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youth  作者: 園田美栞
4/24

6話  御局様

お局様

 井上 敦子(34)

 小渕 ユリ子(35)


 野坂 香織 


 橋本 早紀 

 上杉 圭太 

 

 

 どの時代にも、どこの世界にも、どんな場所にでも彼女はいる。私たち若者を悩ませ、自分が優位に立とうとしている女。嫌見たらしいその言動は周りの人間を遠ざける。そしてこの会社にもそんな女はいる。

 「おはようございます」

私が挨拶をすれば、わざとそっぽを向く。

(何をしているんだ?)

挨拶をすれば返すのは当たり前じゃないの?

そう思いながら私は給湯室で社員たちのお茶の用意をしていた。


 私の朝の日課は、掃除から始まる。社員のデスクを拭き、ごみ箱にごみが溜まっていればにまとめて棄てに行く。

 「あ!先輩おはようございます」

先月入った新入社員だ。橋本早紀は息が上がっており、髪が乱れている。

「おはよう。走ったの?」

あ、ばれました?と肩をすぼめた。急いでカバンを置き私と同じように仕事を始めた。

「私だったからいいけど、あの人に見られていたら大変よ」

「すみません」

あの人…。この会社の中で大した地位もないくせに長年いるからと強く威張る女。私はああなりたくないといつも思っていた。


「あら?ここ汚いじゃない」

仕事をしていると向こうの方から声が聞こえてきた。何事かと声がする方に向かうと一人の女の人が窓サッシに指を滑らしていた。

「井上さんどうされました?」

取り敢えず私は声を掛けると「ちょっと来なさい」と言われた。

「みて、ここ」

指をさす方を見ると確かに小さな毛羽のような埃があった。

「ココよココ、こんな小さな塵だって空気中に舞えばどうなの?クライアントに汚いって思われるじゃない。はやく掃除して」

この井上さんは、普段の仕事をせずこうしてオフィスの隅々をチェックし、自分で掃除するのかと思いきや私たちに仕事を押し付けるのだ。

「今日も汚かったわね。全くいつまで経っても」

そう言ってまた違うところをチェックし出す。

私は仕方ないと雑巾で窓サッシを拭いた。仕事が溜まっているので自分のデスクに向かった。


「だれかこの書類をまとめてくれないか?」

そう男の上司が私たちのフロアにやってきた。この会社は今になっても男女で別れている。完全に区切られているのではなく、間に腰ぐらいの棚があるのだが分かれている。

一番手前にいた私が手を出そうとするともう一人の中年おばさんが向こうの方から

「私やりますよ~」

と言って書類を受け取っていた。

「じゃあ、悪いが宜しく」

「はぁい♡」

軽くひざを曲げて両手で持ったその書類を胸で抱えて返事をしていた。

(気持ち悪っ)

