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まだ見ぬその果てへ  作者: 光神 蓮
第一章~始まりのハジマリ~
1/6

少年の序章

初めまして、光神 蓮です。

こちらでは初小説ですのでよろしくお願いいたします。おかしな部分もあると思いますが暖かい目で見ていただけると幸いです。

30××年。とある世界の人類は選択を迫られた。

増え始めた化け物に怯え、震えながら終末を迎えるか。あるいは―――――。


人類は選択した。

世界が叫んだ。

戦え、と。


武器を持て、立ち上がれ。守るのだ。この世界を。自らの世界を!


そして約1000年の時が過ぎようとしていた。荒れていた土地に町ができ、化け物に対抗するための力を得て、人類は生活をしている。

化け物は【魔物】という呼び名に変わり、かれらの頂点には王が君臨した。


そんな世界で、ある運命を背負い、生きてきた少年がいる。これはその少年の運命の物語。













「外には魔物がいるから、気を付けて行ってきなさい」


少年の母の口癖だ。

しかし、少年は気にしない。少年は1年も学校に通っているが、そこまで強い魔物に会ったことがないからだ。少年が通っているのは、所謂育成学校だろう。

何を育成しているのかというと、もちろん、魔物と戦える人類のはずだ。


だが、今日は違った。少年が18歳になった日だった。


「…………え…?」


あれは、ミスリルスパイダーだ。

蜘蛛の姿をした魔物。それが少年の目の前に立ちふさがっている。おかしい、ミスリルスパイダーは本来、洞窟内のダンジョンにしか生息しないはずだ。

このままでは、少年は死んでしまうだろう。


仮に、少年が蟻を潰せるとしよう。いや、蟻しか潰せないとしよう。ミスリルスパイダーは、少年にとってハイエナだ。


あ、


「――――――あ」


ミスリルスパイダーが大きな爪を降り下ろす。

少年の首を刈り取るために。


少年、


「大丈夫か?」









読んでいただきありがとうございます。

これからもよろしくお願いいたします。


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