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第14話 「一瞬」

初めてのケンカ

小林さんと別れて教室に戻ると、何となく周りの視線が自分に集まっているような気がした。

何だろう。気にし過ぎかな。


「いい返事もらえたよ」


広瀬に報告する。周りがにわかにざわつき出す。スタスタと普段滅多にしゃべらない男子が近づいてきた。


「見直したぜ、藤谷。意外と男らしいところがあるんだな」

「何の話だよ」

「みんな見てたぜ。藤谷が、中庭で土下座して告白してるとこ」

「どっ」


土下座で告白だと!?その前にあれを見られていた?なぜ。


「見てたって、どういうことだ」

「だって、ほら」


男子が親指で窓を指す。行って見ると、B組がある三階の窓から中庭が一望できる。俺と小林さんが座っていたベンチも。自慢じゃないがかなりの方向音痴である俺は、自分のクラスがある場所と中庭との位置関係が全く分かっていなかったのだ。


とりあえずみんなには、彼女に勘違いを謝ったり頼みごとをしただけで、告白ではないと訂正する。なぜかみんな、「分かってる分かってる」という妙に温かい態度だ。

俺、同情されるタイプのモテない君だったのか。何か悲しい。


ため息をついて席に戻る。


「良かったね、藤谷。可愛い彼女ができて」


広瀬が怖いくらいの優しいスマイルで言った。


「ち、違う!」


俺は身振り手振りをまじえて、小林さんが便所飯するのかと勘違いしたことや、戦術の分析を頼んだことを必死に説明した。

別れ際の、クサくてこっ恥ずかしいやりとりは割愛して。


広瀬はただでさえパッチリした目をさらに大きく広げて聞いていた。


「以上だ。分かってくれたか」


説明を終えると、ドッと力が抜けた。何で昼休みなのにこんなに疲れてるんだろう。


「ただの冗談だって。何ムキになってるの」


何食わぬ顔で広瀬が言い放つ。じょ、冗談だと。


「わ、わ、わかっていたさ。悪いが、試させてもらった」

「そんな嘘はどうでもいいけど、その子いつから来れそうなの?」


ぬう。言い訳すらさせてもらえない。優位な立場になると本当にキツい。この女が、いつか誰かに弱いところを見せるなんてことがありえるのだろうか。想像もつかない。


「あさって。一日の土曜に朝からって約束した。先にこないだの能力テストのデータとか分析してから来たいって」

「へえ。きっちり準備するタイプなんだね」

「みたいだな」

「それにしてもさ」


広瀬の口調が少し変わった。俺は思わず彼女の横顔を見る。


「データ分析は男の方が向いてると思うんだけど、何でわざわざ女の子に声かけたの?」


横顔が、何となく固い。怒っているのだろうか。別に広瀬をないがしろにしたわけじゃないんだけど、女特有のプライドを刺激したのかもしれない。面倒くさいけど、ここは答え方を間違えちゃいけないところだ。


「これは俺の経験談なんだけど、男は裏方になると、やっぱり表舞台に立ってる方に嫉妬するんだよ」


広瀬がやっとこちらを向いた。俺は続ける。


「俺と直登が小学生の時、町のクラブチームにいたんだけど、そこにサッカー大好きなのにすごくヘタなやつがいてさ。ただヘタってだけじゃなくて、本当に何やってもダメで。でも、サッカーは本当に好きなやつで」


名前はもう忘れた。小柄で、いつもみんなにからかわれているヤツだった。気の毒とは思ったが、当時の俺は今よりさらに思いやりの無いヤツで、かばうなんてことは思いもしなかった。直登とばっかりつるんでて、関心すら持たなかった。


「それで?」


広瀬が先をうながす。


「試合にはほとんど出られずに裏方の仕事ばっかりやらされてて、それでもニコニコして文句も言わなかったんだ。一回も。で、その年の暮れにクラブチームの大会があったんだけど、大会途中の日程でそいつが引っ越すことが決まって」

