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男女共学のバイビー72

ふざけないでよ死ね悪魔と、加奈が喚いた。

ヒロが続ける。





「あらゆる恒星や惑星はやがて消滅して、塵芥となり宇宙を漂う星間物質となった後、集合し、新たなる恒星を形作る元素となるのです。パズルの不条理はその摂理を早めているに過ぎないと言うのが自分の推論なのですが、どう思いますか?」





加奈が首を傾げ答える。





「今度は、人は死んだら星になると言う美しい詩情に訴えて、私を篭絡するつもり。でも私はそんな讒言には騙されないわよ。例えば私が死んで星に成るにしても、天命たる寿命を全うすれば、美しい詩情溢れる星々に成ると言うならば話し分かるけれども、自殺させられてブラックホールの内部の暗黒の星になるのなんか金輪際願い下げだわ。ふざけないでよ!」





頬に手を充てて疲れた風情を見せながらヒロが言う。





「ブラックホールに吸われ消滅した恒星の塵は暗黒のブラックホールを通り、やがて集合し、美しい心を象った恒星に生まれ変わり、新たなる宇宙を形作る。その繰り返しに美しい人の心が一役買っていると考えれば、つじつまは合いますよね?」





加奈が真っ向から反論する。





「いたたまれない不安におののき、恐怖に発狂して自殺する事の何処が美しい星への変貌なのよ。ふざけないでよ、死ね悪魔め!」

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