オリジナルスキル想作
まだスキル確認中です・・・明日には出発です!
ついに5万アクセス突破!
ありがとうございます。
2章-MP1の駆けだし冒険者 其の11-
ついでに他のスキル詳細はこうだ。
(「スキル情報開示」)
「パーティ化/冒険者パーティ」
消費MP:1
使用回数:4/6
代償行為:あり
詠唱:あり
備考:クエストスキル。自動スキルアップ機能付き。対象者を冒険者パーティに加えることができる。所持品や冒険者としての行動、結界侵入の効果を共有するだけでなく、熟練度が上がるにつれ術者の他の行動や高位の攻略情報も共有できるようになる。使用回数はパーティを解散する度に回復する。
「ゴーイングマイウェイ/結界侵入」
消費MP:1
使用回数:1/1
代償行為:あり
詠唱:あり
備考:クエストスキル。自動スキルアップ機能付き。術者並びにパーティに効果がある。侵入拒絶領域の制限レベルを下げる。また結界やテリトリー内での能力減衰を緩和する。これらや効果時間は結界侵入の熟練度とともに上昇する。
「マップオープン/オートマップ」
消費MP:1
使用回数:0/0
代償行為:なし
詠唱:あり
備考:クエストスキル。自動スキルアップ機能付き。術者並びにパーティのみが見ることができる地図を出現させる。地図は自分が行ったことのある範囲しか表示されない。熟練度が上がるにつれ、自分から離れた位置の情報や詳細な地図を表示することができる。
ふむ、どうやらクエストスキルはすべて自動スキルアップがついているようだ。
手動で上げる必要がないなら手間が省けるな。
「パーティ化」で重要なのは行動と攻略情報の共有化だろう。
カオリの「槍弓士」や「見習い料理人」では本来旅をする行動は含まれていないが、俺の「冒険者」の行動を共有することで旅をすることができるようになる。
また他の例えば「剣聖」の行動を共有させていけば「剣使い」くらいの職業を獲得させたりもできるだろう。
それに攻略情報を共有できれば俺が神話級攻略情報を得てすぐにランクアップしたように、簡単にカオリとスズの言語読解の等級を上げられるだろう・・・話しているのに通じないのは嫌だしね。
使用回数はあと4人までか・・・新たに仲間を入れるとしてもちょっとは考えた方がよさそうだな。
「ゴーイングマイウェイ」はすごいネーミングだと思うが、結界の阻害?の効果があるようだ。
結界とテリトリーについて詳しく知らないのであとでカオリとスズに聞いてみることにしよう。
「マップオープン」は行ったことのあるところならかなり詳細な地図を出すことができる。
イメージとしては「グーグ○マップ」の航空写真だ。
他にも何パターンか変えられるようだが熟練度が上がればより詳細な拡大図などが得られるのだろう。
まあ今はオオサカしか表示していないので旅をするには地図を購入する必要がある。
マッピングいらずなので有効活用しよう。
クエストで得たスキルの紹介はこれくらいでいいだろう。
俺が新たに得た「オリジナルスキル想作」について説明したいと思う。
「オリジナルスキル想作」の考察
・今まで明確なイメージを持ち、MP1でも発動できる物だけ習得できたが、代償行為と詠唱を合わせてイメージすることでより強力なスキルを習得できるようになった。
・代償行為や詠唱はスキルのイメージを補助するように設定しなくてはならない――例えば院長さんの「寄付受付」の代償行為は、相手の手を両手で握って頭を下げることだ。これによって感謝や施しを受けることのイメージを強化できる。
・イメージに合わない代償行為や詠唱では大きな効果は得られないが――「クリエイトゴットボックス」の時はクエストスキルで例外だったのだろう・・・神3?め~――詠唱は長くすればイメージが固まっていくので下手な詠唱でもフォローできる。強力なスキルを得るには長い詠唱が必要になってくるだろう。
・「オリジナルスキル想作」の効果はイメージしたスキルを発動するにはどんな感じの代償行為や詠唱が必要になるかが漠然とわかるようになるというものだ――例えば口からレーザーを出すスキルをイメージしたが熟練度とMP不足で習得できない、そのイメージを助ける詠唱は≪薙ぎ払え! どうした それでも世界で最も邪悪な一族の末裔か!≫みたいな感じの詠唱が浮かんだりする・・・。
こんな感じだ。
俺は正直外保有MPは余っているので、早速今まで使ってきたスキルの詠唱ありバージョンやいくつかの新しいスキルを習得した。
同じスキルでも詠唱の有無で性能は違う。
例えば「トリプルスラッシュ」で説明すると
無詠唱:(「トリプルスラッシュ」)・・・通常の1.5倍の振りでの3連撃
最短詠唱:「トリプルスラッシュ」・・・通常の1.7倍の振りでの3連撃
詠唱:≪切り裂け 3つの刃≫「トリプルスラッシュ」・・・通常の1.8倍の振りでの3連撃
※院長さんに木剣を借りて庭で振ってます。
ただ詠唱をしても変わらないものもあった。
俺が初めの方に習得した「スラッシュ」は今ではスキルを使った方が遅くなってしまった。
スキルを習得した時のイメージより素の状態の実力が上がってしまったからだ。
こうなった場合このスキルをまた使えるようにするには「スキルアップ」をすればいい。
「スキルアップ」はイメージの再設定でスキルの性能を上げることができる。
熟練度が上がればより強いスキルを得られるので、欲を言えば熟練度が1上がるごとに「スキルアップ」すべきなのだろうがスキルが多くて正直めんどうなのでクエストスキルの自動スキルアップは便利だ。
まあ神官職(「転生者」)のないほかのやつらはいつでも「スキルアップ」できるわけじゃないのでぜいたくな悩みだろうが。
だがそのスキルアップにも限度がある。
1つのスキルにはその上限があるようで俺の「スラッシュ」もこれ以上性能が上がらなくなったということだ。
他にもいくつか上限が来たり、詠唱であまり変わらないの(上の「トリプルスラッシュも」)は限界が近いという証拠のようだ。
というわけで俺が今後「スラッシュ」を使う機会はもうないだろう――さようなら「スラッシュ」くん! 君のことは忘れないよ!
こうしてスキルを作ったりしながら夜が更けていった。
というわけでショウは同じ名前のスキルを複数持つことになりました。
今後は詠唱が長かったり決めポーズとかがあれば強いスキルと思ってください。
裏設定
アクティブスキルにも等級があり上限が決まっています。
無詠唱の基本消費MPは初級が1、下級が1~100、中級が100~10000・・・
のようにある程度決まっています。
ただし熟練度が上がれば消費MPは抑えられるし(ただし威力は下がるので威力を上げるには同MP量以上にしなければいけない)その属するポテンシャルの等級が上がれば劇的に抑えることができます。
具体的には中級のポテンシャルスキルを得れば下級スキルはほとんど無詠唱でMP1で使えるようになっていく。(下級の上位のスキルは中級の上位になればMP1でOKただ威力等を上げていくには詠唱が必要)
クエストスキルは通常より低いMPで強力な使用になっていてさらに上限がないので使い続けることができます。
なお「スラッシュ」は初め習得したときでは1.5倍の振りでしたが「木枝剣戦闘」の熟練度(この場合は経験値)が上がって実際使うときには1.2倍になっていました。
訂正情報
購入必要⇒購入する必要