「試合に出してあげたとか?」

「いや」


俺は首を振った。


「監督は小学生相手でも実力主義の人で、一切妥協しない人だった。そいつの出番は一切無くて、一回戦は勝ち抜いた」

「その子はもう引っ越してたの?」

「二回戦のちょっと前かな。あいさつもなしに急に来なくなった。それで」


俺は記憶の引き出しの底の方から、あの光景を引っ張り出す。


「二回戦の前日、練習グラウンドに行ったら、ボールに全て穴が開けられてた。ビブスもズタズタに切り裂かれて、全ての備品が破壊されてたんだ」


広瀬が眉をひそめる。


「その子が犯人て決まったわけじゃないんでしょう?」

「いつも練習してるグラウンドに、『ずっときらいだった』って赤いスプレーで大きく書いてあったんだ。署名入りで」


思い出した。辻君だ。カタカナでツジって。


「うーん。それってその子だけの珍しいケースじゃないの。もしかしたら、藤谷の知らないところでいじめられてたかもしれないし」

「確かにな。でもそれ以来、どの競技見ても男の裏方がいると考えちゃうんだ。何か溜めてるんじゃないかって」

「それで女子マネージャーにこだわって、私を誘ったんだ」

「う、うん」


それもある。でも大部分は、マネージャーが美人だと男はいいところ見せようとがんばる、という不純な動機だ。


「何か歯切れ悪い」


広瀬が怪しむ目つきになる。


「ほ、ほら。先生来たぞ。五限目の準備しないと」


俺は慌てて言って、隣を見るのをやめた。きっと目が怖いから。








午後の練習の開始前、新しい顧問の毛利先生が練習場にやってきた。なぜか隣に保健室の江波先生もいる。


以前広瀬にも言ったが、若いころのジョージ・クルーニーに似ていて背も高く、黙っていれば雰囲気のある人だ。年は二十六で、大学を出てからに年間非常勤講師をして、三年目に採用。その初日に例の事件。そして今日ほぼ一年ぶりに職場復帰ということだった。


毛利先生はさっきから、爪のゴミを取ったり、爪のささくれを取ったりして、一度も顔を上げていない。江波先生はそんな毛利先生を冷ややかに見ている。


俺は江波先生に頭を下げた。側にいた広瀬も続く。


「昨日はどうも。保健室占領しちゃって」

「全くね。おかげでベッドが砂だらけになっちゃって、大変だったんだよ」


文句を言いながら、江波先生は両の親指を俺の目の下に置き、グイッと下に引っ張った。


「な、何ですか」


条件反射で舌をベーと出す。


「べーはいらない。血色は悪くないみたいね。これからはちゃんと寝て、栄養も取らなきゃダメだよ」

「ええ、睡眠不足は新しいスタッフを入れて対応する予定で、栄養もメドがつきました」

「そ。それなら良かった。マネージャーさんも、部員の体調の変化はちゃんと見ておくこと。うちの学校にチームドクターなんていないんだから」

「はい」


珍しく殊勝だ。責任を感じているのかもしれない。別にいいのに。

江波先生はまだ爪をいじっている毛利先生を見て、


「藤谷君さ、こないだ校長怒らせたでしょ」


と目を細めた。


「は、え、その。確かに、ちょっとあったかも」


斎藤の淫行をもみけそうとしていることを逆手に取り、全校集会での暴動を見逃せと脅したのだ。怒っても無理はない。


「こいつを顧問に押し付けたの、その仕返しって噂だよ」

「げ。そうなんですか。見栄っ張りなだけじゃなくて、陰険なんですね、あのヅラ」

「君も反省しない子だね。その意見には同意するけど」


江波先生は深いため息をついた。


「私も、復帰してしばらくはあいつのケアしてくれって頼まれてるの。私は養護教諭で、産業カウンセラーの資格なんて無いのに。無料で本来の業務以外やれって、ひどいと思わない?」


俺に愚痴られても困る、と思っていると、「じゃあ、がんばってね」と言い、俺の頭をなでて江波先生は帰って行った。

毛利先生のケアはしなくていいのか。それとも、昨日倒れた俺の様子を見に来てくれたのかな。それよりも、頭なでなで気持ちよかった。


「何ニヤけてんの?」


広瀬が、冷ややかな目を向ける。


「ニヤけてなんかいないさ」

「そ。あれが幻の新任こと毛利先生?」

「そうだ。まだ爪いじってるな」


俺は先生に声をかけた。


「先生、あいさつか何かしてください」


びくっ、と体をすくませ、毛利先生は集まっている部員たちに向き直った。まさに恐る恐るといった感じだ。


「ぼ、僕は、毛利純といいます」


蚊の鳴くような声、とはこのことか。菊地の「聞こえねーよ」の野次が容赦なく飛んでくる。


「菊地、あんまいじめるな」


菊地は不満気な顔をしつつも、とりあえず黙ってくれた。菊地め、お前がそんなだから、俺は立場上とりなす側に行かざるをえないじゃないか。かばうのって、恥ずかしいのに。


「み、みなさんと楽しくサッカーができればと思います」


ペコリと頭を下げ、再び爪をいじりだした。俺は医療のことなんて詳しくないけど、職場復帰は明らかに早すぎたんじゃないかと思う。

部員たちもざわつき始めた。まずい。

俺は小声で広瀬に言った。


「広瀬、とりあえず先生の面倒見といてくれよ」

「えー」


露骨に顔をしかめる。


「何で生徒が先生の面倒見なきゃいけないの?普通逆でしょ」

「別に世話を焼けとは言わないから、余計なことしないようにちょくちょく見張っておいてくれよ」


何とかなだめすかしてご機嫌を取ると、しぶしぶ承諾してくれた。何だか昼からずっと機嫌が悪い気がする。男の嫉妬はやっかいだけど、女のプライドも面倒くさい。何か疲れてきた。