声には出さないが私の心はそう言っていた。

「じゃ、これお願いね」

声のトーンを低く変え、受け取った書類を私の書類の山の上に乗せた。

「…はい」

毎回のことで慣れている。こうして私の仕事は増えるばかりだ。

「…あのう…」

隣に座っていた橋本さんが小さな声で言ってきた。

「先輩、今のおかしくないですか?」

私は黙って小さく首を振りその続きの言葉を制した。


 お昼休みになり、私は一人で食堂で食事をしていた。私には同僚はいたが今朝の井上さんや先ほどの小渕さんと喧嘩をして辞めて行ってしまった。

「せ~んぱい」

トレーを持った橋本さんが私の座っているテーブルにきた。

「一緒にいいですか?」

「どうぞ」

嬉しそうに橋本さんは椅子を引いて座った。

「やっぱりおかしいですよ」

橋本さんはお昼を食べながら先ほどの愚痴を言い出した。

「小渕さん?自分で仕事を引き受けたじゃないですか。なのになんで野坂先輩にやらせるんですか?」

「あの人はああいう人なのよ」

「先輩もガツンって言ってやったらどうですか?」

「…いたわよ、そういった人が」

そうなんですか?と興味深そうに前のめりで聞いてきた。


 私が入社して二年目の時だった。

「じゃ、お願いね」

いつものように私たちの書類の山に小渕が引き受けた書類が乗った。

「私やりませんから」

自分の仕事をしながら私の同僚だった子がぴしゃりと言った。

「そう?生意気ね」

そう言って小渕さんはその子の耳元で何かを囁いた。

「やめてください!」

その子は立ち上がって怒りだしたが、小渕さんは鼻で笑ったかのように見えた。

「バレたくなかったら私の仕事を引き受けることね」

そう言って小渕さんは自分のデスクに向かった。

「ねえ、何か言われたの?」

その時から彼女は私とも話さなくなった。結局彼女はその仕事をやらなかった。

暫く経ったある日、彼女は社長室に呼ばれた。

帰って来た途端に彼女は小渕さんに何かを言いに行き、会社を辞めて行ってしまった。


「つまり、小渕さんたちって弱みを握っていたりするんですね」

橋本さんは私の話を聞きながら納得したように言った。

「ってことは、後ろめたいことが無けりゃいいんじゃないんですか?」

「そうかもね」

私たちは笑っていた。

「でも、余計なことはしない方がいいわよ。刺激するとかえって迷惑になるかも」

「それもそうですね」



帰り道、私は先輩に言われたことが少し気になっていた。

「余計なことはしない方がいい」

確かにそうかもしれない。でも余計なことって何だろう?先輩の知り合いだった人は歯向かったことで会社を辞めていった。どうりでこの会社の女性率が低い理由が分かった。皆そうやって何かと嫌われるなどして辞めていったのかぁ。

「先輩はすごいなあ」

そうしてみると長くあの会社で働いている先輩がかっこよく見えた。


「ただいま」

玄関のかぎを開け、電気をつける。私はマンションに住んでいる。向こうのリビングの電気がついている。

「誰?」

恐る恐る中に入ると、キッチンに男が立っていた。

「お帰り」

「なんだあ、圭太かぁ」

「なんだって、なんだよ。早紀が帰るころかなって料理作ってみたんだ」

私は急いで寝室で室内着に着替えた。

「おいしそうね」

上杉圭太、私の彼氏で職業はデザイナーだ。

「なぁ、このデザインどう思う?」

夕飯を食べ終わった後、圭太は私にパソコンの画面を向けた。

そこには暗い色の背景に多くの人間らしき人が手を繋ぎ地球の周りを一周している。

「…えっと…。これは何のデザイン?」

「え?わからない?今度~」

聞いててやっと納得するが、それじゃ何にもならないんじゃないのかな。しかもこの人の絵がまず下手なのだ。

「俺、いつかフリーになりたいんだ。フリーになって一人前になってってかっこよくないか?」

「それって収入が不安定じゃない?」

「そうか?仕事がもらえれば会社で働くよりも自由がきくし、かなり収入が得られると思うけどな」

「…」


 そんなある日、いつものように家に帰ると圭太がやっぱりいた。いつもと様子が違う。いつもはキッチンで何かを作っていてくれていたが、思いつめたような顔をしてソファーに座っていた。

「どうしたの?」

私は普段着に着かえて彼の隣に座った。

「…申し訳ないんだけどさ…」

「ん?」

「これ行ったら俺とのこと終る気がしてならないんだけどさ…」

「なに?」

「会社くびになったんだ。大規模なリストラだよ…」

驚いて声が出なかった。

「それでそうするの?」

「仕事探すしかないよな。早紀に迷惑かけらんないし…」

今の不景気で世の中の会社で大規模なリストラが行われているのは知っている。それで仕事なんて見つかるのだろうか。よりによってこの人はイラストレーターだ。雇ってくれるところなんてあるのだろうか。

「取り敢えず、状況は分かった」


 次の日、朝起きると圭太はもう起きていた。

「早いのね」

そう声をかけると照れ臭そうに「これくらいしかできないから」と朝食を持ってきた。

私たちは一緒に暮らすことにした。

 

 会社に行き、朝の掃除をしている野坂先輩に彼氏と一緒に住むことになったことを話した。詳しい理由は言わなかった。

「大変だったわね」

それだけ言ってもらえただけでも嬉しかった。なんて答えたらいいのか先輩も困っただろうに。その日も井上さんや小渕さんの嫌味は変わらなかった。井上さんは部屋の隅々のチェックをし、小渕さんは男性社員に媚を売る。ましてや男性社員と私たちが話していると、小渕さんや井上さんが加わってきて話の話題を奪っていってしまう。


 そんなある日、私は初めて契約をとり付けることが出来たのだった。野坂先輩と行ったのだが、先輩が

「たまには橋本さんがやってみる?」

と言ってくれたのだった。自分が今まで学んできたことを行かせるチャンスだと思い私はやってみることにした。実際に成功した時は野坂先輩は大いに喜んでくれた。

「やったね、橋本さん」

「いえいえ、先輩のおかげですよ」

またまた~。と言いながらでも先輩は照れているのがよく分かった。

「今日は橋本さんのお手柄だから報告宜しくね。隣に一応ついておくけど、メインはあなただから」

 私たちは会社に戻り、報告することにした。提出書類をまとめていざ出しに行こうとしたとき、小渕さんが片手を出してきた。驚いて立ち止まっていると

「何ぼんやりしてるのよ。書類よ、書類。チェックしておくから」

「…いえ、野坂先輩に見てもらいましたし…」

「…なにいってんの。一人じゃダメでしょう?二人でチェックした方がいいわよ」

だからほら貸しなさいよ。と差し出された片手をもう一度出してきた。

(野坂先輩…)

