~出会い~
皆さんこんにちは魔人間です。
今回は視点の切り替えが多いですがなるべくわかりやすいように頑張りました。
では、どうぞ
◆◆◆
~回想(トキが倒れている間)~
「さてさて、扉の前に来たわけですが・・・」
みなさんこんにちは、前回に続いて九重ちゃんです。
トキが眠っている(…)ので、私視点でしばらく行きますww
今、私たちは先ほどの大きな扉の前にいます。
「ふむ…君は誰に言っているのかな?」
「あはははは、気にしないで。」
とまぁこんな感じで二人でお話ししています。
「そんなことより、この扉はあなたの主のとこに繋がってるの?」
「ええ。これよりあなた方を主のとこへ連れて行きます・・・・いいですか?」
「いいですよ。ね~~トキ。」
ブワン!ブワン!
寝ている(…)トキの頭を無理やり縦に振って私は答えた。
「そ・・そうですか。」
さすがの男?も軽く引いているようだ。
まぁ気にしないけど。
◆◆◆
そして、扉の中に来ました。
そこまでのやりとりは割愛します。
「ふわ~~~先っちょが見えない!!」
・・・て、言うか全てが真っ黒だけど・・・・・テヘッ
「君は何を言っているんだ?ここはまだ何もないぞ?」
「ありゃ?やっぱり。」
「そんなこと言ってないで・・・こっちだ。」
っと、言いながら男?は暗闇の中歩いて行った。
「はいはい~。」
◆◆◆
「ここだ。」
っと、男が言った瞬間、
「はっ!!」
トキが起きた。
・・・ナイスタイミング・・・
◆◆◆
「っと、いまここね。」
「ほへ~~~・・・」
「聞いてる?」
「ふほ~~~、はひ~~~・・・・っん?なんか言った?」
「言ったよ!ブ~~ブ~~ブ~~。」
「ああ~~!ごめん。そして可愛いから。」
「むっ、それならいいけど。」
と、僕と九重の二人だけで話していると、
◆◆◆
『 』様。連れて参りました。
ふむ(…)あの少年か。
はい。あの少女は例外です。
そうか。よくやった、もういいぞ。
はっ!
◆◆◆
アナタガ・・・カミヤトキ・・・デスカ?
あれ?なんかデジャヴ?
「は・・・はい。」
か・・・体がうまく動かない?
ソコノ・・ショウジョハ・・・マアイイデスカ。
「よくないよっ!!」
おお!体がうまく動かない中よく叫んだね。
頭を撫でてあげよう。
って、動かないんだった。
「そ・・それより、お・・・・俺に・・何の用・・・だ?」
マダシャベエルノデスカ。
ハイ・・・ゴウカクデス。
どこか愉快な感じで声の主が言った。
って、言うか誰が言っているんだ?
そういや、まだここの情景について説明がまだだったな。
簡単にまとめると木しかない(…)。
いやマジで。それ以外・・・なんだ?
色が変わり続ける床や、何色?と聞かれても答えられない色をした壁?と言うか空?かな?
そしてその中心にまるで何の木かまったくわからない大樹が一本立っている。
つまり、ここには人が三人しか居ないのである。
しかし、男?はここに入ってからいきなり消えたそうだ(九重談)
ならば九重では?と、聞かれても九重は口を置けていないし・・・。
まさか・・・このk「そうですよ?あなたが思っている通りですよ。」
や・・・やはり・・・この木か?
「ええ、そうです。」
「と・・・トキ、木が・・・木が喋った!!」
「ああ・・マジでかよ・・。」
そう、この木・・・この木が今までいた男?の主らしい。
「ふふ、あなた方二人共面白い方ですね。」
「そんなことより、あなたは誰ですか?」
「そうですね。まずは私のこと、いや私たちの(…)ことを話すべきね。」
「えっ!?私『達』!?」
「はい・・・来ましたか。」
「えっ!?誰!?誰!?」
っと、目の前の大樹が言った時、木の根元に黒い穴が開いた。
そこから先ほどの男?と他大勢の人らしきものがぞろぞろ出てきた。
なぜらしきなのかと言うとその人たちには。羽やら尻尾やらいろいろついていたからなのである。
「ふふ、この子達は、私の子供みたいなものですよ。」
「あ・・・主!!子供と言うのはちょっと・・。」
「そうですよ!少し恥ずかしいです。」
と、愉快に話していた。
「そんなことより、何故僕たちを此処に連れて来たんですか?」
「ふふ、いいでしょう。説明いたします。」
どうでしたか?
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