表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/20

その3

フーストの郷を出て2日、

海沿いの街道を、南へ南へ馬車は揺れる。

目指すリック・ケイトまで、あと1日程度の距離だ。


道中、二度モンスターと遭遇した為

服もそろそろ汗臭い、ジルガに至っては、

おじ様の華麗な香りがもんもんとする

服が汚れていないのは、シスター・コーラぐらいだろう

段々と雲行きも悪くなってきた、

一雨(ひとあめ)降る前に、次の郷で、もう一泊と行きたい所だ。


ニックは早足で馬車を進める。


いつもより揺れる荷台で

くんくんとオグナが、鼻を動かす。


(やけに…焦げ臭いな…)


ー ポツ


ー ポツ


とうとう雨が降り出した。


ー ポツポツポツポツ


雨脚はどんどんと強くなる


最初に気付いたのはニックだった


「あ?雨が……黒いな」


ゴロ!っと近くで雷が鳴ると

あっという間に、盤をひっくり返した様な大雨に変わる。


ー ザァアアアアアアアアアアアアア


雨に打たれながら

「コイツはひでぇ」とニックが独り言ごちる


大粒で降る滝ような雨音の中、郷が轟々と燃えていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