め合わせ”4日目 ~???編~
いつの間にかPVが8万超えていました。
かなりうれしいです。
埋め合わせ四日目。
さて、今日は一体誰の番だろうか。
そんなことを考えながらリビングに行くと、全員がいた。
あれ?
まだ埋め合わせ、終わっていないよな?
…もしかして、埋め合わせが終わったのか?
だとしたら、まだ埋め合わせをしていないリーフとクロミルは一体どうなるんだ?
どうもしないか。
「「「「「「・・・・・」」」」」」
「あ、お兄ちゃん、おはよー」
「あ、ああ」
何だ、このお通夜ムード?
誰か死んだのか?
人数的には合っているし、問題ないはず。
…あれ?
一人、多くないか?
「や、やぁ。おはよう、アヤト」
その正体はカイーガ=グラントだった。
朝っぱらから何の用だ?
「…ただ今休暇中のアヤトさん達に申し訳ないのですが、急な事態になってしまい、こうして連絡に来ました」
「お、おう」
連絡しただけで、みんながお通夜ムードになるのか。
嫌な予感しかない。
聞きたくないな~。
「…実は…」
「まずは朝食食べてからでいいか?」
そういえば、起きてからまだ何も食べていないんだよね。
起きたばっかだから、当たり前といえば、当たり前だけど。
「ま、まぁ、いいですけど…」
なんかしぶしぶ了承された。
「それで、今日の朝食は何だ?」
「今日はこれだよ」
と、出されたものを見る。
「…これって昨日の…」
「うん。マグロンの赤身ロールだよ?」
「…いただきます」
食べようとした瞬間、昨日食べた大量の食べ物達が俺の食事を妨害する。
俺は満腹なお腹になんとかマグロンの赤身ロールを入れ、食事を終える。
「…なんか顔が青くなっていない?大丈夫、アヤト?」
「だ、大丈夫だ…」
ちょっと食べ過ぎなだけだ。
「それで、急な事態ってなんだ?」
一応、俺から話を振る。
こういう時、受動態より能動態の方が、話を有利に進められそうな気がするんだよね。
ま、単なるボッチの想像、なんですけど。
「それは、牛人族と魔獣の強襲についてです」
…なるほど、これでみんな、落ち込んでいたわけか。
俺は話を聞いた。
今週の投稿はこれで終了です。
かなり引っ張る形となりましたが、引き続き来週も投稿します。
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