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6話

今日一つ目の投稿です!!!


目が覚める。

宿の部屋にかかっている時計を見るとまだ朝の5時だ。

周りを見るとガインさんはまだ寝ている。サンドラさんは別室だがまだ寝ているだろう。

もう一度寝ようと思ったが、目が冴えてしまったのでガインさんを起こさないように部屋を出る。


外のひんやりした空気が気持ちいい。

井戸へ行き、水をくんで顔を洗う。するとチャリンと音がして、井戸の縁に淡い緑の石のペンダントが落ちた。これは母上にもらっらやつだ...ん?母上に...?何か違う気がする。

急に強い頭痛と吐き気がする..何か大事な事を忘れてる気がする。

でもどうしても思い出せない。

何かとても大切な約束だった気がするのに...あと少しで思い出せる...ウッ頭が割れるように痛い。


ペンダントを掛け直し一度うがいをする。

このペンダントはまず母上がくれたものではない。俺は銀髪に真紅の瞳。母上はいつも赤色のものをくれていた。それに母上は緑色が嫌いだ。


...でも使用人達に着替させてもらってたら何か言われるはずだし...でも貰った物てわかっていれば言われない。それとも着替えさせて貰わなくなったあと...?

っていうか俺自身なんで今まで忘れてたんだ?もしかしたら、ガインさんとサンドラさんが?

いやそれは違う気がする。何かとても懐かしく感じるし...。


家での扱いが変わった時から今まで何があったっけ?

一つずつ思い出して行こう。

そういえば父上の魔法が使えないと相談に言ったあとどうしたっけ?

確かあの時、それを言った瞬間父上の目線が冷たくなっていって、怖くなって部屋を出たあと庭に出た。そして何か素敵な歌声が聞こえて何かに慰められて..どこかに連れてかれて、そこからは覚えてない。

頭が痛い...あと少しで何かを思い出せるところにいるのに薄い霧がかかっていて分からない。


いい加減考えるのに疲れ、ペンダントに向かって独り言を言っていた。

「お前のこと、わかる気がするのに思い出せない。何なんだ!」

「私はいつもいますわよ!」

「そうかよ。」

ん?今の誰の声だ?また聞こえる。首元から聞こえた気がするが...。恐る恐るペンダントを見る。するとペンダントは

「ルイ様お久し振りです。」

といってくる。久しぶり??もしかして俺が覚えてないところの記憶を知ってるんじゃないかと思いペンダントを見る。

するとペンダントは思った通り

「私ですわ、ルイ様ったら。」


”私ですわ。”と当たり前のように言われても...ウウッ。膨大なりょうの情報と映像が頭の中に流れ込んでくる。

これは、あの時の...あの後の記憶だ...。えっ..!

すると後ろから足音が聞こえてきたので振り向いた。

ガインさんだ...。

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