プロろ~グ2
まだ初めてなのでいろいろ不備があるかもしれませんが、
日々勉強して良い作品にしていこうと思います。
では、どうぞ
◆◆◆
「なんなんだこの扉は?」
トキの真後ろには、今まで見たことのない大きさの扉があった。
頂上は見えないが、この国の中にはこの大きさを超える物はないと思われる。
ギィィィィィィ
いきなり大きな扉が音を立てながらゆっくりと開き始めた。
そしてその扉から一人の男性が出て来た。
いや、ただ男性といったら語弊がある。
正確には、男性に見える何か(・・・)だ。
その男性には、歩いてではなく、飛んで来たのだ。
背中にある、翼?らしきもので。
「何なんだ本当に。なぁ九重?・・・っ!?」
トキが九重の方を向いた時、トキが見たものは周りの景色と同じく静止している九重の姿だった。
「九重?嘘だよな?たった今、車から助かったばかりじゃないか。」
そう、九重の姿は、車から逃れた瞬間のとこだった。
その顔は、驚きがあった。
ソナタガ・・・カミヤトキ・・カ?
「っ!!!!??」
トキが九重の心配をしている時、不意に扉から出てきた男性から声が発せられた。
(今、僕のことを呼んだよな?)
「『そうだ、そなたのことだ。』」
「っ!!!??頭がっ!!!」
っと、その男性の声がトキの頭に直接響いたせいでトキは頭痛に苦しんだ。
「『っふ、そなた私の声が聞こえるのか・・・』ならば、こちらで話させてもらおう。」
男性が話している途中、声質が変わった瞬間トキの頭痛がなくなった。
「っ????!なんだ?いきなり頭痛がなくなった・・・?」
「まぁ今までは脳に直接話しかけていたからな。
聞こえるとは思わなかったが。」
っと男性が関心したように言った。
「そんなことより!!これはんなんだ!!周りg「まぁまて、今すべて話す。」・・・むぅ」
「ひとまず・・・パチンッ!!」
と、男性が指を鳴らした瞬間・・「いや~あの車ほんと危ないね~~」
っと九重らしき声がいきなり聞こえた。
というか九重本人だった・・・「って九重!!?」
「ん?どうしたの?」
本人は何も気づいていないようだ。
この止まっている現状に・・・
「周りを見てみろ。」
「う~~ん・・・おおう、動いてない。」
九重は本当に景色しか見ていない様子。
「これこれ、この人動いてるよ。」
「ほんとだ!!」
とトキと九重が二人だけでしゃべっていると
「そろそろいいか?」
と、痺れを切らしたように男性は言った。
長い間しゃべれなかったので当然だ。
◆◆◆
「・・・・・・ふむふむ、それであなたはそのなんとかさんの命令で僕の目の前に来たわけか。」
「っえ、トキ今のでわかったの!!?」
「わかるかっ!!名前のとこ濁すな!!!」
この男?の言葉はなぜか名前のとこだけ聞こえない(…)のだ。
「ふむ…まだ聞こえないか」ボソッ
「ん?なんだハッキリ言ってくれ。聞こえんぞ?」
「いや何でもない。とにかく来てくれ、我が主のとこに。」
「おいっ!!僕は騙されないぞ!!なんで名前のとこを『我が主』に変えた!?」
「気にするな。全ては我が主のとこに来たら話そう。」
「え~~?怪しい人について行くのはちょっと…」
っ九重がもっともなことを言ったことにびっくりした。
「何その顔?ん?ん?馬鹿にしてる?」
「そ…そんなわけないじゃないか。ハハ・・・」
「むぅ。あやしい~」
「・・・・で、いいかな?」
またこの男を置いてけぼりにしてしまった。…というかこの男?もよく待ってくれるな(苦笑い
「ああ~ごめんごめん。んでお前の主?って、言ったっけ?そこに行くんだろ?」
「あぁそうだ。」
目の前の男?も、やっと話が進んだことに安堵したように感じた。
「まぁいいけど…すぐ帰れるんだろうな?」
「ふっ、それはお前…いやお前たち次第だ。」
「私たち次第?」
「ああ。」
「なんか面白そう。だって私たち次第でなんか起こるんでしょ?」
「ああ。」
「よし、じゃあ行k「ちょっと待った~!!」…なんでよ~?」
「いやいやいや、少し落ち着け。そして待て。」
このままだとマジで行きかねんからな。
それに冷静に考えると、この男?を信用していいのかが全然わからない。
よし、ここは敵前逃亡ならぬ事(厄介事)前逃亡だ!!
「ここは一旦帰って落ち着こう。」
「いやだ」
ガーン!!
そ…そんな…バ…カ…な。(一旦気絶しま~すww)
「っとまぁこのひとは、無視しておいて。」
む・・・無視だと!!?
「行こうか!!」
「わかりました。」
ズルズルズル~~~~
「NO~~~~!!」
◆◆◆
「はっ!!」
目覚めてみると…何ここ??
「なぁ九重?どうなったの今?」
「あっ!!トキ!!起きたんだ。」
「ああ、起きたんだがまったく現状についていけんのだ。」
「ああ今ね。よし!!私が説明しよう!!!」
◆◆◆
どうでしょうか?
まだまだ至らぬ文章ですが温かい目で見てください。