先輩は私の書類をチェックした後にお手洗いに行ってしまっていた。助けてくれる人がいない。嫌な予感がし、どうしようかと迷っていたが余りの威圧感で書類を出してしまった。


「おまたせ、ごめんね」

野坂先輩が返ってきた。まだ書類は戻ってきていない。

「じゃ、いこうか」

俯いている私に何も知らない先輩は「大丈夫よ」と励ましてきてくれている。私は勇気を出してありのままを告げた。先輩は黙って聞いてくれていた。

「…そう」

それしか言ってくれなかった。何かを考えているらしく長い沈黙が続いた。やがて先輩が

「たぶん出されちゃったかもね。まるで自分が取り付けたかのように」

やってはいけないことをしたような気分になった。

「でも、あの時にもしあなたが出さなかったとしても変わらなかったかもね」

「そうでしょうか…」

私はかなり落ち込んだ。

 そうこうしているうちに、係長が私たちのブースにやってきた。

「さっき出された書類、一枚足りてなかったんだが…」

(さっき出された書類?そんなものあったっけ?)

そう思っていると

「すみませぇ~ん」と小渕さんがやってきた。「うっかりしてて入れるの忘れちゃった」と言っている。へえ、そんなこともあるのか。と、この人と眺めていると

「ちょっと、書類間違ってるってよ」

と私に突き付けてきた。

「え?」

差し出された書類は私が提出するはずのものだった。

「あ…すみません」

「あなた、この状態で出していたの?」

(私だしてないし)

突っ込みたいことが色々あったがこの間の事が怖くて言えなかった。

「あれ?これって小渕さんが出した書類だよな。なにもめているんだ?」

と部長が煙草の箱を持ってやってきた。

(まさか、部長に出していたの?)

野坂先輩から聞いていたが、小渕さんって部長好みなんだ…。と怒られているにもかかわらず納得していた。

「これ、私と橋本さんで作った書類だったんです。書類の不手際があったことはすみませんでした」

ずっと黙っていた野坂先輩が私の代わりに事実を話してくれた。

「でも、彼女が契約を取り付けてくれたんですよ」

ニコと笑いながら私を褒めてもくれた。

「そうだったのか、頑張れよ」

部長は私の背中をポンと押し、ブースから出て行ってしまった。

「すみません」

私は小渕さんから書類を受け取り足らない分を補う作業に入ろうとした。

「気に入らない子ね」

そう言って、足らなかったはずの書類の紙を小渕さんはポイと私のデスクに投げ入れた。


 家に帰ると圭太がパソコンと向き合っていた。

「ただいま、仕事見つかったの?」

そう聞くと圭太は首を振った。

「FXってものをやってみようかって思って」

「なにそれ?」

「家で稼げるものだよ」

ふうん、納得がいくようないかないような。そう思いながら私は部屋へ入った。



 何か月かっ経った今日は社員旅行だった。私たちの部屋割りは井上さんが決めることとなった。

「男女に分かれての部屋わりね、まず一つ目は…」

橋本さんは私の陰に隠れている。

「503号室に橋本さんと…」

隣にいる彼女は私の手を握っていた。

「野坂さんね」

私たちはホッとした。このおばさんたちと一緒の部屋なんてごめんだ。どうせおばさんたちも思ってることだろう。


「はぁ~、よかったぁ」

橋本さんは嬉しそうにスーツケースを置いて畳にペタンと座った。私も橋本さんでホッとした。

「…あ、そうだ。先輩、私の呼び方下の名前でいいですよ~」

「えっと…」

なんだっけ?と記憶を遡っていると「早紀ですよ~」って笑って言ってきた。

「あの、先輩の下の名前で呼んでもいいですか~?」

キラキラした目でこっちを見てくる。かわいいと思った。

「でも、この呼び方は会社内ではいつも通りにしてね」


 夕飯は大広間での食事だった。早紀ちゃんは少しむくれていた。

「この後って、大広間に行くんですよね~。どうせ上司にお酒を注ぎに行ってってことでしょう?あの憎たらしい女上司にはまた小言を言われるんだろうな~。はぁ…。香織さんと一緒にここでお膳並べて食べたほうが絶対美味しいですよ~」

