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4話

今日一つ目の投稿です!!

久し振りに暖かいご飯を食べる。

暖かいスープと焼き立てでフワフワのパン。

ジューシーなソーセージ。

夢中で食べ、パンが喉に詰まり咳き込む。

「別に飯は逃げるわけじゃないからゆっくり食べろよ。」

と言われ水を渡される。                                     

その後、スープとソーセージをそれぞれおかわりし一息つく。

そして気がつく。                        

助けて貰ったのにまだ名前も知らない...。

「あの、今更なんですが名前を伺ってもよろしいでしょうか?」

すると二人は吹き出し、ひとしきり笑うと

「ッハッハ。俺の名前はガインだ。」

「フフ。私はサンドラ。」

状況が理解できず

「あの、僕、どうかしたんでしょうか?」

するとまた二人は笑い出す。                                 

「ハハ。その話し方本当にやめろよ。」

「フフ。そんな堅苦しい話し方されると笑っちゃうわよ。それに僕なんてやめなさいよ。もう今日から貴方は公爵家とも何も関係なく一人の自分で生活する男なんだから。」

ん?この人達は僕が公爵家から追放されたことを知ってるんだ...じゃあ当然魔法が使えないことも...。 


そんな事を考えてると本当に意味が分からない言葉を言われた。

「貴方、魔力が少ないわけじゃないわよ。逆に多すぎて体が耐えられないだけ。」

僕...いや俺が魔法を使える?何ありえない事を言ってるんだ?...バカにしてるしてるようには見えないが...。本当にそうなのか?だったら何で家では何で..?

                                               

そんなふうに混乱しているとサンドラさんが

「なに呆けた顔してんのよ。あんたには物凄い量の魔力があるって言ってんの!

そこで私達の弟子にならない?」

「飯とひとり立ちするまでの生活費つきだぞ。」

本当なのか信じられない。でももし本当なら...魔法を使えるようになる可能性があるのなら...。この人達の好意に甘えてもいいだろうか?

「いいんですか?本当に...本当に魔法が使えるようになるか分からない僕..俺なんかを..?」

すると二人とも満面の笑顔で                     

「あたしらが」

「いいっつってんだろ」                 

と言ってくれた。まだ魔法が使えるようになるかは信じ切ることができないが...頑張りたいと思う。

そう意気込んでると二人とも真剣な面持ちで話し始めた。

「一つ言うが、この町から出ることになる。ここでは俺たちも、お前も色々な意味で名がしれてるからな。...あと俺はお前に剣を教えるが今まで最後まで続けられた奴はいない。だけど、俺の剣の指導で体も同時に鍛え、体がお前の大量の魔力に耐えられるようにする。

まあ俺の剣の指導を最後まで受けられたら剣だけで生きられるくらいにはなるがな。」    

何か少し嫌な予感がするがそれは放っておき、

「魔力が使えるようになるまであんたに座学を徹底的に教えるわ。魔力が使えるようになればコントロールなんてお手の物だから!」

二人ともなんでここまで僕、いや俺にしてくれるんだろう?と思いつつも       

「今後よろしくおねがいします!」

と気合いを入れて言う。そして早速移動をするのかと張り切ってたら、二人に

『色々あったんだから今日は寝てろ!』

と言われてしまったので明日から動くことになりそうだ。                  

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