とりあえず、この見掛け倒しの先生をどうしようか。うちに穀潰しを置いておく余裕は無い。名目上監督ということになる以上、ずっと下を向いて爪を綺麗にされてても困る。何か使いみちはないか。

そういえば。


「毛利先生。元演劇部なんですよね?」

「そ、そうだけど」


顔全体が「不安」と言っている。俺、そんなに怖い顔してるかな。


「一度、そこのベンチに足組んで座って、アゴさすりながら遠くを見て下さい」


特に理由を聞くでもなく、先生は素直に従ってくれた。

良かった。とりあえず、肩書や年齢にこだわるタイプじゃなさそうだ。


先生はベンチに座り、長い脚を組んでアゴに手をやった。視線は遠く。

部員たちが、今度は違う意味でざわつき始めた。


「先生、何か、デキる監督っぽく見えますよ!」

「ゲームの展開読んでる感じする!」

「タクティクス!」


俺は人知れずほくそ笑んだ。



ククク、これは使える。



あとちょっと無精髭でも生やせばなおよし。目がおどおどしてたらサングラスで誤魔化せばいい。何も知らない相手チームにハッタリがかませる。


「先生、とりあえず普段から、そのポーズ練習してて下さい。名監督の役です。重要な役柄です」


重要な役柄、と聞いて先生の顔が初めて明るくなった。


「ありがとう、藤谷君!僕がんばるよ!」


言うと、ベンチであれこれとポーズを取り始めた。かなり不審な光景だが、ポーズのバリエーションが増えるのはいいことだし、しばらくやらせとこう。


「いいの?あれで」


広瀬は釈然としない顔だ。真面目なヤツめ。


「いいんじゃないか。本人喜んでるし。練習始めよ」


精神論しか言えなかった出雲の次は、メンタル最弱の見掛け倒し先生。本当にうちのサッカー部は期待されてない。それどころか嫌われつつある。


主に俺のせいで。








今日は練習を三十分ほど早めに切り上げた。毛利先生はカウンセリングの予約があるとかで帰ってしまった。完全なる昼あんどんだ。


早めに終えた理由は、部室で毎月恒例の菊地バザールが行われるからで。


「何、バザールって」


当然ながら、広瀬が聞いてきた。部員の着替えが終わったら、広瀬も堂々と部室に入ってきてパイプ椅子に腰掛けている。男子だらけの部室に入ることには、最初から何のちゅうちょも無かった。そのうち部員が着替え中でも気にせず入ってくるかもしれない。


「菊地は毎月、色んなサッカー雑誌買ってるから、結構たまっちゃうらしくてさ。毎月古い号を何冊か持ってきて、好きな選手のインタビューが載ってる号をもらったり、そのページだけ切り取ったりするイベントだ」

「ふーん。ずいぶんマニアックなイベント」

「そうかな」


マニアックに見えるか。切り抜きを集めるっていうのは確かにそうかもしれない。


みんながパラパラと雑誌をめくってワイワイやっているので、俺も何げなく積んであった雑誌を手に取る。


「藤谷。それ、押し入れの奥から出てきた古いヤツだぞ」


菊地が言った。


「古いって、どれくらい?」

「四、五年前だ。背表紙に書いてある」


見ると、確かに五年前だ。そういえばカラーページの海外選手たちの顔も若い。すでに引退している選手もいる。


「おっ」

俺はパラパラとめくりながら、ある一ページに目を止めた。モノクロページで、未来のなでしこたち、という特集ページだ。


一人、とてつもなく可愛い女の子が恥ずかしそうな笑顔で写真に映っている。


強豪クラブチームの女の子で、当時十一歳。小五か。小学生の割には整った大人っぽい顔立ちで、今この子は十六歳だからたいそう美少女に育っていることだろう。何となく誰かに似ている気もするけど、誰だろう。芸能人かな。


本文を読む。


『最優秀選手に選ばれたフィオーレ本河津のFW広瀬夏希さん(写真)は、そのスピードとテクニックもさることながら、愛らしいルックスでスマイル・プリンセスの異名を持ち、未来のスター候補の呼び声も高い。』


……何だと?


