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14話

今日一つ目の投稿です!

*ジャンス視点*です。

<ジャンス視点>

僕はこの国の王太子。

幼い頃からそのために育てられてきた。


そして今日は王立学園の入学試験。

結構緊張しているが普通にして待つ。


暫くすると隣の席の子がきた。

立ち振舞の端々に品がある。


貴族の子だと思った。

なのに挨拶もなしに座ってきた。

この位の年だったら一度は絶対に王城に来ているはずだし、父親とかにもなんか言われているだろう。

だけどなんの挨拶もしてこない。

このままだと不敬罪になるので、名前位は知っているだろうと思って名乗ってあげる。


その名前を聞いた瞬間とても美しい動作で跪いた。

なにもここまでしてほしくはないので座らせる。


あの挨拶は初めて会う時にするものだしこれくらいの礼儀作法は貴族なら知ってるだろうと思い、不思議に思う。

あの流るような動作は子供の頃から叩き込まれないとできない。

高位の貴族なんじゃないだろうか。

でも高位の貴族の子息は一応覚えているはずだが。


分からなく思い貴族か訊いてみたら少し迷ったような動作をしたあと平民と答えてきた。


しかも敬語を使わないでと言ったら、本当に辞めてくれた。

そんな子初めてだ。

みんな頭を下げて敬語でかたい話し方しかしないのに。


なんかこの子面白い。


そして試験のあと少し相手をはかるために“満点は取れたかな”と言ってみた。

するとルイもそうだと言ってきた。


目を見る。

嘘はついてるようには見えないから...。


僕の勘はこの子と仲良くしたほうがいいと言ってる気がする。


そしてそのまま彼は行こうとしてしまうので呼び止める。


そして勘の言うままに“名前を呼んでいい”という重大な事を言う。

これは王族にとって一生の親友という意味だ。

将来の国王である僕の一生の親友。

こんなにすぐ決めていいのか迷う。

だけど僕の勘はだいたいあたるのでそのまま言った。


彼は僕の言っている意味が分からないらしい。

だが一度了承したからにはもう僕の親友だ。


一緒に過ごすために昼食に誘う。




馬車にのる。

なんかルイの様子が...。

遠くを見ている。

何かとても苦しそうな目をして、だけど何かの意志がある感じで。

何かに許しを求めている感じで、なのに自分のことを決して許さない感じで。


とても寂しく冷たく遠い目をしていた。


その後僕を思い出したのか、表情は元に戻っていた。


そして顔を見て思う。


さっきまで普通に感じでいた表情を今はとても寂しく感じた。



こんなに何かで自分のことを責め続けている。

とても優しいんだなと思った。


そしてピクニックする場所につく。



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