表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
娘へ  作者: 夜気記
1/20

「お医者さんが、おなかの子のことで、旦那と一緒に来てくれというから。


一緒に病院で説明を聞いてくれる?」


そんなことをママから聞いたのは、妊娠何か月目だったろう。


少しママから聞いていたから、パパは不安だったんだ。



お医者さんに話しを聞くと、その子の右肺に腫瘍みたいなのがあって、心臓と左肺を圧迫しているという説明を受けたんだ。


普通の病院から大学病院に移ったから、覚悟はしてたけど。


直接、医者から言われて、CTスキャンの映像を見せられて、パパは何も言えなかったよ。


「でも、成長していく段階で消えていく可能性もある。私は消えていくように思えます。


気落ちをせずに状態を見守りましょう。」


そう、お医者さんに言われたんだ。







「妊娠した!」


そう、ママに言われたとき、『でかした!』的なことをママに言ったけど、パパはあまり実感はなかったんだ。


不妊治療をしてた。


ママが一番苦しんでいた。


そんなに苦しむなら、子供がいなくてもいい、って少し、パパは思っていたんだ。


ごめんね。

そんなに量はありません。

毎日投稿するようにしました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