「どうした、藤谷。何か欲しいのあったのか?」


ページを見つめて固まった俺に、菊地が声をかける。俺は返事もできなかった。


何なんだ、これは。


「広瀬」


俺は立ち上がり、退屈そうに雑誌をめくっているマネージャーにさきほどのページを見せる。


「何、怖い顔して」

「何だよ、これ」


広瀬は何気なく雑誌に目を移すと、サッと顔色を変えた。立ち上がって雑誌を引ったくり、そのまま硬直する。


「どうしたよ、マネージャー」


軽部がひょいと広瀬の後ろに回り、雑誌を覗き込んだ。


「これおめーじゃねーか。何だ、サッカーやってたのかよ」


部員たちがわらわらと広瀬の周りに集まり、雑誌を取り上げる。


「ちょっ……やめて!返して!」

「返してって、これは俺のだ」


抗議して、手を伸ばす広瀬に菊地が言い返し、雑誌をみんなで取り囲んだ。


「うわ、めっちゃ可愛い!」

「すげー、MVPだ」

「スマイルプリンセス!スマプリ!」


広瀬は青い顔をして立ち尽くしていた。目が泳いで、動揺している。キャプテンとして、みんなを止めなきゃいけない。もうやめろって。調子に乗るなって。

でも俺は、自分の中に沸き上がる黒くてドロドロしたものを押さえるのに精一杯で、ただぼんやりと、わいわい騒ぐ部員たちを眺めることしかできなかった。







帰り際、俺は直登に部室のカギを渡した。


「戸締まり頼む。用事があるんだ」


直登はじっと俺の目を見て、


「わかった。未散、早まるなよ」


と言った。俺は何も答えず、一番に部室を出る。

広瀬はさっきまで、まだ体操服だった。今すぐに帰れば顔を合わせずに済む。

明日になれば、冷静になれる。

でも今日は、今日だけは。


初めて広瀬の顔を、見たくないと思った。


足早に校門を出る。


「藤谷」


広瀬が、制服姿で立っている。

何で。


「もう……着替えたのか。早いな」


顔も見ずに言い、通り過ぎようとする。


「待って!」


大きな声に、思わず立ち止まる。

何で、今日の今日なんだ。


「聞いて。別に、だましてたわけじゃない。わざと黙ってたわけでもない。言うタイミングがなくて」

「そうだな。気にしてないよ」

「うそ。怒ってる」

「怒ってないって」

「じゃあ何で、避けて帰ろうとしたの」


今日だけ乗り切れば、明日は普通に戻れる。広瀬にも事情があったんだ、とか考えられる。

だから、今日だけはもう顔を見たくなかったのに。

何で今日なんだ。


「俺が怒ってるように見えたんなら、それは」


のどまで言葉が出かかった。でもこれは、とてもじゃないが言えない。


「それは、何」


俺は足元を見つめている。広瀬の顔を見ることができない。


「それは、その、もし俺に教えてくれてれば、あんな風にみんなにからかわれる前に止められた、っていうか」


嘘だ。俺は、本当は。


「……何、それ」


広瀬の口調も変わった。低く、抑えた声に。


「何様のつもり?俺が守ってやれたって?ちょっとしゃべって友達みたいになったくらいで、もう俺の女扱い?バカみたい」

「な……」


何で、そこまで。


「これだから、モテない男は困る。すぐ勘違いして」


吐き捨てるように、広瀬は言った。


マネージャーに誘った校舎裏から、うちのロフトで無邪気に笑うところまで、グルグルと記憶が回る。

何でそこまで言われなきゃ。


あの時ドキドキしたことも、もしかしたらって期待したことも、その可愛さに見とれたことも全部、俺の勘違いだって、言いたいのか。


「何で、そこまで言われなきゃいけないんだ!」


自分にこんな大きな声が出せるんだ、と冷静な自意識を持ちながら、俺は怒鳴った。広瀬の顔はわからない。ただ体がビクッと反射したことは分かる。


「悪かったな!モテない男の勘違いで!俺の女扱いしてお節介やいて、気持ち悪かっただろうな!もうしねえよ!もうお前のことなんて、一秒も考えない!これで満足かっ!」


顔を上げて、広瀬を見る。自分の右手で左腕を抱きかかえるように立っている広瀬夏希は、凍りついたような顔で、俺を見つめていた。

その顔を見て、俺は走りだす。学校前の一本道。俺が曲がる角は遥か彼方に見える。走りながら思った。



この一本道は、こんなに長かったのか。



早く広瀬の視界から消えたい。早く眠って忘れたい。この世から消えてしまいたい。

昔の人は言った。積み上げるのは困難だが、壊れるのは一瞬だ。俺は先人の残してくれた教訓を、何も生かせなかったんだ。

でも、何で。

凍りついたような顔の彼女を思い出す。


どうして広瀬の目から、涙がこぼれたんだ。





つづく

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