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シリア人「シュメール人の集落すげぇなぁ、デカいし、壁に囲まれてるし」
【紀元前3100年頃・メソポタミア】
シリア人「シュメール人の集落すげぇなぁ、デカいし、壁に囲まれてるし」
シュメール人「ほぉ、我が都市のことを讃えているのか」
シリア人「あっ、シュメールの商人さん!」
シュメール人(ウルク人)「貴様らに朗報だ、我らウルクの民の一部がこの近くに移住することになった。都市の名はテル・カンナスという。交易が遥かに楽になるだろう」
シリア人「そいつは良いですなぁ。丁度エジプトの方から商品を買い付けてきてますんで、さっそく取引したいところです。お客様はいつも大量に買ってくれますので」
???人「気をつけろ。ソイツと取引したら、後で襲われて身ぐるみ剥がれるぞ」
ウルク人「……ウル人か、それは貴様のことじゃないのか?」
ウル人「ァ? 滅ぼすぞ貴様」
ポイント・シュメール文明が栄える。高度な都市国家が乱立し、領土や交易路を巡って互いに争った。シュメール文化は交易を通じて輸出され、太陰暦や十進法など、旧世界の文明に強い影響を与えた。アヌンナキ万歳! 大女神イナンナ万歳!