と旅館内の室内着に着替えながらそう言っていた。確かにわからなくもない。

「それに~今時女がって考えがおかしいんですよ~」

それも入った当初から私も思っていたことだった。

「…じゃ、行きましょうか。部屋に戻ったら一緒に飲みましょ」

私たちは出陣だという気持ちで部屋の扉を開けた。


 部屋に戻り、私はスーツケースの中から温泉に入る準備をしていた。

(さっきあの人たちはお散歩してから入るって言ってたし、先に入っちゃおっかな)

散歩がどのくらいかかるのかわからないしばったりと出くわすのも面倒なので、ささっと入ってササっと出ようと思った。

「早紀ちゃん?行くよ~」

「あ…はーい」

私は扉を開け外に出た。後ろからパタパタと着いてくる。

 お風呂はとてもいい湯だった。一日の疲れが取れる。

「香織さ~ん、今晩はとことん飲みましょ。明日はどこ行きます?自由行動でしたよね」

「そうね」

「あの人たちは行かないんでしょうか」

「どうなのかしらね~」

「…あの人ってどの人なのかしら~?」

慌てて振り向くと井上さんが立っていた。

「え…。あ……その…」

早紀ちゃんがしどろもどろでいる。私に助けを求めているのがよくわかった。私自身も驚いて声が出なかった。

「…お散歩、早かったんですね。すみません、先に入らして頂きました」

取り敢えず話題を反らそうと私は必死になった。

「そうなのよ、聞いてちょうだいよ~」

井上さんは体を濯いだ後私が入っている隣にやってきた。私たちが出ようとすると井上さんは私の腕を掴んでそれを阻止したため出ることが出来なかった。私はなんとなく早紀ちゃんに目で出るように合図をした。彼女もそれが分かったかのようにペコリとお辞儀をして出て行った。彼女が出ていくときに井上さんは「生意気ね」とボヤいていたが「上せて顔が赤かったので出たみたいですよ」と言っておいた。実際にのぼせ上っていたのは私だったが…。

 井上さんの話はかなり長かった。たいして中身のないようなことを一時間近く話していた。いよいよ限界だと思い、私は「そろそろ」と言って出ることにした。


 部屋に戻り、買っておいたビールを冷蔵庫から出して、携帯を触っていた早紀ちゃんに渡した。

「ありがとうございます」

さっきとは打って変わったようなぎこちなさに私は違和感を感じたが、気にしないようにしていた。次の日も、早紀ちゃんの様子はおかしかった。私が「なにかあった?」と聞いても首を横に振るだけだった。それに彼女はたまに小渕さんの隣に行くことが多かった。彼女からの不満な言葉も消えていた。


 数日後の会議でちょっとした事件が起こった。

早紀ちゃんが小渕さんが使っているお気に入りのコップを割ってしまったのだった。あまりにも震えていたので私が代わりになってやろうかと思ったが、運悪く本人に目撃されていたのだった。

「すみません」

彼女がどんなに謝っても許す気配などなかった。それどころか

「あんた、夜の仕事をしてるから寝不足なんじゃないの?」

と大きな声で言い出した。

(夜の仕事…?)

私を含めて会社内の従業員がザワザワし出す。

「ちょ…小渕さん。それは内緒だって…」

早紀ちゃんは真っ青な顔で言い返していた。

「そんな約束はしてないわよ。ここは副業は禁止なの。わかる?最初の研修で言われたはずだよね?」

「…でも、これには訳が…」

「どんな理由であれ、…しかもキャバクラだなんてねえ」

またしても大きな声で言っていた。早紀ちゃんは私に助けを求めていた。でも出来なかった。

 数日後、早紀ちゃんは会社を辞めた。お局さんたちの小言に耐えられないと言ってた。

 去る前に私に

「旦那が、会社リストラされて投資を始めて失敗しちゃったんです。それでかなりの借金を背負うことになって、仕方なくて返さなきゃいけないからアルバイトを密かにやっていたんです。もう旦那も何とか会社に就職できるようになって私は専業主婦として生きていきます。今までありがとうございました」

と言っていた。お局さんたちも気に入らない子がいなくなって清々したような顔をしていた。


 そして私もあの会社を辞めた。友人の知り合いから紹介された人と結婚した。寿退社だった。

「あなたは頭が良かったのかもね」

なんで私よりも先に結婚するのよみたいなことを言われた後、そう去り際に言われた。

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