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パンドラの箱

コノナミニノレ~飽和する擬人化娘に新ジャンルはあるのか~

作者: 山本遊佑

 ちょっと、ハイテンション過ぎたか・・・。

 

 もはや、猫も杓子も二次元萌え娘化が進んでいる。

 この波は、もはや抗うことの出来ない現象となっている。

 まずは、戦国武将の娘化、三国志の娘化、偉人達の娘化、それから気づけばそんじょそこらの、ありとあらゆるものが娘化されている。

 一大ムーブメントを巻き起こした、けものフレ〇ズ、ウマ娘など、擬人化萌化娘化の甚だしいことこの上なしなのである。

 このビッグウェーブは、勿論なろう界にも押し寄せ、情報に鈍感なこの私でさえも気づくほどである。

しかるに波に乗り遅れまいと、便乗よろしく、こうしてせっせと文を書きしたためているのである。

 ホットでナウなこの波に乗れば、ポインツざっくざっく、おじさんウハウハなのである。

 おほん、とんでもない打算と私事をはさんでしまって申し訳ない(汗)。


「鉄は熱い内に打て」

 そう先人の残した言葉通り、私は、おじさんでありながら、恥ずかしさを微塵もみせず、二番煎じや三番煎じと罵られようとも娘化について書きたい・・・カキたい・・・いやいや、性欲に若干ながら衰えがみえはじめている私であるが、萌え娘について、書きたい・・・カキ・・・もういい・・・もういいよね。


 二次元娘化・・・これはもはやマストである。なぜならば嫌いや苦手な方は皆無に等しいと思われるからだ。可愛いは正義だ。少なくとも私は嫌いではない。むしろ好物・・・オカズ・・・ああ、そんな性欲が衰えているおじさんが、萌えっ娘の一枚絵ごときで・・・ワシの竿はそんな生易しいものではないぞい。

 なんか、変な汗をかいてきてしまった。

 話は脱線につぐ脱線なのだが、結局なにがいいたいのかといえば、私も今後くるであろう次世代の娘化について考えてみたいと思った次第なのである。

 具体例を挙げていくとすると、


 ①文具

 文具には様々な種類がある。

 鉛筆、シャープペンシル、ボールペン、万年筆、ケシゴム、ノート、鉛筆削り、筆箱、定規、下敷き、分度器、三角定規、コンパス、彫刻刀、絵具、画板、パレット、筆、硯、文鎮・・・等々、種類は実に豊富である。

 バトルを前提にした娘化はどうだろうか・・・しかし、ベスト4は、ボールペン、シャーペン、ノート、鉛筆の四強で決まりか・・・大人になると使わない文具が多すぎるのがたまにキズである。


 ②往年のアニメ

 キン肉マンの女体化やデビルマンレディー(これは違うか)など、この分野も多岐に女体化の波が押し寄せているように思える。

 ならば、先手必勝しばかりに妄想するのである。

 宇宙戦艦ヤマトのクルー男性陣を女性化そして、ヒロイン森雪を男性にして、艦内ハレム物にしたらいかがだろう・・・いや、すげーナイスアイディアかと思ったが、同人誌にありそうな(汗)。

 巨人の星、熱血暑苦しいのが、爽やかかつ、うっふんモノとなるだろう。

 タイガーマスク・・・むふふのくんずほぐれつ。


 ③自然物、建造物

 富士山、沖縄の海、耶馬渓、秋芳洞、桜島、阿蘇山、虹ノ松原、遠野、ふらの、山や海、洞窟、景色を女体化、それから東京タワー、金閣寺、姫路城、札幌時計台、伊勢神宮、厳島神社、福岡ドーム、吉野ケ里、熊本城、軍艦島、ご当地名物観光施設を女体化・・・ん~しかし、これってありそう。

 一時期ダム女が流行っていましたな、このさいダムガールズを結成し、ダムカードならぬ、ご当地のダムに萌ダムカードを作ってみるのも楽しいかと、コンプリートを目指すヲタ系ダム男が続出すること間違いなし・・・ああ妄想が尽きぬよ。


 ④禁断のテ〇ガ娘

 男の浪漫をかけ合わせるのなら、いっそのこと我等のマストアイテムを娘化してみてはと考えてみた。

 王道かっぷ天雅姉さん、亜米利加ん天河ちゃん・・・卵天下たん・・・えっと、最近使ってないから・・・調べてっと、どっひゃー、めっちゃ増えとる。

 えー、彩華(いろは)ちゃんもあるね。

 ・・・・・・でも、オ〇ホって、萌っ子が描いてあるやつもあったがね。

 くっそー妙案と得たりとしたり顔をしたのだが・・・。

 結局、こうなるとシモになってしまうのである。

 男子たる者、己に正直に生きたなくてはならぬまい。 


 ん~イマイチ二番煎じ感が強すぎる気がする。

 ならばっ!ペンネーム娘はいかがだろう。

 まずは、例として私のペンネームを使ってやってみよう。


 ボストン型メガネっ子世にはばかる、ラビットファーキャップを目深にかぶり(くせっ毛のショートヘア)、きゃるるんでぷるるんなぼでぃを、タータンチェックロングスカートにGジャン姿の娘、山本遊佑は宣言する。


「あたいは、山本遊佑が萌娘化した。PN娘だお。いい加減目の上のたんこぶ大介たんに下克上するお」


 かたや、バリっとしたビジネススーツに身を包み、スレンダーぼでぃ、キャリアウーマンの山本大介は人差し指を突きつけ言い放つ。


「あんた!こんなもの書いてっ!大介が今までやってきたことが台無しじゃないの」


「いーけないんだ。人を指さしてえ。あたいは心のままに、本音をさらけだしただけだお」


「それが、ダメだって言っているのよ」


「なんでぇ?ひょっとして羨ましいの〜」


「そんなことはないっ!ダメなもんは、ダメなの」


「具体的に言って欲しいお」


「・・・相容れないよね・・・分かったわ。実力行使で分らせてあげる」


「望むところだお」


 2人のPN娘は、取っ組み合いの喧嘩をはじめた。

 くんずほぐれつ、激しいバトルの最中、服ははだけ、ぽろりもあるよ状態。

 ひーとあっぷ。

 そして、とうとう2人は全裸と・・・って、なに書いてんのっ!


 えー勢いに任せて書いてはみたもの、所詮、私という凡人が思いつくのは、似たり寄ったりのアイディアであった。しまいにはシモに逃げ走るという結果となってしまった。

 だけど、コノナミニノレと、心の声が私にそう命じたのである。

 そして心のままに書いてしまったら、こうなってしまった。

 ノッタラコウナッタ。

 これは必然であり偶然の産物である。

 ならば、恥じるより、書いたことを誇り、開き直るべきであろう。

 これは、きっと傑作だと(笑)。

 書き終えた後の妙なもうちょっとうまいこと書けただろうという虚無感と、不思議な充実感に満たされつつ、この思いを書き留めることにする。

 読んでいただいたことに感謝そして陳謝、ご容赦である。

 ・・・これって、ギリ大丈夫だよね・・・全然大丈夫だよね・・・怒られたりなんかしないよね・・・ねっ、ねっ・・・・・・チラッ、ねっ!(笑)。


 なんか、ごめんなさ~い(笑)。

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