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MP1の転生者  作者: 赤い人
第3章-MP1の新人冒険者-
47/64

この上がりかたは?

う~んスランプです。

一時期6話ほどあったストックが・・・。

3章-MP1の新人冒険者 其の9-



俺たちは村人Bさんの案内通りに進んで宿屋を見つけた。

どうやら一階は飯屋になっているようで、冒険者らしき人らでにぎわっていた。


「すいません。3人1部屋で10日ほど泊まりたいんですが」

「いらっしゃい! 若いけど冒険者だね! 食事は抜きでMP1000でどうだい?」


1部屋なのはスズの要望、10日なのはすぐに別の場所に行くにしてもこれくらいの間で冒険者としての知識と情報を得ようと思ったからだ。

MP1000は3人で1泊1万円くらいだからぼちぼちの安宿ってことだろうか。


「はいよろしくお願いします」


俺はいつものように握手をしてMPを支払った。

なおMPの支払いは俺がまとめてしているが、ドロップアイテムを売って分配するときにその分差し引くことになっている。

MPのやり取りは直接することはできないが、パーティ内では所持品を共有できるのでチャージリングで仲介すれば大丈夫だ。


俺たちは案内された部屋に到着した。

ベットがある以外は何もない、普通よりランクが下くらいのところだ。


「ベットだにゃー」

「あ!ダメでしょスズ!」


スズはベットを見るや否や飛び込み、カオリが諌める。

スズってほんと何歳なんだ?


「うにゃー ごろごろ」

「もう、ここは孤児院じゃないんだからドタバタしてはいけませんよ」

「にゃ~」


うーん眠いけど2人に指示出しておくか。


「ところでもう12時半回っているし、2人は下でご飯を食べてきたら? 俺はここで仮眠するから」

「え~と」

「おなかへったにゃ~」

「ほらやっぱりおなかすいているでしょ。行っといで! なんなら食べ終わったら2人で店でも回ってみたら? 俺は起きたら探しに行くから、後でここの冒険者ギルドに行こう」

「そうですね。わかりました。それじゃあスズ行きましょうか」

「うん! ごはん! ごはん!」


そうして2人は部屋から出て行った。

カオリは去り際俺にお辞儀してくれたが、スズは真っすぐ行ってしまった。

スズの中では食べ物>俺の位置関係のようだ。

まあ会ったばっかだし気にしない。


「ふあ~寝るか」


俺は徹夜&初めての魔物戦で疲れた身体を休めるためにベットに入っていった。



-14:13-



「うお!」



俺は急な圧迫感に思わずびっくりして起きてしまった。


「な、なんだ金縛りか?」


俺は慌てて自分の身体の不具合を確かめる。

動かせるので金縛りではない。

ただ寝る前と比べて身体が重く、新しく習得したいくつものスキルが使用できなさそう。

・・・結界が急に強化されたんだろうか?

いや、あれの効果が切れたのか。


侵入拒絶結界を通るためだけに使ったから忘れていたが「ゴーイングマイフェイ」は結界の効果を緩和する・・・ちょうど時間切れだったのだろう。

時間を調べてみると約100分経っていた。


「スキル確認」


・「ゴーイングマイウェイ/結界侵入(使用回数0/1)」消費MP1

・「中級結界侵入(熟練度11)」日消費MP1


「ゴーイングマイウェイ」の使用回数は増えていないので連続使用は出来ないようだ。

「結界侵入」も熟練度が上がっている――いつも思うのだが熟練度やレベルはこうも簡単に上がるものだろうか。

「初心者」の時の経験から上げられる上限はあるようだが大半のスキルは一度アクティブスキルを使ったりするだけですぐ上がる。

レベルの方もスライムとかを10匹始末したところでレベル9になった――あの後50匹程度倒しているので今はもうこれ以上上がらないのだろう。

ちなみに4匹仕留めたスズもレベルは7になっているそうだが若干俺の方が上がり方は早いようだ。

・・・そういえばカオリとスズとはまだステータスの確認の途中のままだったので、その時にスキルの上がり方とかも聞いてみるか。


「ん~ん!」


考え事をしたらすっかり目が覚めてしまった。

さて俺もそこらへんで飯をくって2人と合流するか。



このまま進めるべきか、改訂すべきか・・・

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