第三章 あらすじ
忙しい人に向けて、サイドストーリー(SS)を含めた第三章(121~204話)のあらすじを用意しました。
冒険者生活を送る中、ヴェヌトイル商会が発注した追加の運搬品を速やかにウェシロスと言う街まで届けて欲しいと言う緊急の仕事を引き受けたトーマ達は、Bランクパーティー【デュアルボンド】を率いるイアン・ゾレスとイオン・ゾレスらと共に行動する事となった。
仕事を終えて帰路に着く中、ウェシロスを拠点にしている冒険者ギルド【ティア―オブテティス】に所属するBランクパーティー【スターレック】のリーダー格であるジゲラ・カラストらと面識を持ち、近年、力を急速に付けていると言うヴェヌトイル商会について知る事となった。
日常に戻る中、冒険者達が行方不明になっている事態を共有される。
そんな時、【アテナズスピリッツ】に所属するCランクパーティー【ゴーファイターズ】のギンゼル・レゴロンらが行方不明になる事態が起こり、Bランクパーティー【ブリリアントロード】のリーダー格であるウィーネス・ルーラインと共に捜索へ乗り出す。
手掛かりを求めてウェシロスに赴き、【ティア―オブテティス】のギルドマスターであるヒルダ・オネルフェンと協力関係を結ぶ。
ヴェヌトイル商会の会長であるゲルグオ・ヴェヌトイルとの接触、怪しさを感じさせる事象が次々見つかる中、ギンゼルが重体となってウェシロスの治療院へと運ばれた。
ギンゼルから凄絶な出来事を聞かされたトーマ達はウェシロスにあるビュレガンセ王国騎士団西方支部に赴き、その副隊長であるエルヴォス・ブレドランと出会う。
西方支部の騎士団がクジャール伯爵家やヴェヌトイル商会の会長と黒い繋がりを持っている事や不正な賄賂を受け取っている等の腐敗ぶりを聞かされ、冒険者達が行方不明になっている事件と関係していると考え、トーマ達はエルヴォスらと協力する流れとなった。
トーマ達はビュレガンセ王国騎士団西方支部に所属し、腐敗の権化となっている隊長のノージン・メノオらを誘い出す。
綿密に作戦を練ったのもあって、不正に手を染めている騎士達を次々に捕縛、エルヴォスもノージンとの決闘の末に下し、西方支部の騎士団の浄化を完了させる。
クジャール伯爵家の当主であるポドルゾ・クジャールは派閥貴族を招いてパーティーをしており、そこにトーマやエルヴォス達が緊急監査で乗り込む。
そこにはゲルグオらも参加しており、パーティー会場は大混乱となる。
そんな中、ポドルゾの従者である『テイマー』のマラリナとかち合い、恐ろしい野望を聞かされる。
するとマラリナが魔道兵器“ゴーレム”の改造手術を施した“メガオーク”を動かし、彼女が従える甲冑の騎士とトーマ達が向き合う。
トーマ達は“メガオーク”と相対し、セリカとウィーネスは甲冑の騎士との戦いに打って出る。
それぞれの死闘が激しくなる中、“ゴーレム”の改造手術を施された“メガオーク”の驚異的なパワーと攻撃手段の前に追い込まれてしまう。
窮地に陥ったトーマは突如として【土炎風水魔法】を会得し、ユニークスキル【ソードオブハート】によるパワーアップで形勢を逆転する。
“ゴーレム”の最終手段である大爆発を受けてしまうが、寸でのところで【ティア―オブテティス】のAランクパーティー【ヴァルキリアス】のリーダー格であるミリア・メーティスらに助けられる。
セリカやウィーネス達は【スターレック】のマーカス・クレヴァンによって救われており、一人も欠ける事無く生還した。
行方不明になった冒険者達も全員見つかり、違法な取引をしていたポドルゾやその派閥貴族にゲルグオ親子、悪事に加担したノージンら騎士達は王都へと移送され、法の裁きを受ける事になった。
ジゲラも危険な魔道具に手を染めた事等の余罪が発覚し、冒険者資格を失う事になった。
事件が解決した事で、トーマ達もティリルへと戻ってきた。
その直後、トーマ達は王都ファランテスにあるビュレガンセ王国冒険者ギルド連盟本部に呼ばれる事になり、総帥であるゼラカール・フォートレインと邂逅する。
ウェシロスで起きた時間の解決に貢献してくれたお礼の言葉とベカトルブ近辺に現れたダンジョンで発見した魔道具“ヴァラミティーム”を受け取る事になった。
用事が全て終わったトーマ達はカルヴァリオから約一カ月間の休養を貰える事になった。
それからトーマ達は思い思いに過ごしながら気持ちをリフレッシュさせていく。
そんな中、【ティア―オブテティス】のマーカスが【アテナズスピリッツ】に移籍する事になり、最終的にはイントミスで起きた事件で共闘したケイン・バニシス率いるBランクパーティー【ディープストライク】に入った。
有意義な一カ月間を過ごしたトーマ達は冒険者稼業を再開するのだった。
次回より第四章の幕開けです!