閑話-設定集(限定職業、隠し職業)-
出すと言っていたのに忘れていたので出しておきます。
フライング設定集-限定職業と隠し職業-
限定職業
特定の条件下で習得が可能な職業。代表的なのが「初心者」、「難民」、「浮浪者」、「孤児」、「捕虜」などである。これらは本人の意思とは関係なく、周囲の環境によって強制的に職業にあった行動がとれなくなるときなど習得可能になる。これは強制職ではないのだが行動制限によって基本的に全員が習得する。第4職目でも習得可能でギルドカードにも表示される。また環境が変わればはく奪されるため、期間限定の限定職業という。ただし習得したポテンシャルスキルなどは新たに職を得ることで引き継がせることもできる。
隠し職業
特定の条件下で習得可であり、基本的に他人に知らせることができない職業。文字通りのレアな職業もあるが代表的なのは犯罪職である。レア職は特定行動をし、クエスト達成することで習得するが犯罪職は意図的に和を乱す行為をするだけで習得できる。
隠し職業は基本的に一般的な職業や限定職業とは別枠であり、
・一般枠⇒職業1:剣聖、職業2:攻撃魔導士、職業3:冒険者
・特殊枠⇒隠し職業1:転生者、隠し職業2:大量虐殺者
などのようになっている。
隠し職はいくつでも習得可能であり、職が変化することはあっても職が自然に消えることはない。ただし他の職業同様クエストを経ることで職を辞すことはできる。隠し職業が天職に選ばれた場合職1の枠におさまるが基本的に他の人は認識できないため、天職なしと誤解される。ただ隠し職業を天職に持つものは――大半は大罪人になるが、レア職の場合は――世界を大きく動かす人物になることが多い。
※主人公は違います。
[補足]
レア職
世界を動かす可能性をもつ行動をする職業。相当レアな職業で習得条件は厳しすぎて基本的に誰も意図的に習得できないので、天職で初めから習得している場合がほとんど。「勇者」、「転生者」、「救世主」などがある。レア職は本人が確認することはできるが日消費MPや消費MPが高すぎるため、その能力を使いこなすのは非常に難しい。そのため天職補正のあるヒューマンくらいしか活躍できない。周りに職を持っていることを知らせるためには知名度とその職で成した行動を広く認知されなければならないため、自分からは伝えられず周りから噂が立つのを待たなくてはならない。ただし「転生者」の行動を周りに認知させることは不可能に近いので、パーティ以外にはバレることはあり得ない。
犯罪職
和を乱す行動をする職業。ここでいう和を乱すはその人物が所属する種族にとってという注釈がある。意図的に同種族に先制で行動するときに自動的に本人にも知らずに習得する。
そのため抜け道として
・正当防衛なら殺しても犯罪職は習得しない。
・他種族なら何をしても犯罪職は習得しない(魔物を殺しても得るのは変だと思ったのでこうしました)。
※主人公は正確にはヒューマンではないので(隠し人種、転生者)転生者にちょっかいを出さない限り、犯罪職は習得できません。
犯罪職を持っていることを表示させるには
・名前を正確にしられる
・顔を認識される
・その職で成した行動をしられるもしくは自覚する
これらによって特殊職枠から一般職枠に移動し(第4職目でも可)、ギルドカードを通して他者にも知られることになる。しかし初級の犯罪職は別で他者だけでなく本人も犯罪職を持っていることを認識することはできない。
初級の犯罪職には「チンピラ」、「万引き(アイテムを盗むことはできない)」、「ほら吹き」などがあり、一度でも行動することで習得する。習得するとその行動がスムーズにできるようになり、罪悪感も減る。熟練度が上がると何時の間にか下級職を得る。
犯罪職は一般職枠に移動し、自覚することでスターテスに表示され、凶悪なアクティブスキルを習得できるようになる。レア職と違って日消費MPはすべて0でさらにアクティブスキルの消費MPは極少でいいとかなり優遇されている。
理由は神がランダム要素を入れようとした結果であり、リュウの法改変以前からある数少ない自由である。なお本編では面白そうだから、人が死ぬようにするためとなっているが同じ意味である。
[隠し人族 転生者]
転生者並びに転生者とヒューマンの子ども限定の種族。基本的に見た目の種族といっしょだが体内MPの値が特別な条件で決まるという特性がある。純粋な転生者は死ぬ前2ヵ月の行動点×1万で、MP1億くらいが平均(主人公のせいでかなり下がったが)。転生者の子どもは親のMP値が遺伝する形できまる。
※ヒューマンは天職による個別適性値が与えられるため、親の適性値はリセットされ遺伝しません。他種族は遺伝します。とはいえ天職候補は遺伝するため適性値もほとんど遺伝に近い形になります。
なお転生者はヒューマンに近い転生者、エルフに近い転生者などもいます。ヒューマンの転生者の子どもの場合はMP値のみ遺伝し他の適性値は天職で決定されます。